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《ドイツの反応》 BVBケール“クラマーには申し訳なく思うよ。”夢のオウンゴールがドルトムントを救う!【ビルト】


さて、昨日素晴らしい試合をしたにも関わらず、相手のオウンゴールで試合が決するという、なんとも奇妙な展開になったドルトムント対グラートバッハの試合ですが、その試合のクリストフ・クラマーがオウンゴールをした後にケールがすかさずクラマーの元に近寄り、何か言っていましたね。

本日のビルトにケール他、クラマー、クロップ等のコメントが載っておりましたので紹介します。


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夢のオウンゴールがドルトムントを救う!

グラートバッハの世界チャンピオンがドルトムントの18位への墜落を防いだ。

BVBは1:0で勝利した事で暗い連続を止め、15位まで登ってきた。


夢のオウンゴールがクロップを守ったのだ。

ドルトムントは圧倒的な強さを見せつけ、昨日まで公式戦で負けなしのグラートバッハを壁に打ち付けた(前半だけで15:0のシュート数)。しかしゴールだけが決まらなかった。そしてクリストフ・クラマー(23)がやって来たのだ。

58分:クラマーは中央でボールを受け取った。この世界チャンピオンはペナルティーエリア内に居る、ゴールキーパーのゾンマーに直接ボールを戻したかったが、ひどく間違ったものとなってしまったのだ。クラマーは44.5メートルの距離からボールを浮かせて蹴り、ボールはキーパーの頭上を超え、ゴールへと吸い込まれた。今年ベストのオウンゴールだ。


クラマーはその状況をこう語る:僕はボールを低く蹴りたかったんだ。ボールが高く飛んでいったのを見た瞬間“くそったれ”って思ったよ。


そして続ける。“ゾンマーがゴールから離れて守っているのを見た時はもう一度、くそったれ、って思ったよ。そしてボールがゴールに入ったのを見た時にもう一度、くそったれ×2って思ったんだ。”


クラマーは自分のオウンゴールに悲しむと同時に、自分の出来に腹を立てている。


“こうしたゴールは起こりうるけど、こうしたパフォーマンスはあってはならないよ。こうした粗野なプレーをしてしまった事に腹を立てているんだ。中央での重要な人物が急に失われてしまっては、すべての計画が台無しになってしまうよ。”


クラマーは39パーセントの対人勝率でパスミス率は31%だった。

クラマーはチームメートからだけではなく、対戦相手からも慰められることとなった。ケールは彼のミスキックの後ですぐさまクラマーの所に近より、彼を抱きかかえた。そして後でこう語った。“彼には同情したよ。もちろんゴールには喜んだけどね。彼がこれによって変にうろたえることがないといいね。”

またBVBトレーナーのユルゲン・クロップも試合終了後もクラマーを抱き寄せたが、後にスカイでこのように語った。“彼はとても素晴らしいキッカーだ。こうした奇妙な出来事は彼の人生の中では欄外に記されるだけになるだろう。”


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ケール“クリストフには申し訳なく思うよ。”

ドイツ代表マネージャーのオリバー・ビアホフ

“この勝利はボルシア・ドルトムントの胸のつかえが取れたかのようだね。とてつもない重圧からの開放になるだろう。今日の試合で、ボルシア・ドルトムントがどんなに素晴らしいクオリティーを持っているか再び見ることが出来たよ。”


ケール

僕は彼の災難の後で自ら言ったんだ、申し訳なく思うってね(訳注:ごめんなさい、気の毒に思うとも訳せる)。もちろん得点には喜んだけどね。クリストフがこれによってうろたえたりしない事を願っているよ。僕達にとっては確かに幸運な状況だった。でもそれでも僕達が勝利にふさわしかったと思う。


クリストフ・クラマー


ボールが足から離れてしまった時、すでに“くそったれ”って考えたよ。ドルトムントは僕に感謝できるし、僕はチームに謝らないといけないね。これまでに誰かこうしたオウンゴールを決めた事があるかは知らないけれど、こうした事は起こりうるし人間的だと思う。今日はこうした粗野なプレーをしてしまったという事が僕を苛つかせるよ。こうした事は起こってはならないね。




クロップ“多くの重圧が離れ落ちた。”


BVBボスのヴァツケとツォルクは控室の通路で抱き合った。トレーナーのクロップはファンブロックの前でBVBのロゴを叩き、彼の選手たちに水をかけた。


ドルトムントは1:0となったグラートバッハ戦で優勝した時のように浮かれて勝利を祝った。18位へと墜落することは防がれたのだ。


クロップ“多くのプレッシャーが離れ落ちたよ。チームはとても素晴らしい試合をしたよ。何と言って良いかわからないぐらい試合に勝つという感覚を長い間失っていたよ。これで僕達もようやく二桁ポイントを達成したね。”


BVBはリーガにおいて5連敗中であった。そして土曜の夜には一時的に最下位に転落した。


クロップ“これが最後の18位である事を願っているよ。”




以上です。同じ紙面に掲載された3つの小さな記事をまとめました。BVBの勝利もクリストフ・クラマーの約45メートルのオウンゴールのインパクトにはかなわなかったようですね。少し時間が経てばもう少し色々な記事が出ると思いますので、紹介したいと思います。

今週から代表でブンデスリーガは中断しますので、今後2週間は日本人選手の記事がない場合はブンデスリーガのネタを中心にお届けしたいと思います。


今回失敗したクラマーがメディアで取り上げられましたが、それはあくまで彼のオウンゴールの種類が珍しかったからで、失敗したからでは無いと思います。

ドイツに住んで10年になりますが、ドイツという国は、失敗することに対して非常に寛容です。あんまり気にしないみたいですね。これは日本とは大きく違うと感じる所ですね。


【おまけ 今日のドイツ】

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ベルリンのマーケットで見つけた工具の形をしたチョコレートです。釘や金槌、ボルトなど色々ありました。これみんな食べられるそうです。

ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
FaceBookページ:ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball
[ 2014/11/11 06:08 ] 元BVB選手 | TB(-) | CM(16)
選手のちょっとしたミスを、鬼の首を獲ったが如くに責める一部のコメント投稿者さん達には、是非読んで欲しい記事ですね。
[ 2014/11/11 06:21 ] [ 編集 ]
No title
一緒に見てた人にHT中に「またMGの最初のシュートがゴールでしょ」とからかわれましたが実際その通りになりました。
BVBが死に物狂いでプレスをかけ続けてくるのはあのポジションの選手にとって素敵な経験ではないとは思いますが、なにせクラマーだからびっくりしました。

ともかく選手も力を出し尽くした素晴らしい勝利で、ラスト20分からホイッスルがなった後のスタジアム、クロップ、そして選手の姿は忘れられません。
これで4位との勝ち点差は9。
[ 2014/11/11 07:45 ] [ 編集 ]
いつも良記事ありがとうございます。
ところで「く●ったれ!」はドイツ語?それとも英語のFワード?
試合見ていたけど、本当にあれは不運だった。
[ 2014/11/11 08:06 ] [ 編集 ]
No title
>クロップ“これが最後の18位である事を願っているよ
最下位にいるようなメンバーじゃないし、世界中のドルトムントサポはそう思ってると思いますよ!

[ 2014/11/11 08:15 ] [ 編集 ]
No title
香川のミスを数えて喜んでる人たちとは大違いですね
[ 2014/11/11 08:34 ] [ 編集 ]
No title
へー失敗に寛容なんですかドイツって
住みやすそうだなーそういうのは
[ 2014/11/11 09:46 ] [ 編集 ]
流石ケール
ベテランだなぁ、ダンケしてた訳じゃやっぱなかったか
いや、ケールだったら当然か
人格的にも優れた人間でなかったら、何年も主将を務めたり出来ないよね

さて次節のパダーボルン戦迄は随分ありますね
試合がないと本当につまらないけど、今月末か来月にはシャヒンやシュメルツァ、そして出来ればクバも戻って来ることを夢見て、チームの良いイメージを膨らませて過ごすことにしようと思います
※パパの怪我も軽傷だということで、本当に良かった
[ 2014/11/11 09:49 ] [ 編集 ]
No title
ドルトムントはシーズン開始当初よりも大分堅守になりましたね。
それに時間を割いた分、攻撃がまだ上手く連動出来てないのをちらほら見られますが、それもこれからなんとか出来るでしょう。

今日のドイツのチョコレートはユニークですねー。
日本のパラソルチョコの上位版みたいな感じですね!
[ 2014/11/11 09:50 ] [ 編集 ]
いつも楽しく読んでます。更新ありがとうございます。ゴールの瞬間は、え~! と声をあげてしまいました。失敗に寛大、なんですね。ケールやクロップが気を使いすぎず、さらりとクラマーに声をかけているのが印象的でした。
[ 2014/11/11 10:00 ] [ 編集 ]
No title
工具チョコは壁ぶっ壊した記念日だからかしらね
[ 2014/11/11 12:41 ] [ 編集 ]
CLがずっと無失点だったが、先日、1失点した時に『これで呪縛から解き放たれる』というコメントがあったけど、本当だったね。
[ 2014/11/11 12:43 ] [ 編集 ]
No title
>>ドイツという国は、失敗することに対して非常に寛容です。あんまり気にしないみたいですね。

素晴らしい国民性ですね。
以前、川崎F・現監督の風間さんがドルトムントの試合の解説で
「ドルトムントはミスして取られたとしても、すぐに2人3人がかりで奪い返しに行くから、皆が臆せず攻撃でチャレンジしていける。そこが強みですよね」
と解説されてましたが、どこか通じるものを感じました。
[ 2014/11/11 13:57 ] [ 編集 ]
No title
翻訳お疲れ様です
たしかにあのオウンゴールを見たときは思わず笑ってしまいました、そしてこういう結末であろうと勝利に喜ぶドルトムントよかったと思う反面、もっともっと上位にいるべきチームなんだからという気持ちにもなりましたね
ここからは連勝街道を突っ走ってほしいろころ。
[ 2014/11/11 14:56 ] [ 編集 ]
No title
ボールを蹴る寸前の一瞬、クラマー選手の頭が真っ白になったような気がしました。「まさか」と思た瞬間、あのオウンゴール。なぜかアテネ五輪での那須選手を思い出してしまい、ドルトムントの激しいプレスに晒され続ける心理的影響ってすごいのだと改めて思いました。このドルトムントを一時最下位に追いやったブンデスリーガのレベルの高さにも驚きです。瞬きも出来ないほど動きがありますね。最近、ブンデスリーガ視聴後にプレミアリーグやセリエAの試合を見ると、ボールの発信地と受信地にほぼ常に敵味方のペアがいて、まるで別の競技を見てるかのような気がします。
[ 2014/11/11 20:20 ] [ 編集 ]
No title
まあボール持ってる選手に二人でプレス、安易にクラマーに出したところをすかさずケールがチェックでOG

完全にプレスが効いた故の結果なんだよね
[ 2014/11/11 21:31 ] [ 編集 ]
No title
ケールめっちゃ慰めてたもんなw
直後とその後結構時間経ってからと、肩抱いてなんか言ってた
素敵すぎる
[ 2014/11/12 01:42 ] [ 編集 ]
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