ブンデスリーガ ドイツの反応 Ich liebe Fussball!!

ブンデスリーガの情報をドイツのメディアを中心に翻訳!

《ドイツの反応》 ドルトムント危機? ドイツのメディアの報道を写真で振り返る


昨日、ドイツの新聞をいくらか買ってみましたので、ドルトムントの様子や、その他のブンデスリーガの様子が各紙でどのように報道されたのか、写真を中心に振り返ってみたいと思います。


20141021052530b57.jpg

買ってきたのはこの5つ。
左が今週号のキッカー(2.60ユーロ)、中央下がビルト(60セント)中央上が、主にディナモ・ドレスデンの活躍を中心に扱う地元ドレスデンのスポーツ新聞、モルゲンポスト(60セント)、そして右上が全国紙のディー・ヴェルト(2.20ユーロ)、右下が同じく全国紙のフランクフルター・アルゲマイネ(2.30ユーロ)になります。

ビルトとモルゲンポストは見た目もタブロイド紙でヴェルトとフランクフルター・アルゲマイネは普通の新聞といった表紙になっています。ここドレスデンで最も多く読まれている、ザクセン新聞という新聞の値段が一部1.20ユーロですから、このヴェルトとフランクフルター・アルゲマイネは高級紙と言っても良いかもしれませんね。

まだサッカーのニュースが新聞の一面を飾るほどではありません。




まずは日本ではなぜかサッカー2大紙扱いされている、タブロイド紙ビルトのサッカー面を見てみましょう。

201410211616559ba.jpg

タイトルは“ドルトムントがクロップと首の周りでプレーする”となっており、ほぼ紙面の一面を占めています。この首というのを訳すのは難しいのですが、命や首と訳すことも出来、危機に瀕しているというニュアンスのタイトルになっています。

内容は、トレーナーが魔法を失ってしまったこと、ロイスをチームに引き留めるのが難しいこと、そして香川選手が6試合で1ゴールしか挙げていな事などに触れていました。また移籍に関してゲッツェがロイスにバイエルン移籍を進めるコメントしたなど、スキャンダルな内容に終始しています。

紙面の下では同じように苦戦しているブレーメンの記事。本来ブレーメンの方が深刻な状況ですが、やっぱり話題性でドルトムントになっています。紙面は片面でA2の大きさです。

内容は別の機会に翻訳して取り上げたいと思います。

2014102119062634c.jpg

ついでにその裏面は、ドイツのスターマリオ・ゲッツェの話題。ブレーメン戦で2得点をあげ、得点王争いで現在トップに立ちましたが、話題はもっぱら、かれの友人でドイツの俳優が彼を映画に誘ったというもの。どうも半裸を期待しているようで、ゲッツェの半裸の写真が取り上げられました。




201410211626040a8.jpg

続いて、ドレスデンのモルゲンポストはブンデスリーガの様子を見開き2ページで取り上げましたが、そのほとんどの部分がドルトムントについて。

8試合で7ポイント “危機と呼んで良い”

内容に関してはこのブログでも紹介しました、ツォルクの発言を引用したものが中心となっていました。見開きページの左上ではまだ勝ち星のないブレーメンに関する記事が載っています。

ちなみにこの新聞では4ページに渡ってディナモ・ドレスデンの記事を扱っています。ディナモ・ドレスデンは今シーズン3部に降格しましたが、東ドイツ時代は常にチャンピオンだったせいもあり、根強いファンがいます。もとドルトムントで現在バイエルンのボスを努めるマティアス・ザマーはドレスデン出身で、ここディナモ・ドレスデンでプレーしていました。


スポンサーリンク


次は高級紙フランクフルター・アルゲマイネの報道です。新聞の立場としては、リベラルと保守の中立の立場を打ち立てています。

20141021191732e13.jpg


紙面では4ページに渡ってブンデスリーガの話題が取り上げられていましたが、まず最初に取り上げられていたのが上のブレーメンの写真です。数年前までチャンピオンズリーグの常連でだったチームが、たった数年でここ迄低迷してしまうのはやはり話題性はありますね。紙面は片面がA2サイズ、見開きでA1サイズです。

20141021162605c9e.jpg

次のページではまずは片面にバイエルンで自身初の1試合2得点を決めたフィリップ・ラームが取り上げられています。

201410211626067ac.jpg

そして同じもの少し拡大しましたが、3ページ目の上のほうでようやくドルトムントの事が取り上げられました。

こういうサッカーは意味が無い
失敗、またしても失敗、ドルトムントのプレーはクロップを絶望させる。1:2で敗戦したケルン戦の後でドルトムントは本当に厳しい試練に立たされた。

となっております。




続いて同じく全国紙のヴェルトのサッカー面です。ヴェルトは保守系です。

20141021194225e98.jpg



スポーツ面は全部で4面ありますが、その最初にドルトムントが取り上げられました。紙面は見開きでA1サイズです。

タイトルはドルトムントの救いようのないつまづきとなっており、
その後はギュンドガン、ロイス、ミキタリアンが再び、しかしBVBの試合はミスが多い。となっています。

2014102119462676c.jpg

その部分を拡大しましたが、香川選手が躓いている写真を使っており、見方によっては見出しの躓きの原因が香川選手にあると、暗に示しているようにも見られます。

20141021195128ef6.jpg

ただし、このヴェルトの採点では香川選手もキッカー同様チーム最高点にあげられています。




最後に専門誌キッカーです。



20141021161630c91.jpg

まず表紙では、今のところ素晴らしい活躍を見せているシャビアロンゾの顔、そしてその左上に少しだけ、クロップの姿写真が載っています。ドルトムントに警報!という見出しがついています。

20141021194403dac.jpg

続いて、ブレーメンと同様に、ショックというタイトルで、ドルトムントを取り上げています。

201410211948562be.jpg

また、本田選手がイタリアで2得点あげた様子が小さく取り上げられました。




以上になります。正直な感想ですが、管理人が心配していたほど、強烈な批判は今のところ出てきていません。特にクロップに関する批判はまだあまりありませんでした。ただ、他の活躍したチームや選手を押しやって取り上げるほどのインパクトはあったという見方ができるのではないかと思います。6-0で勝利したバイエルンや新監督の元で勝利したシャルケよりも大きく取り上げられていますので。

やはりビルトの内容が一番過激でしたので、あとで翻訳して紹介したいと思います。参考にしていただければと思います。

※写真の解像度は権利者に配慮して低めにしてあります。ご理解よろしくお願いします。

【おまけ 今日のドイツ】

201410211931472db.jpg

201410211931479f4.jpg

ドイツのSバーンの車内の写真。ドイツの近距離を結ぶ電車。車内は2階建てになっており、一階(下)は自転車を止めるスペース。上の写真は2階。以前も紹介しましたがドイツ鉄道は良く遅れます。近距離電車はそれほどでもありませんが、長距離を走る新幹線の乱れがひどいです。日本のように新幹線専用の路線があるわけではないので、一度乱れるととことん乱れます。この車両は新しいので清潔です。このブルーのライトは好みの分かれるところです。
[ 2014/10/21 20:04 ] メディアの反応まとめ | TB(-) | CM(15)
ネガティブ満載な感じですね。このどんよりした雲、早く消えてくれー!
ドルはやっぱり明るくないと。

私が昔々乗っていたベルリンのUバーンはとてもきれいとは言えなかったけど、現代のSバーンは宇宙船のようですね。かっこいいわ。
[ 2014/10/21 21:23 ] [ 編集 ]
複数の要となる選手の怪我、またバイエルンによる引き抜きによってチームの再構築が行われ、また現在は怪我人の復帰、移籍組の参入による再度のチームの再構築中。チームの再構築に再構築でクロップとしてはできるだけスムーズに、かつ支障の出ない形での移行を目指したものの、それでも怪我人が出続けているために上手く行かず。

やっぱりチームの主要メンバーの怪我と引き抜きが痛恨だったように思う。チームの再構築による変化が大きすぎて、選手も対応できていない感じ。また、試合の過密日程(ファンには嬉しいのだけど……)も選手の疲労や練習不足(連携が熟成しない)を引き起こしているように思える。

更にここに来て、バイエルンが案の定、ロイスに食指を伸ばしていることが明らかに……。orz
[ 2014/10/21 21:25 ] [ 編集 ]
本編よりおまけの方に心惹かれ始めている俺ガイル
[ 2014/10/21 21:27 ] [ 編集 ]
No title
ブルーのライトって確か窃盗とかの犯罪を減らす効果があるんじゃなかったっけ
[ 2014/10/21 21:33 ] [ 編集 ]
No title
>ゲッツェがロイスにバイエルン移籍を進める

ちょwマジだったらゲッツェ何してくれてんの?w
親友だかしらんが余計なこと言うなよ>_<
もしかしたら残留だって0.1%くらいはあるかもしれんだろ
[ 2014/10/21 21:51 ] [ 編集 ]
No title
攻撃面ではポストプレーの出来るCFがいないと、どうにもこうにも機能しないんじゃない。
4-4-2でやってみるのも手だと思うけど。

Sバーンかっこいい・・・
今日もおまけコーナーがあって嬉しい。
[ 2014/10/21 22:09 ] [ 編集 ]
No title
格下であるはずの対戦相手の方がドルトムントの攻撃を受け切ってから攻めている。相撲で言えば横綱相撲。今のドルトムントは立会いで突っ込む前頭十四枚目のような感じ。安定した結果が残せない。ゲーゲンプレスだの攻撃的だのと言っても、以前はもっと堅実なプレーをしてたと思うんだけどなぁ。
[ 2014/10/21 22:27 ] [ 編集 ]
No title
前節の2列目は3人ともサイドの奥裏に走ってない。
3人被ってるので、どちらかのサイドにオーバメヤンみたいなの入れたほうがいい。 前線でボール受けるのがポストではないインモ1人だと、ギュントアンのロングパスも生きない。もっとサイド奥を使うべきだと思う。
[ 2014/10/21 22:32 ] [ 編集 ]
No title
そういえば日本の引用元はキッカーとビルトってことが多いですね
大衆紙らしく過激な内容ということで、引用する側も記事が書きやすいのかな?

チャンピオンズで通用するクラブのドイツ人トレーナー、というくくりで見ると意外に少ないから、クロップへの国としての期待も大きそう
[ 2014/10/21 23:04 ] [ 編集 ]
No title
日本でビルドが有名なのは移籍報道が速いからでしょうねw
躓き写真が香川なのは、彼がドルトムントを象徴する選手として見なされているからなのでしょうね。
MUTDも負けると最も献身的にプレーしたルーニーが敗北の象徴として掲載されますし、そういうものです。
私が見た試合は勝てていないので、次はLiveで観ないようにしようかなw
[ 2014/10/22 00:59 ] [ 編集 ]
No title
管理人さん、いつもありがとう!
[ 2014/10/22 01:28 ] [ 編集 ]
No title
管理人さん翻訳感謝です!
ドルトムントはやはり全体的な連携不足が問題ですねー。
とりあえずは早く怪我人が全員戻ってきてもらいたいところです。

自転車を置ける電車は憧れますわ。
日本の電車もそうなってくれたらどれだけ便利か……
[ 2014/10/22 10:54 ] [ 編集 ]
No title
今回の企画は、いつにも増して素晴らしい!

こうして入手不能(ここ日本では)な各紙を比較して、
BVBが現在置かれている苦難の状況をどのように捉えられているか、
それぞれの見解が一覧でき、たいへん興味深いものでした。

こうして写真だけでも各紙の声が伝わって来るようです。
いずれにせよ、BVBの現況を案じていることに変わりないようですね。
[ 2014/10/22 12:51 ] [ 編集 ]
いつも楽しみにしてます!感謝!
[ 2014/10/22 16:31 ] [ 編集 ]
海外出たことない身からするとこれまで高級紙やタブロイド紙というのがどう違うのかよく分からなかったけど、こうして現物並べて見ると一目瞭然ですね。ビルトっててっきりサッカー専門紙だと思ってました。
いつも丁寧な記事ありがとうございます。
[ 2014/10/25 17:48 ] [ 編集 ]
コメントの投稿   ※コメントは承認制となっております。












管理者にだけ表示を許可する
連絡先
ichliebefussball2014@gmail.com
当ブログについて
当ブログは、ドイツの情報を管理人の目線から日本の皆様に紹介することを目的としており、著作権の侵害を目的とするものではありません。 当ブログで使用されている写真と元記事の著作権は全て著作者にあります。 また当ブログは、全て管理人が自分で翻訳しています。写真に関しても、できるだけ自分で撮影したものを使用しておりますので、当ブログの記事、写真等を使用したい場合は、必ず事前にご連絡お願いします。(無断転載はしないでください。) また管理人が雑誌等を撮影した写真を載せる場合は、著作者を尊重して、解像度を落として、あくまで雰囲気だけが伝わるようにしてあります。 当ブログの記事に関して、ご指摘などございましたら、速やかに対処させていただきます。また当ブログは相互RSS、リンクの募集を致しております。どうぞお気軽に下記の連絡先までご連絡ください。