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ドイツ紙「原口と長谷部は日本のビック!!」直接対決を前に両選手と日本の取材陣を特集!《ドイツの反応》



ベルリナー・モルゲン・ポスト


ブンデスリーガの日本人

原口と長谷部は日本のビック


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引用元:ベルリナー・モルゲンポスト


ヘルタの原口とフランクフルトの長谷部が、日本でのブンデスリーガ人気に一躍買っている。そして彼らが直接対決する。


ベルリン:原口元気にとっては、次の土曜日のフランクフルト戦は90分では終わらないだろう。96分でも終わらないだろう。もし審判にその気があったとしても(注:ヘルタは前節96分にバイエルに同点に追いつかれる)。このヘルタの攻撃的選手にとってはいずれにせよ延長戦が待っている。メディアや選手が出会うスタジアムのトンネルで彼らが待っているからだ。ほぼ毎試合後、多くの日本のジャーナリストがこの25歳を待っている。そして彼らは原口に対して“原口選手”と敬意をもって呼びかける。

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原口はそれに対して時間をかけて対処しているが、その後ろをチームメートたちが無言で通り過ぎる。チームメートはこうした状況を良く知っており、それに一定の敬意を払っているのだ。この人だかりは原口のためだけにあるのだから。


原口と彼のお供が動く姿はまるでパラレルワールドだ。現在ブンデスリーガでは8人の選手がプレーしている。数年前はもっと多くの選手がプレーしていた。しかしどの選手も、ほぼその選手についてしか報道しないお供を連れていた。ヘルタBSCによると、ホームでの試合の後はだいたい8人から10人のジャーナリストが訪れるそうだ。




長谷部が記録を作る

そのうちの一人が、マルガ・タカコだ。彼女はフリージャーナリストとして、日本のスポーツに毎日決定的となる記事を執筆している。彼女によると、外国でプレーする日本人プロ選手に対する興味は非常に大きいようである。新聞以外にも共同通信社の記者も送られてくる。さらにインターネットサイトでは専属のカメラマンを携えてくる。

次の土曜日はマルガにとって待ちに待った一日だ。ヘルタの対戦相手として日本代表のキャプテンである長谷部が所属するアイントラハト・フランクフルトがやって来るのだ。彼はベルリンで記録を作るだろう。ブンデスリーガ234試合目となるのだ。長谷部は、1977年に最初の日本人としてブンデスリーガにやってきた奥寺康彦の記録に並ぶことになる。奥寺はケルンで優勝タイトルを手にし、1980年には一シーズンヘルタでプレーしている。

当時は日本人はまだ珍しかった。しかし現在ではサッカーの能力だけではなく、遠い東でのマーケティングでも非常に重要だ。“バイエルンとドルトムント以外では、日本人がプレーしているクラブにしか興味がありません。”とマルガは語る。この夏宇佐美貴史がアウグスブルクに移籍してから、突然アウグスブルクが日本で話題になった。“もしインゴルシュタットが日本人を獲得すれば、日本人はすぐにインゴルシュタットに興味を持つでしょうね。”とマルガは語る。



原口は新たなジェネレーションの顔となれるだろう。”


クラブへの興味が大きくなるという事は、マーケティングのチャンスが大きくなることを意味する。いくつかのアジア人選手の移籍でもこれは大きな役割を果たした。ヘルタは日本語版ツイッターを作るべきかどうか考えている。“日本におけるスポーツ選手はドイツの場合と比べてより高い位置で扱われています。”とキヨシ・ルンツェは語る。彼はこれまでに原口の動画を作成するなどしている、ドイツー日本TVの映像作家だ。


“もしトニー・クロースがレアル・マドリッドでプレーすれば、それはドイツのメディアにとっても興味深い事です。しかしヘルタでプレーする原口に対する日本メディアの興味とは比べ物にならないですね。”とルンツェは語る。外国でプレーするという成功を収めたサッカー選手は日本では崇められているのだ。日本ではまだ野球がナンバー1だが、サッカーも追い上げ中である。


“僕は日本のジャーナリストを通して、僕のニュースが日本に届くという事に感謝しています。”と原口は語る。最近では原口の特別番組を作成しているテレビ・チームがベルリンに居た。カメラマンは身を小さくして近づいていた。原口:“ドイツのメディアはポジティブなこともネガティブなことも直接聞きますが、日本のメディアは選手に気を使いますね。” まったくもって知らない世界だ。


原口の代表チームメートである長谷部はこう語る。“僕は、自分を日本に向けたクラブ大使であると認識しています。”彼も原口もドイツではスターではない。しかし彼らの故郷ではまったく違うのだ。日本代表では彼ら二人はクラブで常にプレーする事が長所となっている。それに対してドルトムントの香川真司やACミランの本田圭佑などはほとんどベンチだ。しかし、日本代表監督のハリルホジッチはこれまでのワールドカップ予選では彼のレギュラーのみを起用している。日本は変革の一歩手前だ。“もし元気が次のステップに進めば日本代表新世代の顔になる事が出来るでしょう。”とマルガは語る。




ベルリンでの契約延長が近づく。


ヘルタも次のステップに進むことを期待している。“もっと多くのゴールとアシストを決めてくれればいいなと思うね。”とヘルタのダルダイ監督は語る。現時点では1ゴール2アシストだ。ヘルタはそれでも2018年までとなっている契約を延長したがっている。これまでは代理人が彼をより多くのクラブに移籍したがっていたために上手く行っていなかったが、原口はその代理人とは決別している。ダルダイとマネージャーのプレーツと一緒に朝食をとれば、合意も間もないだろう。


原口は長谷部と比較してこう語る。“マコトはリーダー的存在ですね。僕はまだ基本的に自分のやることに集中しなければならない選手です。いつかはリーダー的な存在になってみたいですね。”まあ、どうであっても一山の日本のジャーナリストは常に一緒だろう。







以上です。

主に原口選手に関する特集記事でしたが、日本のジャーナリストについても触れられており、中々面白い記事でした。

カメラマンが身を小さくして撮影するくだりは非常に面白かったですね。原口選手にしてみれば気をつかうという事でしたが、“すいませ~ん!”って笑顔で腰を低くして、実際の所かなり無茶な要求する人も結構いますから、注意が必要ですね。

まあいずれにせよ日本人ジャーナリストの姿がドイツではかなり異様に映っているのはおなじみとなりました。

管理人の疑問ですが、そんなに多くの日本人が取材しているとのことですが、実際のところどれだけ記事が書かれているのでしょうか?日本では毎試合後に記事が書かれていますか?例えば、記者の目線で、この日のプレー内容はこうだった・・・みたいな記事ってありますかね。試合後の選手コメントをとる事が目的で、試合見てない人も多いんじゃないかと思う時もあります。




[ 2017/02/23 18:35 ] 未分類 | TB(-) | CM(12)
原口は試合を見てても、もう完全にドイツ人と化してますよね。
上手いし戦術的な頭の良さも素晴らしいし、海外にいる選手の中で一番「欧州のプレーヤー」感を感じる、質の高い選手だとおもいます。
[ 2017/02/23 18:55 ] [ 編集 ]
試合後のインタビューを添削せずそのまま載せてくれる媒体もいれば、一言二言切り取って載せるだけの媒体もあります
記者の考えなどを載せるのは大体サッカージャーナリスト(サッカー専門のニュースサイトや雑誌)で、新聞のほとんどはインタビュー記事で、展望や経緯などが書いてあるだけです
たまにサッカージャーナリストが新聞社に寄稿してるのも見ます(元川悦子さんなど)
[ 2017/02/23 18:59 ] [ 編集 ]
テレビのスポーツ番組や、ニュースのスポーツタイム等、試合後は必ずインタビュー見ますよ。活躍すると同じシーンやインタビューを各局流すから、日に5回くらい同じの見たことが有ります。特に香川選手等はその日だけでなく、週末等もスポーツ番組で取り上げられて、7,8回同じインタビューを見た事も有ります。(私が、サッカー・ドルトムントを自動録画機能に設定しているからというのも有りますが・・)
[ 2017/02/23 19:27 ] [ 編集 ]
スポーツ新聞は上層部が野球畑なので、サッカーやりたくても通らないってのは聞いたことありますね。
代表戦もW杯やオリンピックなんかはさすがにのりますけど、最近は世代交代キタみたいな印象です。
あとは本田香川ハリルさん叩きとかが目立つ印象です。あと、アモーレ夫妻も飛びついてた感じです。
ちゃんとした毎試合の記事ってなんだろう?
ネットもあんまり信用できないし…
自分の場合は戦術ブログが1番勉強になってるかも。
結局日本の媒体はあてにならないので、ご存知の方に教えていただきたいです。
[ 2017/02/23 19:43 ] [ 編集 ]
原口は自宅公開や犬とのじゃれあい、オフの過ごし方、奥様と食事を一緒に作りながらのろけ話等、特番も有りました。
岡崎、香川、原口、酒井高徳も同様な特番有りましたし、海外で活躍するサッカー選手は芸能人的扱い、もうスポーツバラエティー番組ですね。香川の自宅なんて10回近く各局で報道していたので私も行った気になるほど、酸素カプセルに自宅トレーニング場、テレビゲーム、家具や本棚の中身、お風呂やベッド、間取りまで完璧に把握してます。(笑)
[ 2017/02/23 20:13 ] [ 編集 ]
原口が長谷部のことを「マコト」なんていうだろうか。その他にもしっかり取材していないのではないかと思われる箇所がみられ、思い込みによるミスリードがあるように思う。
[ 2017/02/23 20:38 ] [ 編集 ]
さすが日本のエース。
知名度とかじゃなくて、きちんとプレー内容で評価されてるのは喜ばしい。
攻撃も守備も、原口のいない代表はもう考えられない。
ヘルタは契約延長を求めてるけど、本人は保留してるんだっけ?
原口に乾に打開力のある選手は頼もしいし見てて楽しいね。
[ 2017/02/23 21:12 ] [ 編集 ]
原口がしっかりと評価されているのは嬉しい限りですね
未だに日本では実力でない理由で話題が出たり人気になったりする風潮がありますからね・・・
個人で違いを作れたり攻撃的ポジションならば前を向いて体を張れる選手はやはり共通で評価されますね
[ 2017/02/23 23:38 ] [ 編集 ]
日本はニュースメディアが多いからねえ
TV、新聞、スポーツ新聞が媒体別に派遣してるわけで
普通の国は海外のニュースは大きな通信社と契約して横流しするだけ
わざわざ現地行ったって(もしくは現地のフリー記者と契約したって)大きな特集でもない限り
スペースは限られてただ結果を書くしかないからどれも似たような内容にならざるを得ない
悪く言えば非効率的だけど、それでも自前で記事を出そうとするのは良く言えばいかにも
日本人らしい真面目さだと思うけどね
[ 2017/02/24 00:20 ] [ 編集 ]
原口や長谷部の事より日本メディアの事を書きたいドイツメディア。香川の時もそうだったがさぞかし不思議なんだろうね。
[ 2017/02/24 08:44 ] [ 編集 ]
試合の詳報はあまりないかもしれませんね。
今や、全ての試合を誰もがネットで見られる時代ですから、専門的な知識があるジャーナリストならともかく、数年で異動し、専門ではない日本のサラリーマン記者が浅い知識を基に分析や批判などすれば、すぐにネットが炎上しますから。
だから、日本のサラリーマン記者達は責任を負うことを嫌い、分析は一定期間毎にOB解説者に任せてます。
かといって、OB解説者達が批判的な記事を書くかと言えば、殆ど書くことはないでしょう。個人的に、この原因は我が国社会に蔓延する「言霊信仰」だと思ってます。
言霊信仰の我が国社会では、願望と分析が別物だとの認識が薄い。実際、戦時中は劣勢を口にすれば非国民と罵られましたし、現在もW杯や五輪で予選敗退を予想する解説者は存在しません。存在できないんです。
辛口(実際は辛口でも何でもない)な分析をするセルジオ越後さんは、ネットで反日認定され、彼の仕事場は目に見えて減っています。日本サッカー界に対する彼のこれまでの貢献や愛情なんて無視されて。
個人的に、今後の日本社会、サッカー界がもう一つ上に行くためには、言霊信仰から脱し、分析と願望が別物であることを日本人全員が理解し、批判をちゃんとできる風土を形成することが必要だと考えています。
[ 2017/02/24 09:33 ] [ 編集 ]
「日本人は割と順応性が高い」とどっかの誰かが言ってた気がしますが、それでも努力なくして慣れるのは大変な事でしょう。
多くの人がそれを理解しているから、環境の違う外国の地で結果を出す人は素晴らしいと感じている。
だから尊敬するし応援もできるのではないかと思っています。
そういった感情があれば記事や話題に適しているのではないかな?なんて感じます。
関係無いけど上でセルジオ氏が出てきたので、自分目線での意見を。
2年以上前になりますが彼のコメント(?)は詳しくない自分から見ても酷かったですよ。
ナントカ新聞が持っているサイトとかでしか発言を確認していないので深くは知りませんが。
あれを辛口の分析だと言うならば、賭け事で負けて出る文句も職場で出る愚痴も皆同じになると思います。
知識や経験が無い素人が見ても解る事を大声で言っても分析とは言えないですよね。
言われるとおり、願望を言っているに過ぎず何ら参考にはならない人だと記憶に残っています。
なので願望と分析の混同は良くありませんね、同意です。
批判をするならするで正確に問題を捉え具体的に説明し根拠を明確にするのが大事だと思います。
本来分析に基づいた評論こそ価値があると思っています。
ちゃんとした分析や批判や対応策ならば聞く耳持つ人は多いだろうと感じていますけど、どうなんでしょうね。
ちなみに五輪の自国チーム勝敗予想というのは、解説や分析とは異なり何の役にも立ちませんのでご注意を。
立場のある人ならわざわざ勝った敗けたでギャンブルをする理由がありません。
長々書きましたが自分の中では彼の存在は無価値です。
などと考えている人もいるので個人が持つ意見や感想・印象って本当にいろいろですね勉強になります。
[ 2017/02/27 18:09 ] [ 編集 ]
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