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《ドイツの反応》ドイツ代表キーパー・ノイアー最新インタビュー②「左サイドバックがいないのはアラバのせい。」

ノイアーのインタビューの続きになります。今回は主にドイツ代表についての話になります。チームメートの事やバイエルンと代表の戦術の違いについて、またユーロ2016についての質問に答えています。




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ドイツ代表監督が、チームの守備において顧みられていないことがある、と語っていましたが、何がおろそかにされたのでしょうか?



僕たちは単にミスを犯してしまったんです。アイルランドを相手にも、2つか3つの間違いをしてしまいましたが、それ以外は良く守っていました。しかし何よりもこの試合では4:4という結果になったスウェーデン戦と同じような問題を抱えることになりましたね。

終盤で落ち着きを失ってしまった事によって自分たちのサッカーができなくなってしまったんです。ボールも回せなくなってしまいました。僕たちは殻に閉じこもってボールをキーパーに戻してばかりでした。僕はそのボールをずいぶん前まで蹴りださなければなりませんでしたね。僕たちは自分達のスタイルを貫くことをしませんでした。



代表マネージャーのオリバー・ビアホフが、どの対戦相手にも世界チャンピオンらしく対戦しなければならないと言っていましたが、その要求はちょっと大きすぎますか?


一つ確かなことは、僕がシャルケにいた時はチャンピオンのバイエルンをいつも倒したいと思っていた事です。皆世界でベストのチームを倒したいと思っているんです。皆バルセロナを倒したいですし、3冠を達成した後ではバイエルンを倒したがっています。そして皆が世界チャンピオンを倒したがっています。僕たちは世界チャンピオンとして日々、僕達がチャンピオンである事を証明しなければなりませんね。



ワールドカップのタイトルはサッカーと生活面においてどのぐらいの変化をもたらしましたか?


サッカー選手としては特に変化はないですね。生活面においては、公の場でより注目を浴びるようになったことでしょうか。



この間の月曜日に銀のローリエを受賞しましたね。ドイツ大統領から受けた栄光はあなたにとって特別なものでしたか?(訳注:銀のローリエはドイツ大統領がスポーツで最も高い貢献をした人に与えることができる物。)


それについては本当に喜びました。そのセレモニーも僕達が南アフリカで3位になった時とはまた違ったものでしたね。このベルリンでの一幕は特別でしたね。もう一度自分たちを誇りに思うことが許された瞬間でした。しかしもう十分ですね。

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それによってワールドカップの章は終わりにしなければならないと?


そうですね。ベルヴィー城で行われたこのセレモニーは終わりに相応しいものでした。



あなたにとっては、ジェロム・ボアテンだけが安定して試合に出ていることは、守備においてどれだけ難しい事ですかね?


幸運な事に僕らには彼がいます。ジェロムは世界でも最も優れたセンターバックですから(もしベストじゃなかっとしてもですが、)僕らは彼の状態が良くて毎試合プレーしてくれることを嬉しく思っていますよ。彼とトーマス・ミュラー、マリオ・ゲッツェ、そして僕が代表でも可能な限りプレーする事が重要なんです。それによってこれ以上変化が起こらないようにするためにも。



ミュラーやトーニ・クロース、ゲッツェ、そしてマッツ・フンメルスなどの価値はワールドカップを通して上がりましたか(訳注:チーム内での重要性という意味だと思われる)?



自動的にそうなりますね。もちろん彼らはその前から意見を聞いてもらうように努めていましたが。僕達のチームには新しい役員達がいます。そして彼らはラームやクローゼ、メルテザッカー達と同じぐらいの経験があります。



あなたは2016年まで守備陣におけるテストを経験しなければならないでしょうね。



トレーナーは新しい選手を呼ばなければならないでしょう。ダヴィッド・アラバがもっと若かったころに、彼にドイツ代表になるように進めたんです。前バイエルン助監督のヘルマン・ジェラールも彼に進めていました。今僕らに左サイドバックがいないのはアラバのせいですよ。



ボアテンが、ドイツ代表でもバイエルのように選手が守備に重点をおいて後ろに走れば簡単だろうに、と語っていますが、ドイツ代表では後ろへの働きが少ないのですか?



僕たちは基本的にあまり後ろで走り回りたくないんです。そうではなくて、短い距離を取り、ボールロストからすぐにボールを奪い返したいんです。それには最初の3,4秒できまった場所にいなければなりません。スプリントをしスペースを狭くする。そしてそれによって対戦相手に対して行動できるようになります。そうじゃなければ毎回40メートルも後ろに向かって走る事になりますし、それに慣れていない選手も結構いますから。



2015年にはすぐに何を改善しなければなりませんか?


今は新加入の選手を正しいポジションに入れるための移行期です。それに加えてワールドカップ後未解決の問題が影響を及ぼしています。ブラジルに参加した選手たちの疲労がみな限界に達しています。2015年の3月から僕らは再び攻撃に転じることが出来ると思いますよ。でも僕達が2016年にも高い目標を設定していることは確かです。僕たちはスペインが成し遂げた事を成し遂げたいと思っているんです。



ということはワルドカップとユーロ、そしてもう一度ワールドカップですか?


2回めのワールドカップの事は考えていませんでしたね。まずはユーロが大事です。僕たちは代表で2冠を達成したいですね。



あなたにとっては2016年のユーロに出場することは当然の事のようですね。



そのために規則が変えられましたね。グループ3位でも出場できるように(笑い)。心配しなくても僕たちは達成しますよ。(訳注:ドイツは現在グループ3位)


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キャプテンのラームは引退しましたし、彼の後継であるシュバインシュタイガーは怪我でまだ試合に出ていません。あなたはキャプテン代理として要求されすぎていると感じていますか?



ラームは僕達の中に上下関係がないようにして仕事を果たしました。多くの選手達が一緒になって疑問に答え、一緒に成長しました。バスティアンとサミが今いないのはちょっと残念ですね。



それであなた一人がその役割を担うと?



フンメルスやミュラー、そしてクロースがいますよ。



しかしあなたはそれにもかかわらず先頭に立たなければならいようですね?



ええそうですね。でもそれ以前も責任から逃れようとしていたわけではありませんから。



キャプテンがゴール前に居ることは、フィールド上でプレーしている場合と比べて、欠点が多いと感じていますか?


ポーランド戦では本当に多くのファールをもらいましたが、審判ときちんとしたコンタクトを取るのが難しかったですねシュヴァインシュタイガーはその点ではうってつけのポジションですね。


代表での2014年はあなたにとってどういう年になるでしょうか?



サッカーの歴史として忘れられないものになりますね。それに比べるとバイエルンでの成功が隠れてしまいそうですが、バイエルンでも素晴らしい一年を過ごしましたよ。



あなたはプレーしませんが、全体的に良い印象にするためにも、スペイン戦ではどのような最後が期待されますか?


ドイツはブラジルで優勝しました。ヨーロッパ勢が南アメリカ開催のワールドカップで優勝したのは初めてです。そして全体的な印象が親善試合によって損なわれてしまうことはありません。それにスペインにも心配事がありますしね。僕は残念ながら大事をとって出場しませんが、代表が本当にスタートを切るのは3月になってからです。そうしたら僕達がユーロでどのようにプレーしたいのか考えて準備しなくてはなりませんね。新しく組み立てられたチームがユーロの頂点でプレーするためにもね。



大きな課題となりますか?




これまでにポイントを失ってしまったので、難しい状況ではありますが、それに対して心配はありません。






以上です。長いインタビューでした。

ほとんどがドイツ代表に関するものでしたね。ドイツのチームにはキャプテンを初め、副キャプテンそして、それに続く役員が何人か決まっていますが、日本代表を含めた各国の代表チームの選手内の組織がどうなっているのかちょっと興味がありますね。

ブラジルでのワールドカップではとにかく、上下関係をなくしみんながチームのために戦うという事を強調していました。こうした選手内でのきちんとした役割分担、組織化がうまく行ったんだと思います。

でも数年前までは、バラックやカーンのようなチームを引っ張っていく選手がいない、と結構批判もされていたのを思い出します。

それからアラバに対してのコメントは口が滑ったという感じでしょうか、チームメートが聞いたらあまり良い印象は受けないかもしれませんが、酒井選手がシュトゥットガルトに移籍した後などにドイツ代表への待望論が出た事を考えると、サイドバックがいないのは確かですね。

それにしても、ユーロとワールドカップを2年毎に行うヨーロッパのサッカーはなかなかハードですね。サッカー好きにとっては非常に嬉しいです。


【おまけ 今日のドイツ】

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クリスマスマーケットの子供用機関車乗り場の車掌さん
管理人は可愛い子供を撮ろうとしたのですが、僕を撮ってというアピールする車掌さんにつられて撮りました。ユニークなおじさんでした。

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[ 2014/11/19 08:00 ] バイエルン | TB(-) | CM(1)
No title
チーム内で上下関係のないドイツ代表は理想的な形でしょうね。ラームは素晴らしい仕事をしたのでしょう。
その対極にあるのがイタリア代表。ピルロブッフォンらベテランがすべてを決定し、それがベテランと若手との軋轢生み、カッサーノがメディアを通じて苦言する事態に。
日本は本田長谷部らベテランが主導権を握っている感じですが、今後どうなるかわかりませんね。吉田がキャプテンをやったら、良い方向に変るかなと私は思っています。
[ 2014/11/20 23:56 ] [ 編集 ]
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