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《ドイツの反応》 「クロップはレヴァークーゼンに行きたがっていた!」マインツ・マネージャーが暴露


※今週はブンデスリーガがありませんので、ドイツのビルトのネタを中心にお届けしています。

クロップ監督と仲の良い事でも知られるマインツ・マネージャーのハイデルが、クロップがマインツからドルトムントへ移籍する事となった経緯を話しています。良くあることだとは思いますが、こういった記事が出るのもクロップならではですね。

紹介するのは本日のビルト+の記事からになります。




彼がいなければ監督になることはなかっただろう!


2001年にマインツのマネージャであるクリスティアン・ハイデル(51)が、ユルゲン・クロップ(47)が監督になることを要求し、彼は選手からコーチへと就任した。

クロップは当時2部リーガからの降格を救っただけでなく、彼自身が世界でも最高なトレーナーの内の一人として成長した。


ハイデルとクロップ-今でも良い友だち

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クロップとハイデルは良い友だち。2001年にハイデルがクロップを監督にした。


ハイデル:僕らは常に正直でオープンに話し合ったんだ。それどころか、彼は他のチームと出会ってしまった事まで説明してくれたよ。彼はこう言ったんだよ。“なあ、僕は今日クラブXに行って話を聞いてくるよ”。


今までほとんどの人が知らなかった事だが、2008年にクロップと話をしたチームはボルシア・ドルトムントだけでなく、レヴァークーゼンも・・・・・・。

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ビルトが5月23日に報道した、クロップのマインツからドルトムントへの移籍


ハイデル:レヴァークーゼンは彼のことをもの凄く欲しがっていたよ。ユルゲンもどちらかと言えばレヴァークーゼンに行きたがっていたね。しかし突然クラブが方向転換をしたようだね(ブルーノ・ラバッディアに)。BVBからの興味はどんどん強くなるばかりだったんだ。2006年には既にアキ・ヴァツケ(訳注:アキは彼の愛称)がクロップについて僕に問い合わせてきたんだ。もちろん僕は彼を褒めちぎったよ。

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具体的には?

ハイデル:当時はクロップが機能するのはマインツだけだって、思っている人がいたのは確かだよ。それに彼はHSVハンブルクにキャスティングされたんだ。僕はアキ・ヴァツケに当時こう言ったんだよ。“君がユルゲン・クロップを迎え入れた日を後悔することは人生において一度ないもだろう。”


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マインツ時代のクロップ1997年。彼はストライカーとして初め、その後ディフェンダーに。


ヴァツケはその言葉を信じたが、契約するにあたってはしっかりと、意見を飲まなければいけなかったようだ(訳注:ドイツ語では飲む)。


ハイデル:そうだね。最初にBVBが提示した彼の給料はマインツが彼に払っていたものよりもはるかに低いものだったんだ。ヴァツケは電話してきて質問したんだよ。“なんてこった、いったい君らは彼にいくら払っているんだい、ってね?”

だからこう答えたんだよ。“僕はここ数年彼のために選手一人獲得するのを諦めてるんだよ、彼に支払えるようにね。彼は何と言ってもここで一番重要な人物だから。”

僕が思うに、アキはこの事を聞いて契約の条件をもう一度見なおしたみたいだね。そしてスーパートレーナーを獲得したわけだ。


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クロップが2001年に監督として初試合で勝利した時の記事。この時はまだ助監督だった。


バイエルンとはどうだったんですか?2008年にウリ・ヘーネスからトレーナーに電話があったそうですが?


ハイデル:電話がかかってきた時、彼は丁度僕の隣にいたんだ。それについてはここでは話しをするつもりはないよ。でもウリ・ヘーネスはクロップについて後でインタビューで語っているね。“クロップは候補者の一人で国内的な解決策だ。、ユルゲン・クリンスマンは国際的な解決策で、それがバイエルンの最終的な決定になった。”

その時は彼の頭の中ではもちろん電線が燃えはじめていたようだね。(訳注:考えに熱中する)。バイエルンから声がかかればそうしないのも無理は無いね。その事が彼をずいぶん考えさせていたようだよ。


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マインツの監督としても熱心なクロップ


ハイデルにとってはクロップを長い間留めておくことが出来ないことは明らかだった。


ハイデル:結局最後がどうなったかということは誰も信じてくれないが、僕が彼に行ってはどうかと提案したんだ。その当時は再び2部リーガでケルン、グラートバッハ、そしてホッフェンハイムと昇格をかけて戦っていたんだ。僕は彼の所に行って、“もし僕らが一部に昇格したら一年契約を延長しよう。もし無理だったら、大きいクラブへとステップを踏まなければならない”って言ったんだよ。クロップは2部リーガではもはや失うものは(やり残したものは)なかったからね。僕たちは彼の船出をしっかり受け止める事ができる素晴らしいチームがあったんだ。

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2001年のクロップ。彼はメガネのためにハリーポッターと呼ばれた。


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2004年5月24日、クロップは三年で降格争いのチームをブンデスリーガへ昇格させた。




以下、反応を少しだけ。

・クールなやつだな。クロップは。


・ハイデルもいいやつだね。


・本当ね。ハイデルも良い人ね。クロップ抜きにしても。ハイデルがマインツで成し遂げた事はほんとうに賛辞に値するわ。


・クロップが本当のベストだ。ペップもモウリーニョも・・・。


・クロップが一つ以外のシステムを作り上げたら本当にベストだね。最近ではこのシステムはブンデスリーガでは通用しなくなってきている。


・いったいどこの誰がクリンスマンなんかに決められるんだよ。


・マインツでは親しみやすかったけど、今は変わってしまったわ。


・クロップはいつまでたってもクロップのままだよ。


・クロッポ(訳注:あだ名)を代表監督へ


・偉大な監督は国境を超えて成功している。彼はまだ国内だ。


・僕は彼が好き!


・リーガで最高のトレーナー。





以上です。なかなか良いエピソードだったなあと思います。現在岡崎選手がこのハイデルの下にいますね。良い選手に上に行くチャンスを与えてくれるクラブは選手にとっては良いクラブですね。クラブ事情も大事ですが、選手の事も考えてくれる。そういうクラブには若くて才能のある選手が安心して来られますね。


これはマインツを去る時の映像。クロップが感極まっている様子が20秒ぐらいから見られます。

【おまけ 今日のドイツ】

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お祭りに出ていた屋台
大量のマッシュルームと玉ねぎを炒めています。奥にはソーセージやステーキなどがあります。寒い時にこんなお店でちょっと食べるのも楽しいです。


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[ 2014/11/13 06:10 ] クロップ | TB(-) | CM(5)
いつも楽しみにしています。暴露記事というと、陰惨な気分にさせられるものの多い中、晴れやかな気分のまま読み終える事が出来ました。ビルトも「やればできるじゃん!」
ドルのサッカーが大好きなのは、勝敗や戦術だけではなく、そこに付随する人間ドラマがあるから。監督と選手、フロントやファンをまきこんだ人間模様に、サッカーがやっぱり大好きだと再確認します。人間味溢れる人の友は、やはりその通りで、“君がユルゲン・クロップを迎え入れた日を後悔することは人生において一度ないもだろう。なんて、中々言えないですよね。岡ちゃんの飛躍の一端が解る気がします。素敵な良記事、本当にありがとうございました。
[ 2014/11/13 07:48 ] [ 編集 ]
No title
いつもありがとうございます。
最後にドイツの日常風景の紹介もとても楽しみにしています。ドイツと言えばビールですけど、そのほかにもいろいろあるんですね。神戸元町にカリーブルストのお店があるんですが、こちらを覗いた後はいつも行きたくなりますw
[ 2014/11/13 16:22 ] [ 編集 ]
No title
ハイデルさん、4年後日本代表の監督をぜひ。
[ 2014/11/14 01:39 ] [ 編集 ]
No title
クロップ監督 20秒後どころか開始1秒で、きてるw
[ 2014/11/14 02:52 ] [ 編集 ]
No title
良い話だなぁ…ハイデルの人の良さ、クロップのマインツへの思い、そんなに長い記事ではないのに、よく分かりました。
翻訳ありがとうございます。

レヴァクーゼンかドルトムントかの選択で、ドルトムントになったんですね。クロップは2018年までBVBと契約しているということですが、その後はどうなっていくんでしょうね〜…香川も2018年までですけど、4年後なんてまだまだ先だと思っていても、案外あっという間に来てしまうのかもしれないです、クロップの去就問題。最後のシーズンまでにはもう一度リーグ優勝する姿が見たいです。
[ 2014/11/14 14:39 ] [ 編集 ]
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