【ビルト】
BVBとボシュ
これは単なる誤解だったのか?
ペーター・ボシュほど、敗戦について落ち着いてテレビの前で説明できる人はいないだろう。しかし彼は広報担当ではなく、監督だ。
ブンデスリーガでの素晴らしいスタートの後で、ボルシア・ドルトムントは苦戦している。
スポンサーリンク
バイエルンに対して1:3。これによって3位に順位を落とし、さらにシャルケと同ポイントで並んでいる。今から3週間前はドルトムントはまだ首位でバイエルンに5ポイント差をつけていたのに。
フラストレーションがたまる。ボシュ:“我々のディフェンスをみればわかるが、このレベルでこのようなプレーをしてはいけない。”
このオランダ人が監督に就任してから112日が経過したが、一つの疑問がわきおこる。ボシュとBVBは最終的には単なる誤解で終わってしまうのか?
ハンス・ヨアヒム・ヴァツケはZDFにおいて、“我々は特に前半、守備をコントロールすることができず、相手の後ろを追いかけるだけだった。受け身過ぎだね。そして攻撃ではチャンスを決める事がまたしてもできなかった。”
チーム幹部の戦略:ボシュを守り、ミスを選手のせいにすることだ。
代表ウィークが終わると、BVBはシュトゥットガルト、トッテナム、シャルケと対戦する。これはハードなプログラムだ。
これでBVBが上昇しなければ、このボシュとの誤解に対する答えが出ることになる。
もちろんその答えは、イエスとなるだろう。
以上です。
よく監督とクラブは結婚に例えられるんですが、お互いに上手く行くと思っていたのは単なる誤解だった、という事ですね。このような表現はよくドイツでは見かけます。
しかし何かあると、幹部はまずは監督を擁護しますね。そして選手が責任を被る事になる。たとえ監督が悪くても、結果をだせなかったという事ばかりに焦点を当て、その責任を選手に負わせるというのは決して少なくはありません。
ヴァツケは経営者としては優秀ですが、こうした人物がどの程度スポーツ面に口を出していくのが相応しいのか。この辺のバランスは結構難しいですね。
もう手詰まりです
クラブはボシュを解任すべき
成績優秀なトゥヘルを不仲で切ったのだから批判は免れないでしょう。それでももうこれ以上は時間の無駄