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《ドイツの反応》ミキタリアンと香川の贅沢な問題

Goal.comのドイツ語版にミキタリアンと香川選手の起用について論じる記事が掲載されました。焦点は今シーズンまだ結果をだせていないミキタリアンに当てられたものでしたが、紹介したいと思います。




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ミキタリアンと香川の贅沢な問題

夏にはドルトムントが本当に贅沢な問題を抱えているかのように思われていた。非常に力強いワールドクラスの中盤。唯一の問題は彼らがどこでプレーするかという事だ。香川真司がドルトムントに戻ってきたことによってユルゲン・クロップは中盤においてトップ下でプレーする事を好む選手を沢山持つ事になった。

今の所そのとばっちりを受けているのがミキタリアンだ。

BVBでの最初のシーズンで彼は10番としてプレーしていたが、いつも説得力のあるプレーしていたわけではなかった。しかし彼の大きな可能性を感じさせたり、非常に力強いプレーをした時もあったのだ。そして2シーズン目は全てが向上するはずであった。しかしこのアルメニア人は現在では右サイドや時にはミュンヘンでの試合のように6番でプレーしている。

この25才は約1年半前に2750万ユーロという誇らしい移籍金でルール地方にやって来た。しかし彼は自分がこの移籍金に見合う選手であることを未だに証明できていない。

でも彼は熱心に働いている。彼はよくボールを奪いとてもアグレッシブで、とても良く走り、ボールに対しては現在のBVBの中でもベストの中の一人だ。それに加えて彼にはチームメイトに出せる、砂糖のように甘いパスがある。ここ最近ではオバメヤンとマルコ・ロイスがその利益を受けている。

いずれにせよゴールの前での彼は全く冷静ではない。彼は多くのチャンスを潰している。今シーズンに関して言えばまだノーゴールだ。そしてこれは彼の大きな欠点である。それによってBVBのポイントが左右された事も何度かある。

基本的には彼が現在プレーしているポジションは彼には合っていない。なぜならミキタリアンは良く好んで相手の最終ラインに素早く入り込むからだ。この様にして彼は自分の素早さを生かすことが出来るし、チームメートにとっても彼が深い位置から上がってきた時などは、ボールの中継点となっている。

このように非常に素早いにも関わらず、彼にはソロで走るタイミングがきちんと分かっていない。彼はこうした状況で良くボールを失うし、もっと良い位置にいる選手が見えていない時もある。彼は別な力も発揮できていない。それは試合を統率する力であり、まさにその力がBVBには欠けているのだ。


イルカイ・ギュンドガンがまだ万全ではない事と本来大きな武器となる、マンチェスターから戻ってきた香川がまだうまく行っていないので、ミキタリアンはこうした役柄を担う事が出来ただろう。いずれにせよ右サイドはあまり適してはいない。なぜなら彼はしょっちゅう中に入ってくるし、それによってサイドががら空きになってしまうからだ。

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しかしこうした問題はクバが戻ってくることで解決できるだろう。このポーランド人は文字通りサイドに張り付き、過去には同郷のピスチェクと素晴らしい連携を見せていたのだ。クバは長い負傷から戻ってくるところだし、もしかしたらミキタリアンはクバとプレーすることで彼の力を出せるかもしれない。今の所は彼の能力を出せていない。

そしてそれはおそらく自信を失っているためだろう。彼をサイドで使うことは無駄だという意見もツイッター上で(訳注:実際にはつぶやいたファンの名前が書かれている)聞かれる。またフォルカーは(訳注:同じくツイッターでつぶやくファン)それに対して、彼は固さがとれていないと見ている。“彼は固さがとれていないよ。多くの事をやろうとしすぎている。”

もしBVBの怪我人が全員戻ってきたら大きな競争が起こることは疑いがない。ミキタリアンはその犠牲者となってしまうのだろうか?彼の状態が今後の試合でもよくならなければそうなってしまう危険性はあるだろう。いずれにせよ、マルコ・ロイスの負傷で利益を受ける一人になる可能性もある。


このオールラウンダーの選手が左でも良いことをトレーナーは知っている。でも今彼の肩に重圧がかかっているとは言え、彼は定期的に自分の力を示さなければならない。




Goal.comの問いかけ(ミキタリアンの現在の役割についてどう思うか?)に対して答えるファン


・僕は彼が自信を失っているように思う。そして彼は力を出し切れていないんだ。


・僕は彼がサイドでプレーするのは彼の力を無駄にしていると思うよ。努力しているけど、シュートは不運というレベルではない。今まで弱々しいシーズンだ。


・攻撃では彼が何が出来るかを示していないね。彼はソロで走る時はもっとタイミング良くしなければならない。


・インモビレとの連携は良さそうな気がするんだけど。


・僕は残念だけどペリシッチのように僕らのチームで機能するとは思えないね。


・彼は固さが取れていないよ。多くの事をやろうとしすぎだね。


・何度も天才的な瞬間。でも残念ながら決まらない。ボールに対してはベストのうちの一人。


・守備においては彼を失う事はできない。


・安定して彼の力が出せていない。前に送られたボールは長すぎる。守備においてはこれから向上するだろう。そして素晴らしい瞬間もある。






以上です。

Goal.comがツイッター上でミキタリアンについてのコメントを募集した結果に基づいて記事を書いているようですね。最初はいきなりファンの名前が出てきてちょっと驚きましたが、後で説明がありました。


ミキタリアンを中心にした記事でしたが、香川選手と一緒に起用する事に対しての言及はあまりありませんでしたね。ロイスの代わりに左サイドで、という事ぐらいでしょうか。

シーズン前はロイス、香川、ミキタリアンの3人の連携に期待していたファンも多かったですが、少し見方が変わってきたのかなあと思います。

良く問題にされるのは、サイドをあまり使わないので、相手ディフェンスが中央に固まってしまう事ですね。サイドの奥のスペースをうまく使えば中央にもスペースが生まれるのでチャンスももっと生まれると思うのですが、クロップがどう考えているのか気になります。

今日の試合では下位チームがみな勝ってしまったので、再びドルトムントが最下位になってしまいました。またプレッシャーがかかってしまいましたね。


【おまけ 今日のドイツ】

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ハンブルクのリテラトゥア ハウス(文学の家)にあるクリスマスツリーです。
ここは建物も素晴らしいのですが美味しいご飯が食べられるのも魅力です。

ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
FaceBookページ:ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball

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[ 2014/11/30 06:00 ] ミキタリアン | TB(-) | CM(13)
No title
すごい、自分がリクエスト書いたわけじゃないけど、
前に見たとき、ミキタリアンの評価が見たいとコメ欄に書かかれてるのを見た。管理人さんはちゃんとそれに答えてる。ドイツでも1つの問題として議論されてますね。面白かったデス!
[ 2014/11/30 06:46 ] [ 編集 ]
No title
翻訳ありがとうございます。このドイツ語の記事、とても気になっていたので読めて本当に嬉しいです。
やはり現地でもサイドのクバが待たれているみたいですね。グロスクロイツもサイドでいけそうだと思うのですが、最近あまり出場しないのが不思議です。前節は久しぶりにスタメンでしたが、調子悪いのでしょうかね?
[ 2014/11/30 08:45 ] [ 編集 ]
No title
クパが戻ってくるのは香川ファンの私達にとっても念願です
両サイドの選手がどちらも中に絞ってきたら香川がプレーするスペースが消えてしまう
そしてクパは香川を活かすためにどうすべきかもわかっている
ミキタリアンにはひとつベンチに下がって頂いて・・・
[ 2014/11/30 12:05 ] [ 編集 ]
No title
贅沢な選択というほどかな?Goal.comはドルの試合みてないのか。ドルの現状見たらとてもそんな話にはならないと思うんだが。まず香川を出したくても後半まで持たない。だから香川先発でも後半はグロクロかムヒの形にならざるを得ない。CLもあるから試合数が多く、代表戦とかもあるから、どちらの選手も、どこかでターンオーバーして使い分けしないと怪我をする。ロイスやフンメルスをみていれば控えにもう1人リーグなら圧倒できる選手が居ないとCLを勝ち上がる事はできないだろ
[ 2014/11/30 12:23 ] [ 編集 ]
でもクバが戻ってきたらやっぱグロスクロイツ、香川、クバの連携が見たいな
そうするとトップはロイスになるだろう
[ 2014/11/30 13:32 ] [ 編集 ]
No title
 *雑談につき注意*
ところで管理人は、ドイツのコミュニティにドイツ語で
在独日本人としてかき込んだりはしてないのかな?
そのようなあかつきには、日本には昔から見てるコアファンも居るし
日本人選手に釣られた自分のようなニワカ共も
どんどんチーム自体やそっちの選手を見るようになってることも伝えてね。
[ 2014/11/30 14:27 ] [ 編集 ]
No title
クリスマスツリーで試してみたらどうだろう
     オバメ
   香川 ミキ
ベンダー ギュン ケール
[ 2014/11/30 16:00 ] [ 編集 ]
No title
実はロイスが居ない今、ムヒを中央で、香川を右で使ってみてはと思っている。旨くともバランスが取れないムヒより香川の方がまし。フランクで試してもいいかも。
[ 2014/11/30 17:32 ] [ 編集 ]
ムヒタリアンの真ん中はカウンター合戦になって試合が全く落ち着かなくなり、ミスもかなり増えるのは昨シーズン見てればわかると思うよ
ただでさえ守備が安定してないシーズンなのに、それを考えずに自分のペースだけでプレーする選手を真ん中に入れることのリスクを考えないとな
格下相手にあえてカウンターの目を与える必要なないからね

あとやっぱりドイツでもワイドに開いた攻めやコンビネーションが少ないことを問題視されてるんだね
SBを有効に使ってる場面が少なくて中でごちゃごちゃしてる
もっと広く使ってほしい
[ 2014/11/30 19:55 ] [ 編集 ]
No title
ミキタリアンからしたら心穏やかではいられない状況でしょう。
トップ下のポジションを争わせてすらくれない、ロイスも香川もいなかったアーセナル戦では4-4-2の右。

いずれにしても両サイドのAMが中に入ってくるのはドルトムントの基本戦術であり、中に入ってくるのがミキタリアン個人の欠点というGoal.comの指摘はおかしい。ピッチをワイドに使うのは両SBです。
チーム戦術を批判したいのなら勝手にどうぞ。ですがこれはミキタリアンの個人批判にはできませんね。

大きなボトルネックは香川とミキタリアンの関係性が無いこと。今のところ良い関係が築けているように見えません。来季、ロイスがいなくなったらどうするのか。
これに加えギュンドガンが復調途上であること、サヒンの不在、香川の不調、これらが原因で現時点では中央からの攻撃があまり効果的ではありません。

香川はここが正念場です。指揮官の信頼に応え、もういちど自ら責任とリスクを負ってプレーをしなければいけない。ドイツに帰ってきた当初のように。
[ 2014/11/30 21:23 ] [ 編集 ]
No title
すごい、さっそくミキタリアンの記事翻訳を、ありがとうございました。
相対的に、香川選手への意見とものすごく類似していると感じました。
これは冷静な意見なのか、それとも全体もこういうムードなのか。後者なら、やはりドルサポは外国人選手に対して優しいですね。こういう表現があっているかはわかりませんが。

私はこの2年くらい、ドルの試合を時々しか見ていなかったので、ミキタリアンがどのくらい貢献していたのかわからないからなんとも言えないですが、貢献していたという実績がないと、今のドルの現状において、なかなかこういう長い目で見ているのは、若干理解の範囲を超えているというのが正直な気持ちです。(^_^;)
[ 2014/11/30 22:20 ] [ 編集 ]
No title
1年目のムヒもそんなに評価されてなかったのか・・
まぁ、大金で獲得したからそういう評価なのかな
香川はたった4,000万円の育成金だけでの大活躍でしたからね
ロイス・クバが離脱している今、この2人がかみ合わうのが一番と思うのですが、打てども打てども入らないのは焦りからなんでしょうかね?
[ 2014/11/30 22:33 ] [ 編集 ]
No title
自分も前シーズンのドルの試合見てたけど、真ん中のミキタリアンはとてもじゃないけど安心できないよ。
今シーズンもそうだけど、結果を焦ってるのか自分で奥深く突っ込んでいってしまう。
コネコネしてチャンス逸することもあるし…香川はその分バランス取ってくれるからまだ安心できる。
バランスとってる部分は評価しない人日本には多いみたいだけど…安定感違うよ。
クバが戻ってきて、ギュンドガンの調子もあがってきて安定性がもてた時、かなり違いが出てくるのでは。
[ 2014/12/01 17:02 ] [ 編集 ]
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