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《ドイツの反応》 マルコ・ロイスのバイエルン移籍報道に対する各チームマネージャーの反応!


ここの所、マルコ・ロイスの移籍の話題が多いですが、バイエルンのやり方に疑問を持つドイツ人は沢山います。管理人の同僚もそのうちの一人で、彼は元バイエルンファンだったのですが、このバイエルンのやり方にだんだん嫌気が差して、ドルトムントファンになったという経緯があります。その同僚も、“もしマルコ・ロイスがバイエルンに行ったらもうブンデスリーガを見るのはやめる、チャンピオンズリーグだけにする”と怒っている有り様です。

さて、このようにしてバイエルンが強さを維持することは果たしてブンデスリーガにとって良いことなのかどうか、各チームのマネージャーが意見していますので、紹介したいと思います。掲載されていたのは今週発売のスポーツ・ビルトになります。

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シャルケ・マネージャー、ホルスト・ヘルト


バイエルンが移籍においてブンデスリーガを破壊することはないよ。リーガはそれでも面白いし、変化に富んでいるよ。大事な事は、ブンデスリーガの一部と二部の全てのチームが、順位をかけて戦うためにそのチームにとってベストな選択をする責任があるという事だ。9位のチームは7位になりたいと思っている。これはリーグのどこででも起っているハードな戦いなんだよ。どのチームもやっていることだし、正当な事だ。


FCアウグスブルク・マネージャー、シュテファン・ロイター

ドルトムントにとってはこの移籍はとても厳しいものとなるだろう。ブンデスリーガにとっても残念なことだし、悪いことだと思う。タイトルを獲得するための争いは興味のないものになってしまうだろう。緊張感は順位をかけて戦う事によって起こるものだ。しかし同時にバイエルン・ミュンヘンが世界に対してブンデスリーガの宣伝をしていることにも触れて置かなければならないね。


グラートバッハ・マネージャー、マックス・エーベル


まずは、マルコが常にこうしたテーマで質問攻めにある事、そしてバイエルンとドルトムントの不和の原因になっている事に対して、とても心が痛むと言いたい。バイエルンに関しては、彼らがリーガを壊してしまうという意見に対しては馬鹿げた意見だと言いたい。むしろその反対だよ。彼はブンデスリーガが強くなることに対してもっとも関心があるんだ。彼らはただ単にベストなチームを作りたいだけだよ。


ブレーメン・マネージャー、トーマス・アイヒン


僕はバイエルンの目的が、相手のチームを意図的に弱らせるという事だとは思わない。バイエルンは国際試合で圧倒的な強さを見せるためにもベストな選手を獲得する努力をしている。彼らはブンデスリーガにおいてではなく、国際試合において力が測られるのだから。


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レヴァークーゼン・マネージャー、ルーディ・フェッラー


バイエルンは過去五年間にわたって経済的にブンデスリーガでは独走状態だった。だから彼らはマルコ・ロイスがいようがいまいがマイスタ-になるだろう。(訳注:マイスタ-、優勝者、チャンピオン)


ハノーファー・マネージャー、ディルク・ドゥフナー


ロイスがバイエルンでプレーしたとしても、リーガが変わることはないだろう。もしかしたら現在BVBはそれによって苦しんでいるかもしれないが、他の時は他のチームがそうだった。バイエルンは食物連鎖の最後に居るんだ。いずれにせよ、彼らはレアル・マドリッドがトニ・クロースというスターを引き抜いた事で、そういう事を経験したわけだ。でもそれら全ての事は正当な事だ。バイエルンはひょっとしたらスターが多すぎないかよく考える必要はあるだろうね。




ローター・マテウス(元ドイツ代表・ワールドカップ優勝者、現在スカイテレビ解説者)インタビュー


バイエルンはマルコ・ロイスが必要ですか?


はい!将来のことを考えたらバイエルンはマルコ・ロイスが必要です。アリエン・ロッベンとフランクリベリーはある程度の年齢に達しました。彼らはトップレベルで常に活躍する事は出来ないでしょうし、リベリーが最近よく怪我をすることからも見て取れます。なので彼を獲得することは意味があるでしょう。マルコ・ロイスがいればバイエルンはよりフレキシブルにプレーすることが出来ます。それはグアルディオラが望むことでもあります。


バイエルンは彼らの買い物でブンデスリーガを破壊すると思いますか?


いいえ、バイエルンは自分たちの事しか見ていません。責任者はベストプレーヤーをミュンヘンに呼びたがっています。それに対して避難することは出来ません。ボルシア・ドルトムントは侮辱されたと考えているかもしれません。しかしかつてそこでベストな選手がプレーしたから、もしくはプレーしているからバイエルンが注目するわけです。マインツやアウグスブルクではなくてね。


ドルトムントとバイエルンのトラブルに関してはどのように評価しますか?


バイエルンの側から見ればこうしたトラブルは不必要なことですね。バイエルンはBVBをスポーツ面においても、経済面においても上から見下ろせるわけですから。カール・ハインツ・ルンメニゲが引き起こした、こうした戦いはまったく不要だと思います。かつて彼が言い過ぎたように、クリスマス前にはマルコ・ロイスと一緒に座って彼に契約書を提示し、いざこざなくバイエルンに呼ぶことも可能でしょう。-マリオ・ゲッツェにしたのと同様にね。


ドルトムントの補強は悪かったですか?


ドルトムントの補強に関しては、幸運なものでは無いことは確かですね。2900万ユーロもだして、インモビレとラモスを獲得しましたが、レヴァンドフスキーに近づくほどのものではありません。理想的な補強ではないですね。チーム層は暑くなりましたが、トップの位置においてはそうなっていはいません。バイエルンと比較してみましょう。バイエルンはレアル・マドリッドとBVBから選手を獲得しましたが、ドルトムントはACトリノとヘルタBSCからです・・・。




以上になります。もう少し批判的な意見がでるかと思っていましたがそうではないようですね。立場的に言えない部分もあるのかもしれませんが。


でも多くのブンデスリーガファンがドルトムントに期待したのは、やっぱり第2のビック・クラブの出現だったのだと思います。でもチームマネージャーの意見なんかを聞いてみると、そうなるには時間がかかりそうですね。


ここの所チャンピオンズリーグでもヨーロッパ・リーグでもブンデスリーガのチームが好調ですから、このまま行って欲しいのですが。どうなるか今シーズン様子見ですね。

【おまけ 今日のドイツ】

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北ドイツ最大の港町ハンブルク。
上の写真が市庁舎で下は港です。
[ 2014/11/08 20:41 ] マルコ・ロイス | TB(-) | CM(13)
いつも楽しく読んでいます。更新ありがとうございます。バイエルンにはバイエルンで、期待されていることや目指すものがあるんだなと感じさせられ興味深ったです。でも、ドルトムントで育った選手をひきぬかれるのはファンとしては…。香川選手を見つけたドルトムント。育成とおなじぐらい補強もうまいはずと信じ、明日も応援します(笑)
[ 2014/11/09 00:09 ] [ 編集 ]
No title
市庁舎かっけえええ
[ 2014/11/09 00:18 ] [ 編集 ]
No title
香川がマンU行ったから他の選手もじゃ俺も俺もってなた気はしないでもないな
野心を目覚めさせるのにチームメイトのマンU移籍は響いたと思うよ
[ 2014/11/09 01:30 ] [ 編集 ]
No title
良い悪いというより、単純に不愉快な話。
それがたまにならともかく、3年連続なのがね。

[ 2014/11/09 01:59 ] [ 編集 ]
まあバイエルンが補強に関して何処かに遠慮する義務は無い。
バイエルンと並び立つクラブになりたければ、資金とブランドを強化するしかない。
[ 2014/11/09 02:46 ] [ 編集 ]
No title
Jリーグでメガクラブが必要とかよく言われるけど、こういう記事見てたらそれも良し悪しだね
プレミアが衰退していって、ブンデスにスターが流れる時代になれば変わるかも
[ 2014/11/09 03:43 ] [ 編集 ]
翼くんみたいな
キャプテン翼の翼くんみたいな人が現れる事を祈ってます。頑張れドルトムント!!
私は野球もアンチ巨人です。バイエルンのやり方は気にいらないけど仕方ないかな。

今日のおまけは地元です♪
ハンブルクを含め北ドイツは日本人には馴染みが薄いですが、バイエルン地方と違って人々が割と公平でオープン。外国人が伸び伸び暮らしていますよ。ミュンヘンに長く住んでいましたが、ハンブルクの住み易さに成れるともう南には戻りたくないです。笑
しかし、HSVのファンは超保守的な人が多いらしいです。
[ 2014/11/09 05:12 ] [ 編集 ]
No title
初見です。
他のブログとはまた違って視点で面白いですね。
私もドイツが大好きでよく旅行に行きます^^
古城巡りが大好きでして(笑)ノイシュバンシュタイン城が一番好きです。ルートヴィヒ2世の話はとても興味深く思っております。
と、サッカー関係ないお話になってしまいました(笑)
今後とも更新楽しみにしてます^^
[ 2014/11/09 06:29 ] [ 編集 ]
No title
翻訳ありがとうございます。更新頻度が高くて毎日見にきています。

長期的に考えたらバイエルン一強状態はブンデス全体にとってはマイナスだと考えています。
W杯や自国選手の加入とか色々なきっかけでブンデスを世界中の人が視聴できるようになればなるほど、
贔屓チームを(まだ)持たないフラットなファンは増えると思いますし、
勝負ごとの一番の醍醐味である優勝争いが早々とついえる状態が続けば、
管理人さんの同僚みたいに「もう見ないよ。見なくても結果は変わらないし」と思う人は確実に増えます。
というのも、これは今まさに私に起きていることですw。
同僚さんに起きたこと全く一緒ですw。
はじめは代表チーム、そしてバイエルンの戦い方に魅せられましたが、知れば知るほどどんどん嫌いになっていってますw。
ユースからバイエルン一筋でやってる選手にはまだ好感持ってはいますけど。。

ユースあがり+他国リーグから引抜いて、ブンデスに馴染ませて自チームの戦術に合うように自力で育てた選手で戦うなら、ここまで嫌悪感は抱かないです。

ブンデス内からバイエルンに引き抜かれた選手が、また他チームに再度引き抜かれたりするならばまだ、彼等のやり方は(下位チーム同士が選手を売り買いするのと同様で)経済的にもパワーバランス的にも公平だと言えるのでしょうが、
引き抜かれた選手はバイエルンを経由して数年後ほとんどが国外へ放出されていますし。
よくバイエルンファンが「何も悪いことはしていない。決められた違約金払って公正に取引している」と開き直りますが、
そもそもフェアトレードできる関係でないのが問題かと。

あと、ドイツ代表の強化をカサにして、バイエルンの好き勝手が黙認されているとも思います。。

とにかくモラルに欠けるやり口に腹が立ちます。
熱くなってしまいましたw すみません。
[ 2014/11/09 07:50 ] [ 編集 ]
No title
マンジュもノイアーもゲッツェもレバも
選手自身が「行きたい」って言ったんだからしょうがないかなあ
バイエルンが食物連鎖の頂点みたくなってるから一方的に搾取してるみたいに見えて鼻につくけど
上位チームが下位チームから優秀な選手を引き抜くのはどこもやってることだしね
[ 2014/11/09 15:57 ] [ 編集 ]
No title
バイエルンからしてもドルトムントがリーグ2連覇は苦々しいものだったんですかね
[ 2014/11/09 16:35 ] [ 編集 ]
No title
バイエルンは他クラブを助けることもしていますしいいのでは?
ドルトムントなんかへーネスの無償融資がなければ潰れてたんですから
[ 2014/11/10 15:31 ] [ 編集 ]
No title
いつも更新楽しみにしてます。
セリエやリーガでは禁断の移籍という言葉を耳にしますが、
ドイツではそういった文化はあまりないんですかね?
もしこのコメントが目に付いたら教えてください!
[ 2014/11/12 04:10 ] [ 編集 ]
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