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これが新たなドルトムントだ!ドルトムントの戦術を分析!ドイツ紙《ドイツの反応》




ルーアナッハリヒテン

戦術分析!

スピードとインテンシティ



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新BVBはこうプレーする!

ペーターボシュとともに、433のシステムがドルトムントにやってきた。我々が新BVBを分析する!

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1.433システム

ボシュサッカーの基本は、ポゼッション時のはっきりした構造である。433のシステムにおいてすべてのポジションが、同じようにひし形をキープする。例えば、センターバック、サイドバック、そして6番と8番のように。パスの可能性を開くために、このポジションにおける構造がキープされるのである。つまり選手の一人は、常にパスを受ける準備ができるという事になる。選手はフィールド上で等間隔に配置されている。

こうしたポジショニング(構造)においてのボール回しは非常にうまく行っており、トーマス・トゥヘルのスタイルと大きく変わるものではない。しかし特に大きく変わっているのがサイドバックの働きだ。彼らは低い位置に留まる事が多く、組み立てに大きくかかわっている。その代わり、8番がより攻撃的な位置でプレーする。マリオ・ゲッツェやゴンザロ・カストロはポゼッション時にはほぼ10番のようにプレーしている。さらに6番も割と高い位置でプレーしている。




2.サイドにおけるダイアゴナルなコンビネーション

さらにサイドアタッカーの役割も少し変わった。サイドバックがより守備的なプレーをするようになったため、サイドアタッカーがより幅を広く取らなければならないのだ。彼らは大抵攻撃の最終段階において、ゴール前に姿を現す。そのため、試合はしばしばサイドからボールが運ばれる事が多い。しかし、そこでは典型的なサイド攻撃というよりは、Pエリア内への低いパスが見られることの方が多い。

そこでは8番が何度も攻撃に参加し、サイドの選手とクロスしたりコンビネーションを見せたりする。新加入のヤルモレンコは、このようにダイアゴナルなコンビネーションを探す選手なので、合っているだろう。




3.ゲーゲンプレッシングの重要性

昨シーズンから最も大きく変わったのが、ボールを失ってからの切り替えの速さだ。ボールを失った瞬間にボルシアは攻撃的な姿を見せる。このようなゲーゲンプレッシングは、クロップ時代を思い出させる。特に注目するべき点は、選手たちが、非常に早い段階でこのゲーゲンプレッシングに行くタイミングを把握して、ボールの近くにいる事である。例えばサイドの選手がボールをロストしたら、数秒後には中央の3人の選手がボールの近くにいるのである。ボシュ監督は、“賢い選手は反応するのではなく、予見するのだ。”と話している。

対戦相手は、これによってカウンターを仕掛ける時間もなければスペースもない。ヘルタ戦はその典型的な例だろう。ヘルタの守備陣が乱れることはそれほどなかったが、カウンターはほぼ皆無と言ってよかった。これによって、BVBは試合に安定感をもたらすのだ。




4.3トップによるプレッシング

さらに対戦相手の組み立て時におけるプレスも攻撃的になった。トゥヘルとクロップは、中盤でのプレスを重視していたが、ボシュはすでに3トップにプレッシングをさせている。対戦相手はセンターバックから組み立てづらくなるのだ。これによって相手ゴールキーパーがロングボールを多用するようになる。

この戦術の欠点は、守備におけるスペースのコントロールだ。3人が高い位置でプレスをかけるため、他の7人がフィールドをうまく埋める必要がある。特に6番のポジションの左右のスペースが多いくなる傾向にある。これがセカンドボールへの争いを難しくしている。

そのためボシュは、このポジション付近では人に対処する形で守備をさせている。対戦相手がライン間でボールを受けると、一人のディフェンダーが攻撃的に前に出てくることによって、相手がボールを受ける事を難しくしようとするのだ。これがドルトムントの選手が、昨シーズンと比べて多くファールする理由である。








以上です。

地元紙によるボシュ戦術の分析でした。

個人的にはゲーゲンプレッシングが復活したのがうれしいですね。それから前線の3人が積極的にプレスをかけるスタイルとのことですから、明日の3人にも注目したいですね。

問題はやはりイングリッシュウィークをこなすだけの体力が残るかどうか、という事になると思いますが、せっかく良いメンバーがそろっているのでうまく選手を回してやっていってほしいところです。


[ 2017/09/09 06:20 ] ドルトムント2017 | TB(-) | CM(11)
今のドルのスタイルは強い時のオランダサッカー。常に5ラインでやって、組み立てはウイング経由でやるからサイドバックは不必要にオーバーラップをかける必要がなく中盤のフォローがメインになる。特に守備半分免除でフリー気味に動くアタッキングハーフの開けたポジションを埋めることになる。これによって真ん中は5枚で守れるし妙な間延びがなくなるからボール取られてもすぐに取り返しが効く。すごく効率的だからおそらくケガ人も減るんじゃないかな。そうなるとより競争が激しくなってチームはいっそう前に向く。ますます楽しみ。
[ 2017/09/09 08:05 ] [ 編集 ]
8番の選手は香川が一番適してると思いますね。トゥヘル時代は動きを規制され自由に動けなかったので新ドルトムントでどういう役割をしていくのか。香川が躍動するときはチームが連携して上手くいくはず。
[ 2017/09/09 08:43 ] [ 編集 ]
トゥヘルとポジショナルプレーとクロップのゲーゲンプレスを合わせた感じですよね。
まあ、それ以上にペップっぽいんですけどね。本人も相当影響受けたみたいですし。
[ 2017/09/09 09:49 ] [ 編集 ]
ゲーゲンプレス復活、嬉しいですね。
細かな戦術的な変化は分かりませんが、素人目にも攻守のバランスが取れてきたのではないかと思います。
心配なのは管理人さんの仰るように、試合数が多い時のパフォーマンス低下ですね。幸い今のドルはスカッドが充実していますから、うまくローテーションして欲しいと思います。
[ 2017/09/09 12:33 ] [ 編集 ]
 ゲーゲン復活は嬉しいですね。ドルトムントが帰って来たって感じがしました。ゲーゲンのリスクはそれを交わされて前を向いた選手にボールが渡った時に発生します。そうならないよう、プレスに参加しない選手が迅速にパスコースを塞ぐ必要がああるのですが、それをとても得意にしている選手がBVBにいますね。確か肩を痛めていて調整中だったはずです。
[ 2017/09/09 14:35 ] [ 編集 ]
ELのボシュを見てる限り、チャンピオンズリーグも多分戦い方は同じなんだろうなぁ・・でも同じ戦い方だと対策立てられますわなぁ ど~なるんだろう;;
[ 2017/09/09 15:24 ] [ 編集 ]
対策立てられてというか勝てなかったり勝ち方がグダグダしてからが監督の人間性とか戦術の引き出しの真骨頂が見られると思っているのでボシュさんはどうするかというのも見てみたいです。いずれ対策はされると思いますし。
[ 2017/09/09 17:28 ] [ 編集 ]
うん、問題は対策を立てられてからですね。
だいたい5〜7試合くらいで対策を取られてから、またやり方を変えなくてはならなくなっています。
その際に上手く行くのか。
勝ち点をズルズル落とし続けていくのか。
[ 2017/09/09 18:36 ] [ 編集 ]
ESPNに「デンベレが去ったにも関わらずドルトムントはよりバランスの取れた深みのあるチームになっている」という記事が上がってました。
あとサンチョも気が変わってドルトムントと契約しましたね!ペップが非常に残念がっていることで、イギリスメディアの中には、ドルトムントは7番の背番号を与えて、より多くの出場機会を保障したのではないかと報じた記事もあります。(ドルトムントの背番号にはほとんど意味はなく、契約時に出場機会を保障したと思われるケースもこれまでにありませんでしたね。香川の契約更新の際はドイツでも可能性が囁かれたそうですが、個人的には実力主義、監督の判断尊重のクラブ気質は変わってないと思ってます。)
[ 2017/09/09 19:04 ] [ 編集 ]
>4.3トップによるプレッシング
>さらに対戦相手の組み立て時におけるプレスも攻撃的になった。トゥヘルとクロップは、中盤でのプレスを重視していたが、ボシュはすでに3トップにプレッシングをさせている。対戦相手はセンターバックから組み立てづらくなるのだ。

トゥヘルはペップの後継者などという人もいますが、プレスの重要性を理解できてるのか疑問でした。ペップバイエルンに大敗した試合では、ペップが香川のプレスを受けるアロンソのビルドアップを諦めて、採取ラインからに切り替えた際、トゥヘルも前線のプレスに切り替えれば良かったのですが、全く無策のまま大敗しました。

クロップはCLで準決勝まで行ったチームですでにやっていました。ただ前線の選手が今ほど視野が広くなく、相手の利き足の認識が甘く(香川はこれを必ず予習しているのが見所です)、プレスをかける方向が間違ってることがありました。今は若手でもほぼ徹底できてますね。監督の力だと思います。
[ 2017/09/09 19:18 ] [ 編集 ]
おーいどこが深みのあるチームなんだ?
引かれたらどん詰まりのチームになったぞー!
本当にメディアの予想ってのは便所の落書き並みだよね。。。
[ 2017/09/10 01:11 ] [ 編集 ]
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