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《ドイツの反応》レヴァンドフスキ-がバイエルンで能力を発揮しきれない理由!!

月曜発売のキッカーでレヴァンドフスキ-に関する特集記事が組まれましたので、紹介したいと思います。今シーズンよりバイエルンでプレーしこれまでに7得点とまずまずの得点を記録していますが、期待された活躍を見せるまでにはもう少し時間がかかると見られています。記事ではレヴァンドフスキーの前半戦の総括とロッベンやミュラーなどチームメートの意見なども紹介されています。



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ロベルト・レヴァンドフスキーは世界でも最高のストライカーの一人である。バイエルンでは彼の才能はまだ発揮しきれていない。それには理由がある。


スターの立ち振舞など彼にとっては馴染みのないものだ。FCバイエルンのぎらぎらした世界が5ヶ月かけても、ロベルト・レヴァンドフスキ-の事を変えることは出来なかった。このポーランド人は可能な限りいつでも立ち止まりファンや崇拝者にサインをする。質問に対してはいつも礼儀正しく答えるし、彼が気に入らなかったら理由を丁寧に説明する。大げさなジェスチァーやナルシストな振る舞いは彼のスタイルではない。

時々彼が大きな注目を浴びること事自体が、彼にとってあまりいい心地のしないものであるかのようにも見える。レヴァンドフスキーはシャイで彼は単にサッカーをし、自分の仕事を全うしたいだけなのだ。これは最近ではエゴが蔓延したリーガにおいてはとても和むことである。


この夏彼を欲しがった数多くのビッグクラブの中でも最も彼を欲しがったのがレアル・マドリッドだ。しかし彼の態度に影響をもたらすまでには至らなかった。ポーランド代表の新キャプテンは控えめな態度を貫いている。そしてミュンヘンでもそのキャラクターが浸透している。“ロベルトはとても良いやつだね。”とトーマス・ミュラーは語る。“僕らは互いに良く理解しているし、彼はよく笑い、とても楽しめるよ!”


しかし新ストライカーはどのようにしてすでに1ダースもスターがいるようなチームに溶け込むのだろうか?ロベルト・レバンドフスキーはおそらく自分でも疑問に思わなかったことだろう。1997年から2003年までバイエルンでプレーしたジョヴァネ・エルバーの意見はこうだ。“彼は自分のスタイルを変えるべきではないね。彼はとても落ち着いたタイプだけど、バイエルンでは時々大きな声を出さなければならないこともあるんだ。”これはもちろんレヴァンドフスキ-のスタイルには合わない。

しかしこのポーランド人は何よりも彼のサッカーの才能においてチームメートの尊敬を比較的早く集めることが出来た。アウグスブルク戦での4:0の試合を含めてリーガで7ゴール、チャンピオンズリーグで2ゴール、ポカールで1ゴールという記録は初めにしてはまずまずである。

しかしこの数字がこのストライカーにとっては馴染みがないものであることも確かである。キッカー平均点が3,19である事もある程度の説明になるだろう。レヴァンドフスキーはこのバイエルンで良いスタートを切ったが、彼の才能をまだ十分に発揮できてはいない。しかしこれは他のストライカーのスターも同様であった。

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“バイエルンに来た選手にとってはいつだって難しいことなんだ!”とアリエン・ロッベンは自分の経験からもその事を知っている。“とても多くの物が求められるし、バイエルンはとても多くの良い選手を擁している。そうした中では毎日全てのトレーニングで存在感を示さなければならないんだ。悪いパフォーマンスを見せることは許されないんだ。それに直ぐに慣れなければならないね。”


ミュンヘンではレヴァンドフスキーは多くのスターの中のひとりにすぎない。ドルトムントの攻守の切り替えにおいて彼の長所は理想的であったが、この攻撃の選手はバイエルンに順応し、変えなければならないのだ。

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“レヴァンドフスキーがここで経験していることは普通のプロセスだよ。彼はドルトムントで長い間プレーしていたし、だからチームメートの走り方もどこにゴールがあるのかも良く知っていたんだ。そして多くの選手が違ったようにプレーするチームにやって来たんだ。”とエルバーは気がつく。

実際に:多くのポゼッション、攻撃のほとんどが相手陣内、そして3人から6人のチームメートが彼の周りを激しく走り回っている。レヴァンドフスキ-は大抵ゴールを背にしてボールを受け取ることになり、彼はディフェンダーの大群に対して力を証明しなければならない。ワントップの位置にパスを出すことはスペースがないのであんまり出来ないのだ。

ミュラーも同様の意見だ。“彼は変えなければならないね。ここではドルトムントの時のようにスペースはないし、これはまったく違ったことだね。ドルトムントでは彼の前に多くのスペースがあるといったカウンターの状況が沢山あったけど、僕達の試合はちょっと違っているよね。”

しかしながら、シュートチャンスとシュート数を昨シーズンと比べてみるとレヴァンドフスキーは少しも悪くなっていないのだ。彼はチャンスを得るために良く働いているが、チャンスを物した数だけが欠けているのだ。

ペップ・グアルディオラはこのように認識している。“ロベルトはゴールを決めるまでに3つの大きなチャンスが必要だ。この事実が僕にとっては大切なんだ。ここ迄彼はとても良くやっているよ。”

とても良くやっている?これは少しばかり大げさだろう。試合においては時々明瞭さが欠けており、時々プレーが多すぎるのだ。(訳注:シンプルさに欠ける)


このストライカーは自分自身でも前半戦には満足しているようだ。“最初の半年はいつもちょっと難しいんだ。”と彼は語る。“僕にとってはとても良い時間だったよ。多くの事を学ぶことも出来た。新しい戦術とスタイルとうまくやっていかなければならないんだ。これは簡単ではないけど、僕は満足しているよ。僕がもっとこれらの事を良く知ることが出来れば、後半戦では自動的に良くなってくれると願っているよ。”

レヴァンドフスキーはこうした状況をすでに知っている。彼はドルトムントにやってきた2010年にも難しい状況と戦わなければならなかったのだ。彼はユルゲン・クロップがルーカス・バリオスを使ったため控えの選手で、もし彼が出場したとしても中盤の選手としてであった。

“あれは僕にとっても新しい経験だったね。最初はそうした状況に慣れるのが難しかったよ。”とレヴァンドフスキーは当時の様子を伝える。“僕は中盤は僕のポジションではないと思っている。僕はストライカーだよ。でも今となってはそれが自分にとってプラスになったと感じているんだ。”

現在では2014年のブンデスリーガ得点王は世界でも最高のセンターストライカーとなった。それにも関わらず、彼がレヴァークーゼン戦のように左サイドでプレーしなければならない時などは、彼はおとなしくチームに順応しようとしている。たとえそれが彼のような点取り屋にとっていくらか奇妙に見えたとしてもだ。

グアルディオラは2013年にもマンジュキッチで同様の事を試した。しかしマンジュキッチはそれが(サイドが)彼に合わないことを早い段階ではっきりさせたのだ。レヴァンドフスキーはそうではない。彼はいつも物事をポジティブに捉えるのだ。


“これも僕が新しく学んでいる事の一つだね。それは僕にとっても良いことだよ。今ではそこでプレーすれば、何をすべきか分かっているからね。”


反抗のそぶりすら見られない。それよりも学びたいという欲求の方が強く感じられる。“ここミュンヘンでは僕は次の段階に進むことができるし、もっと向上することが可能だと思っているよ。”と彼は語る。


それはどのポジションでも?“だいたいね”と彼は答える。そして彼は本当にその通りに思っているのだ。走り方、右足、戦術の流れなど。レヴァンドフスキーはもっと良くなりたいのだ。そしてグアルディオラもそれをとても気に入っている。なによりも彼の自由度の高さを評価している。彼は中央にいなければならないというタイプではなく、サイドにも流れることが出来、これはトレーナーの描く偽9番のスタイルにまさにぴったりである。

“彼はいつもワントップの位置にいるべきではない。それではグアルディオラにとっては物足りないだろう。”とギュンター・ネッツァーは語る。“グアルディオラは彼のアシストにも期待しているし、それが彼がそれほど目立たせない原因ともなっている。だけどこれから良くなるだろう。”

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専門家たちの意見はこのポーランド人がまもなく力を発揮するだろうということで一致している。“今の所は落ち着きを失わないことだね。”とエルバーは語る。そしてレヴァンドフスキーは非常に落ち着いている。そして彼をとりまくミュンヘンの環境も同様だ。なぜならミュンヘンの人々は彼のちからを絶対に欲しいからだ。

もうすぐワールドクラスを待つのも終わりになるだろう。

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以上です。
今回は少し長めの記事を訳してみました。

彼が力をまだ発揮できない理由について書かれた記事でしたが、特に批判的な所もなく肯定的な記事でしたね。キッカー編集部は周りのレヴァンドフスキーの評価ほどは満足していないようですが。

しかし今年もバイエルンは強いですね。何よりもまだ3失点しかしていないというのには驚きです。

さて今日はブンデスリーガでドルトムント戦もありますね。ミキタリアンが怪我をしたことで、クロップがどのような選手を起用するか興味がありますが、誰でもいいから勝ってくれというのが管理人の気持ちです。


【おまけ今日のドイツ】
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ハンブルクのクリスマス・マーケット
港町で有名なハンブルクのクリスマスもとても素敵ですね。

[ 2014/12/17 20:30 ] レヴァンドフスキ- | TB(-) | CM(5)
No title
ドルトムントはチームの連携によっって個が何倍にも発揮されるチームだったからね

[ 2014/12/17 20:57 ] [ 編集 ]
No title
>ドルトムントの攻守の切り替えにおいて彼の長所は理想的であった
何だったらドルトムントに戻ってきてくれてもいいですよね!管理人さんもそう思っていらっしゃるでしょ?w
まぁ、冗談としてレバには元ドルトムントの選手として現在いる場所で活躍して欲しいですね!
それにしてもリーガで7ゴール、チャンピオンズリーグで2ゴール、ポカールで1ゴール・・立派な成績だと思いますが要求は高いですね
[ 2014/12/17 21:07 ] [ 編集 ]
レバはゴール前でもハーフタイム中のように落ち着いてる
[ 2014/12/17 22:45 ] [ 編集 ]
No title
翻訳ありがとうございます。こんなジェントルマンなプレイヤーもいるんですね。7ゴールは上出来では?もっともっと期待をされてチームに入ってきたんですね。ただ、チームスタイルやチームメイトの癖・動きを理解するのって、結構時間もいりますよね?点とる事だけが評価されがちですが、献身的なプレー(例えばディフェンス)やアシストなんかももっと評価して欲しいですね。野球でも最近は繋ぎ役のピッチャーも評価されるように、なんか工夫して欲しいですね。バイエルンはロッペンの9ゴールを筆頭に7ゴールが3人もいるのはうらやましい限りです。ドルトに来ないかな~。もちろん、FWだけではだめですがね。
[ 2014/12/18 05:34 ] [ 編集 ]
No title
わかってないな、君たちは
ドルトムントからレバンドフスキーを取ることで
ドルトムントが超弱体化することを狙ったんだよ
見事に成功してるだろ
[ 2014/12/18 19:05 ] [ 編集 ]
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