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ドルトムントバス爆発事件!爆発が一秒早ければ大惨事になっていた事が明らかに!ドイツ紙《ドイツの反応》




ビルト


BVB爆弾は爆発するのが一秒遅かった

犯人は?

生死を分けたのはたった一秒だった。



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引用元:Bild


先週火曜日19時16分、ボルシア・ドルトムントのチームバス付近で3つの爆弾が爆発した。BVBディフェンダーのマーク・バルトラは腕を負傷し、その夜手術を受ける事となった。

そして今明らかになる。もっとひどくなっていた可能性があったのだ。

捜査官の話によると:“爆弾がもしあと一秒早く爆発していたら、バスの大部分が爆発にさらされることになっただろう。そうなっていたらより多くの怪我人、場合によっては死者が出ていた可能性がある。”

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つまり:バスを金属片が貫通していたかもしれないのだ。実際にはたった一つの金属片が座席の首あて部分に突き刺さっただけだった。そして案内人として先導していた警察官も大きな幸運に恵まれたと言えるだろう。“もう少し爆発が早ければ警察官は殺害されていたでしょう。吹き飛んだ金属片のほとんどを受けただろうと考えられます。”と捜査官は話す。



爆発はスマートフォンで行われたために、時差が生じたのか、ただ犯人のタイミングが遅かっただけなのか、そのあたりはまだ不明だ。



現在、約100人の捜査官が、事件の解明に向けて取り組んでいる。最初の爆発物の解明が済んだところだ。ヴェルト日曜版は、その爆弾に使用された材質が、ドイツ連邦軍のものであった可能性があると指摘している。



しかし一番肝心な部分はまだ解明されていない。


いったいこの事件の犯人は誰なのだろうか?



シナリオ1 イスラム国!



犯行現場では内容が同じ犯行声明が3つ見つかっている。“アラーの名のもとに”ではじまり、テロ行為を明らかにしたものである。木曜日にはヴッパ―タールでイラク人が逮捕されたが、犯行を証明することができていない。しかし彼はイラクですでにイスラム国の犯行に関与しており、そのまま逮捕されたままとなっている。

現時点ではこの犯行にイスラム国が関わっている事には大きな疑いがもたれている。テロ・エキスパートのペーター・ノイマン“可能性が無くなったわけではないが、書き方も含めて犯行声明も非常に珍しい内容だ。”

また印刷された犯行声明を残すやり方も、普段はインターネットの動画で犯行声明を出すイスラム国のやり方とは異なっている。“捜査官たちもイスラム国の犯行である事に大きな疑問を抱いている。”


まとめ:可能性は非常に低い




シナリオ2 アンチファシズム

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犯行日の夜、匿名の人物が極左のサイトに犯行声明を載せている。“バスは差別主義、ナチス主義、極右に対しての対処が十分ではないBVBの政治シンボルである。”

専門家のマルテ・ロシンスキーはこの犯行声明を“偽物”と見ている。“このような爆発物を用いた犯行は、極左のやりかたではない。”


まとめ:これはほぼありえないだろう




シナリオ3 極右の犯行

金曜日には新たな犯行声明が出てきた。シュピーゲル紙が、犯人と思われる人物の匿名のメールを引用したが、その中ではヒトラーの名が語られていた。さらに彼らは週末にケルンで新たな血が流される可能性を示唆している。

その背景:一週間後に極右政党であるAfDの党大会がケルンで行われるのだ。なのでそれに反対する多くのデモが予想されている。警察専門家のハンス・ゲルト・ヤシュケは国家社会主義地下組織を思い出させると語る。“極右組織であるドイツ社会主義地下組織は2004年に釘が詰められた爆弾を使用している。”

しかしビルト日曜版の情報によると、この犯行声明は便乗者によるものだと思われている。この犯行声明がおかしい点:どうして右翼が時間を稼ぐためだとしてもわざわざイスラム国の犯行声明を犯行現場に残す必要があるのだろうか?


まとめ:まだ真相は不明だが、その可能性は低い!




シナリオ 4 フーリガン

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ファン研究科のグンター・ピルツ:“ドルトムントの極右フーリガンがこの攻撃を引き起こした可能性がもっとも高いのではないかと思っている。ここ最近クラブが極右ファンに対して厳しい措置を起しており、その復讐である可能性が高い。”

背景:2月に多くのフーリガンがライプツィヒのチームバスへの攻撃を企んでいた。警察によってルートが変更された後で、その標的はライプツィヒのファンに向かった。

警備専門家であるロシンスキーはそれとは別な意見だ。“フーリガンがお互いに攻撃する事は良くみられるが、そのチームを攻撃することは非常に稀だ。そしてプロの犯行を匂わせる今回のやり方とはそぐわない。”


まとめ:可能性はあるが、今回の犯行の技術的な面を考慮すると疑問も残る。




シナリオ 5 賭博マフィア

ビルト日曜版の情報によると、今回の犯行は非常に計画されたものだと思われる。

プロによるものと思われる爆弾と上っ面だけの犯行声明は一見矛盾している。またこの爆弾を爆発するのにも相当も専門知識を要するのだ。

捜査官はビルトに対して:“このように軍仕様の発火装置はバルカン半島で手に入れる事が可能だ。そしてそこでは多くの計画的な犯罪が行われている。”

安全専門家ロシンスキーは“この爆弾は典型的な東ヨーロッパマフィアのものだ。2016年にはベルリンで似たような爆弾で車が爆破されている。その後ろには東ヨーロッパの犯罪組織が絡んでいるとみられている。”

しかしその動機が不明だ。捜査官:“これが賭博マフィアの、または特定の選手を狙った脅しである可能性を捨ててはいない。彼らは多くのお金を稼いでいる、このような犯罪組織の標的となる可能性はある。”


まとめ:可能性はある。しかし現時点ではその兆候があるにすぎない。



テロ専門家ノイマンはこれらの謎に関してまとめる:“現時点ではどれも証明する証拠に欠けている。そしてこの恐ろしい犯人はまだ捕まっていない。まずは犯人を見つける事が最優先だ。なぜならさらなる犯行が行われる可能性があるからだ。”


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以上です。

わりと詳細な記事がありましたので紹介しました。極左、イスラム国、右翼の可能性は低く、フーリガンや賭博マフィアの可能性が浮上しているものの証拠は何もないとのことですね。

ドイツは最近では右翼がものすごい勢いで増えています。本文中にある極右政党AfDが数年前に出てきた時は、誰も冗談だと思って相手にしていませんでした。しかし最近ではザクセン・アンハルト州などで、ものすごい勢いで議席を伸ばしています。現在のメルケル政権の移民・難民のほころびに漬け込み、国民の中に潜む“嫌悪感”を煽り、それを利用することで数を増やすという非常に危険なやり方をする政党です。

またドレスデンを中心にペギーダなどという右翼団体も活動していますし、ネオナチもいます。

この先どうなるかは、管理人も全く分かりません・・・。





[ 2017/04/17 06:01 ] ドルトムント2017 | TB(-) | CM(16)
目に見えない誰かに命を狙われて、まだ犯人は誰かも判らないなんて時間で恐怖が解決することは有りません。犯人逮捕と、その動機を知らない限り・・

どれも決め手に欠いて捜査自体が行き詰っているようですね。今のところはテロの可能性を捨てきれないが賭博マフィアの可能性が有る。という結論ですかね?

賭博マフィアという組織が今一つ判りませんが、組織的に脅してお金をゆするのでしょうか?そう考えると、最近借金を完済してクラブ史上最も高額な移籍金を使ったドルトムントを狙ったというのも納得できますね。クラブ自体、また有名選手を脅して金銭を要求してくる兆候かもしれません。そう考えると敢えて1秒遅らせたのは、十分な脅しの効果があります。次は間違いなく○すよ、というメッセージとして・・
[ 2017/04/17 08:09 ] [ 編集 ]
ドイツは極左によりすぎているので極右が台頭するのは当然
光が強くなれば影も濃くなるもの
個人的には極右より極左のほうが影だと思うが
[ 2017/04/17 08:11 ] [ 編集 ]
ナチスが台頭してきた当時も、最初はみんなヒトラーのことを冗談ぽくネタにしてたって話だからな~
[ 2017/04/17 08:15 ] [ 編集 ]
世界中が世界大戦前の状況に異様に似てきていますね、本当に恐ろしいです。
過去の反省無く人類は間違いを犯すのでしょうか、、
[ 2017/04/17 08:49 ] [ 編集 ]
振り子が左に振れ過ぎたから逆に右に大きく振れるのは致し方ない
[ 2017/04/17 10:58 ] [ 編集 ]
組織つーより個人でやったんじゃないの?あるいは小さな集団とか?
デカい組織が狙うにしちゃドルは小さすぎだしな。仮にデカい組織でもかなり末端の部分じゃないの?動機は怨恨、売名といったとこじゃないかな?
[ 2017/04/17 11:39 ] [ 編集 ]
いつも翻訳ありがとうございます。こちらではなかなか手に入らない情報が知れるのが、本当に嬉しいです。
一刻も早くテロの犯人が捕まり、少しでも選手たちのメンタルが良くなることを願ってます。
[ 2017/04/17 12:05 ] [ 編集 ]
ありがちだけど、八百を持ちかけられた選手が従わないから脅しの為に
なんて事なんかね
[ 2017/04/17 12:24 ] [ 編集 ]
ドイツは日本の憲法と違って危険思想はもつことも許容しない立場をとっていると聞いたことがありますが
それでも右翼よりの政党が議席伸ばせるんですねえ 結局は世論しだいか
早く今の緊張状態が解消されて安心してサッカーが見れるようになると良いのですが・・・
生憎日本から出たこともないので現地の感覚はわからないですが、管理人さまも十分身の回りに注意なさってください
[ 2017/04/17 12:45 ] [ 編集 ]
翻訳ありがとうございます。
ショッキングな内容です。ビュルキ選手が報道をシャットアウトしているという話でしたが、それは正解かも知れませんね。
犯人は誰で、どういう意図があったのか様々な憶測があるのですね。いずれにせよ、このような手段は取るべきではないですし、腹立たしいことです。
[ 2017/04/17 13:53 ] [ 編集 ]
 ドイツ政府としては国民を刺激しないように細心の注意を払いつつ対応している感じでしょうか。事件のショックが生々しい今、こいつらが犯人だ!としてしまうと燃え上がってしまうかもしれませんから、現段階では仮に真相に迫っていたとしても曖昧にしておくのが正しいように思います。

 極右も極左も思想としては悪ではない。色々な視点で異なる価値観があるのは当然で、それは民主主義の宿命でもある。ただ、選挙権を持つ者は、国民の利益の為と語りつつ他国の利益を考えている反国家的な政治活動に騙されて賛同しないように気をつけなくてはいけませんね。

>“このような爆発物を用いた犯行は、極左のやりかたではない。”
 冷戦時代にRAFちゃんが楽しそうにやってたような気がします。
[ 2017/04/17 14:48 ] [ 編集 ]
一番危険なやり方をしているのは、自称リベラル政権だと思うけどなぁ。欧州人たちはボスニア・ヘルツェゴビナ紛争から何も学ばなかったのか?正しく棲み分けることこそが、平和を維持することになるって。

まあ、領土紛争等あるのは分かるけど、わざわざ他民族を受け入れて多文化主義だ~~って、違うと思うけどなぁ。それ言い出したらEU自体が成り立たなくなるとかって話になるかもだけど。

管理人さんは他国で暮らす身だからナショナリズムだの右翼だのは嫌いなのかもだけど、右でも左でも極端なのは危ないよ。

以前、ムスリムのギャングが怖くて学校に行けないってドイツ人高校生の動画を見たけど、ほんとに可哀想だった。だけどムスリムのギャングらの言い分も分からなくもない。スタートラインが違うんだから。ドイツの学校の勉強についていけないわけだ。その上、カネもないしコネもない。だったらギャングになっちゃるってわけだ。短絡的だけど、実際問題スタートラインがまるで違うんだから同じようにやってたって敵いっこないのは事実だ。もしかしたらドイツは移民の人たち用の学校を作ったりしているのかもだけど、たとえそこへ行ってハードルを下げてもらっても、ハードルが低いのはその学校の中だけの話にしかならないわけで、どーせ白人の下でこき使われるブルーカラーにしかなれないんだったら、やっぱりギャングになっちゃるってのが出てきても不思議でも何でもない。

ここに投稿するような話じゃなかったかもだけど、普段から思ってたことを言わせてもらいました。すみません。
[ 2017/04/17 14:58 ] [ 編集 ]
これから八百長を持ちかけるからな、従わなかったら今度は本当に爆破するよっていう事かもしれない。政治的なものかも。とにかく早く解決して欲しい。
[ 2017/04/17 16:23 ] [ 編集 ]
犯人が捕まらないなかで、試合を続けていく選手のメンタルを思うと、過密日程が少しでも気をまぎらわしてくれることを願いつつ。
日本もオリンピックを控えて、人が集まる場所にはテロのリスクが伴うから、油断できませんね。
香川選手も睡眠がイマイチのようですが、CLにはベストパフォーマンスが出せますように。
管理人さんも気を付けてくださいね。
[ 2017/04/17 20:50 ] [ 編集 ]
私はマフィアに一票だな
審判おかしいし、オッズがおいしかったから
マネロンとかも絡んでそう
[ 2017/04/17 21:53 ] [ 編集 ]
フーリガンはないな
大きなミスをした選手だけならありうるけど、
チーム全員を狙う事はないでしょ
[ 2017/04/18 19:25 ] [ 編集 ]
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