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《ドイツの反応》 香川 【試合ごとに良くなっている!】 ガラタサライ戦寸評・採点まとめ①

昨日行われましたチャンピオンズリーグ。グループリーグ第4戦でボルトムントが勝利しましたね。

試合が中断されるなど、残念な面もありましたが、終わってみれば4:1でドルトムントが快勝しました。今回も早速地元新聞のルーアナッハリヒテンよりドルトムント全選手の採点と寸評、それから他のメディアから香川選手の寸評をまとめて紹介したいと思います。




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【ルーア・ナハリヒテン】

ピスチェックが缶をこじ開ける。ソクラティスが優れたストライカーの作法で


ヴァイデンフェラー 3.0 

このBVBのキーパーはバイエルン戦ではとても鋭く素晴らしいパフォーマンスを見せた。チャンピオンズリーグではそれに対して自分を示すチャンスをもらえなかった。スナイダーの無害なオーバーヘッドキックがあったが、せいぜいキーパーへのバックパスと言ったところだった(14)。それ以外においてこの34歳は彼がゴールキックをする時だけボールを手にしていた。@ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball.net


ドゥルム 3.0 

この間の土曜日でのロッベンに対する難しい仕事の後で、今回はそれに比べるといくらか小さなタイプのアルティントップに対する事になった。そしてそれは彼にとってはとても良かったようだ。このワールドチャンピオンは何度も攻撃の切り替えに参加していたが、残念ながら自分に左足があることを忘れてしまっていたようだ。


ピスチェック 3.5 


この右サイドバックは昨日の夜から缶切りパスの発明者と思ってもよいぐらいだ。39分までこのポーランド人は本当に目立たない普通の活躍をしていたが、その後ロイスに対して素晴らしいパスをし、それによってドルトムントは簡単に1:0とした。いずれにせよ1:2となった失点の場面では彼の責任になってしまった。彼のまあまあのパフォーマンスにはちょうど合っている。(訳注:ドイツでは缶切りの事を缶開けと言う。缶開けパスの方が正しく、硬いディフェンスをこじ開けること。ただ缶開けという日本語がないので、缶切りパスにしました。)


ズボティッチ 3.5 


フンメルスの離脱で途中からバイエルン戦に出場することになったこの不幸者は今回は最初から出場することになった。このように信用されているにも関わらず、彼のパフォーマンスは不安定なものだった。ガラタサライの中央における彼のパスミスはその一つの例にすぎない。試合が進むにつれて安定性が戻ってきた。


ソクラティス 2.0 


このギリシア人は度々ツヴァイカンプフ(2人の競り合い)で見せるように、レスラーとしても売り出せただろう。審判の判定がいつもそれに報いたわけではなかった。本来フリーキックをもらえる場面では、逆にフリーキックを与えることになってしまった。なぜなら彼がボールの上に手を置いてしまったから(41.)。このセンターバックは攻撃面において目立つ活躍をした。最初にゴールポストをめがけてヘディングし、休憩の後ではもっとも優れたストライカーの手口で2:0とした(25.)。


ミキタリアン 3.0 


バイエルン戦と同様にこのアルメニア人は右側の守備的なミッドフィルダーとして始めた。ガラタサライはバイエルンと比べてずっと自陣深くまで引きこもっていたので、彼にとっては攻撃に参加する時間もあった。香川のビックチャンスの前では素晴らしいという言葉では足りないぐらいの踵でのトリックをみせた(35.)が、得点には結びつかなかった。


ロイス 2.5 


ボールに対して良く働き、ボールを持ってもよく働いていた。39分までのこのドルトムントの選手の出来は満足の行くものではあったが、決定的な物が欠けていた。そうしたらピスチェクが彼のスペースに向けてパスを放ち、後は決めるだけだった。


ケール 3.0 


このBVBの大黒柱は今回は相手のポゼッションを破壊するという役割に加えて、攻撃においても主導権を取る役割を与えられていた。そのせいかいつもよりも大胆なパスが多く、パスミス率も高いものになってしまった。しかし全体的には、2:0のアシストをした事もあり、とても手堅いパフォーマンス。


ベンダー 3.0 


このドルトムントの6番はガラタサライ戦においては特に目立つこともなく手堅いできだったが、いつものようにボールを奪うという任務を遂行した。


香川 3.0 


先週の試合でのこのシャビアロンゾ迎撃戦闘機は今回もドルトムントの攻撃陣の中での役割を見出した。そしてプレッシングとゲーゲン・プレッシングにおいて彼のクオリティーの高さを示した。彼の足の外側でのシュート(35.)はゴールにふさわしいものだったが、おしくも外側のネットを揺らすのみとなった。後半は彼がガラタサライブロックからコーナーを蹴る時に、不愉快なことに何度も肝試しをすることになった。(訳注:ムートプローベMutprobe:肝試しと訳すのが一般的だが、勇気があるかを試す子どもの遊びによく使われる言葉。ミミズを食べるのは良くあるムートプローベ。)@ブンデスリーガ・ドイツの反応  ichliebefussball.net  無断転載お断り


オバメヤン 3.0 


イスタンブールでのアウェー戦においてのほうが彼は輝いていた。今回はイスタンブールは前回の試合からしっかりと学んでいた。ゴール前で危険だったのは一度だけで、それも惜しくも敗れてしまった(83.)。その代わりインモビレの3:1となるゴールをアシストした。


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【シュピーゲル】ドイツの一般雑誌、採点なし・寸評のみ

香川 

多くのボールコンタクトとドルトムントの攻撃陣の中で最高のアイデアを持っていた。そしてとても素晴らしいシュートをトルコのゴールに向けて放った。しかしこの18メートル手前から放たれた芸術的なシュートは惜しくもゴールポストの脇にそれてしまった。良いパフォーマンス。マンチェスターへの出張から帰ってきてから毎回良くなっている。
@ブンデスリーガ・ドイツの反応  ichliebefussball.net  無断転載お断り


ケルナー・シュタット・アンツァイガー】 ケルンの新聞 寸評のみ掲載


香川

頻繁にふらふらと素早く走り去り、イスタンブールの守備陣にとって止めることは難しかった。時々並外れた瞬間を示したが、彼のかつての魔法とゴール前の危険性からはまだほど遠い。しかしドルトムントにとってこれはまったく気にさわるほどの事ではない。毎回試合前に行われる、素晴らしい紹介の場面においては、彼の上の名前も下の名前もファンに信用されており、変わることがない。
(訳注:冒頭の言葉Wackelnは本来ふらふらするというネガティヴな意味で使われることの方が多いのですが、この場合はどちらかと言えば予測不能というニュアンスではないかと思います。)@ブンデスリーガ・ドイツの反応  ichliebefussball.net  無断転載お断り




【ビルト採点】

ヴァイデンフェラー 3
ピスチェック 2
ズボティッチ 3
ソクラティス 1
ドゥルム 2
ベンダー 3
ケール 2
ミキタリアン 3
香川 3
ロイス 1
オバメヤン 3
ギュンドガン 3
インモビレ 1
審判 クラロヴェツ(チェコ) 3




とりあえず、ここでアップしたいと思います。今回はこの他にもいろいろ採点が上がっていましたので。今から訳して日本時間の明日朝のアップを目指したいと思います。

それにしても、前回のバイエルン戦でシャビアロンゾを抑えたことでかなりのインパクトを与えたようですね。そして香川選手のパフォーマンスが毎試合上がってきている事に言及するメディアもありました。採点自体は、試合内容と比べると妥当かなと思いました。

このまま調子をあげてグラートバッハ戦でも活躍して欲しいです。


【おまけ 今日のドイツ】

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南ドイツシュヴァーベン地方の名物料理です。上がシュッペツレとソーセージ レンズ豆のソースがけで、下はマウルタッシェンです。ドイツで言うところのおふくろの味。ドイツに来たばかりのころに下宿していた家庭を毎年クリスマスに訪れると、毎回このマウルタッシェンを作ってくれます。

ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
FaceBookページ:ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball
[ 2014/11/05 22:27 ] 香川 | TB(-) | CM(22)
No title
シャビアロンゾ迎撃戦闘機ってかっこいいですね
だんだん主語をあれこれ変えて言うドイツ語の表現が癖になって来ました
[ 2014/11/05 22:40 ] [ 編集 ]
本当に不愉快な肝試しでした。香川が被害を受けなくて何より。クロップも安堵したことでしょう。
日本のメディアは仲直りの抱擁とか、的外れなことを書いていましたが…
[ 2014/11/05 22:59 ] [ 編集 ]
No title
なにげにおまけの写真見るのも楽しみだったりw
今日のはおいしそうですね
コンソメ味?
[ 2014/11/06 00:00 ] [ 編集 ]
No title
今回の試合内容はブンデスでもやると思うな
攻め急がないようにするだろうね
[ 2014/11/06 00:05 ] [ 編集 ]
No title
ヤバイ香川よりも管理人さんのドイツグルメに目が行ってしまうw

いつも楽しみにしています
[ 2014/11/06 00:21 ] [ 編集 ]
No title
ドイツは香川の守備を高く評価してくれる唯一の国かも。
組織を重視するお国柄だから、1v1よりも組織守備を評価してくれるということなのかな?
日本だと、元日本代表監督や解説者を含め多くの人が香川は守備がダメだという評価をされてます。

>シャビアロンゾ迎撃戦闘機
戦闘機に例えるのはドイツらしいですね。
[ 2014/11/06 00:34 ] [ 編集 ]
No title
スナイダー表記だと!?
ドイツ語の発音だとそうなのか
[ 2014/11/06 00:48 ] [ 編集 ]
No title
あのシュートは本当にいいシュートだった。
決めきれなかったから云々とか言う人が必ずいるけどそういう問題ではない。いいシュートはいいシュート。入るかどうかはその時の巡り合わせ次第。
[ 2014/11/06 00:58 ] [ 編集 ]
ムードプローぺは度胸試しってとこですかね
[ 2014/11/06 01:11 ] [ 編集 ]
間違えた、ムートプローぺね
[ 2014/11/06 01:12 ] [ 編集 ]
No title
モイーズ「香川は守備が出来ない」
[ 2014/11/06 02:18 ] [ 編集 ]
観るの忘れてた(泣)
まあでも決勝T進出が決まって一安心。

あのさ、CKで香川が左足でふわりとしたボールをやめてほしいと思うの俺だけ?
この試合はこぼれを押し込んでゴールしてたけどあんな球筋じゃCKで入る気しないわ。今季ずっとこの蹴り方してるから指示あるんだろうけど…
[ 2014/11/06 02:58 ] [ 編集 ]
No title

そもそもの話ドルトムントはCKからの得点能力はかなり低いから、得点入ってる時点で入る気しないどうこうの話は的外れなのよね。
ずっと香川がCK蹴らされてる時点でクロップは問題無いと思ってるから、素人があれこれ言うのも筋違いというものよ。
[ 2014/11/06 04:10 ] [ 編集 ]
香川のアウトのシュートはいいチャレンジだったけど、ポストに当たったわけでもないしそんなに惜しくはないよ
褒められるべきはお膳立てしたミキタリアンの方だと思うよ
[ 2014/11/06 04:33 ] [ 編集 ]
No title
> 2014/11/06(00:34)氏
> ドイツは香川の守備を高く評価してくれる唯一の国かも。

ほんとこれ
チャレンジしない、タックルしないけど
相手の攻撃を予想可能なレベルに落としこんでる
香川がいなくなると失点するケースが多いのは
ディフェンスの要警戒範囲が増えるからだと思う

DFの担当区域は変わらんけど脳内の“警戒を厳となすべき区域”を
狭めることが出来て対応がしやすくなると思うんだよね
当然香川が居たって危険な攻撃される時もあるから
わかりづらいけど
[ 2014/11/06 08:43 ] [ 編集 ]
No title
ムートプローベ、早速ドイツ語併記にして下さってありがとうございます!
やっぱりアルファベットだとぐっと頭に入ってきやすくなりますね。
[ 2014/11/06 10:19 ] [ 編集 ]
今日のドイツが毎回楽しみです。
ドイツに認められる香川の守備、日本でも認めてもらいたいですね
ひそかに対人勝率も高いんですけどねえ
昨日も、サッカー経験のないサッカーライターに、香川は守備しないって叩かれてました…
[ 2014/11/06 11:25 ] [ 編集 ]
No title
あるメディアは「勇気を持っているかどうかの試験に合格した」って翻訳してて、何か変だなと思ってたけど肝試しだったのな
意訳は翻訳者の色が付きすぎるから誤解を生みやすい
管理人さんが気を使う理由がよく分かるね
[ 2014/11/06 12:26 ] [ 編集 ]
No title
缶開け=栓抜きでいいのでは?
[ 2014/11/06 13:15 ] [ 編集 ]
No title
オバメと香川の連携がちょっとだけよくなってきたような気がしますね。
他の選手とも徐々にあってきた感じがしますが、まだ、アイデア共有をしていない場面をそこそこ見かけます。

また、ギュンを先発させられない状況なので、香川の守備負担が多くなり、さらに後ろからの有効な縦パスが少ない気がします。

そこに来てフンメルスの怪我ですからリーグ戦が心配ではあります。

ただ、CLが進むにつれて、チームとして出来上がっていくという期待を持つことができますね。
[ 2014/11/06 16:59 ] [ 編集 ]
No title
> 2014/11/06(00:34)
> ドイツは香川の守備を高く評価してくれる唯一の国かも。

たぶん国を挙げてトランジションの重要性を理解してる唯一の国かも。
DFとDMFのラインに侵入させないというのは世界の共通理解だけど、ハーフウェー中央とサイドの間の縦長のスペースを使う/使わせないという意識が段違い。2010年アルゼンチン代表、2014年ブラジル代表はほぼこの意識の違いだけでドイツ代表に葬られたと思っています。
サベーラ監督はここを改善し、今年の決勝は見応えありましたね。
ドゥンガ監督もよくわかっているようで、危険な場所で孤立する柴崎を狙っては得点しました。日本代表はこの戦術の練習台になってしまいましたね。

> 2014/11/06(08:43)
>チャレンジしない、タックルしないけど
>相手の攻撃を予想可能なレベルに落としこんでる
>香川がいなくなると失点するケースが多いのは
>ディフェンスの要警戒範囲が増えるからだと思う

同感。ユナイテッド時代モイーズ監督がこの守備を上手くこなしていた香川を前半でヤヌザイに替え、

自陣深い位置ではコンタクトもしてますよ。
[ 2014/11/07 15:47 ] [ 編集 ]
No title
すみません、2014/11/07(15:47) です。
なぜか作文中に送信されてしまい、不完全になりました。

最後の2行の間に
「(前半でヤヌザイに替え、)早速彼のロストで失点しましたが、典型的な例だと思います。似たケースが多いですね。」
が抜けています。
失礼しました。
[ 2014/11/07 15:54 ] [ 編集 ]
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