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《ドイツの反応》マルコ・ロイス、さらに偽装免許で運転か?ドイツ紙報道のまとめ

昨日、今日とビルト紙のトップを飾ったのはドルトムントのマルコ・ロイスのニュース。昨日は無免許運転で多額の罰金を支払ったというものでしたが、本日の記事ではさらに偽装免許を所持していたとの事。昨日、今日とビルトの記事を紹介します。また後半ではドイツの免許事情についても少しだけ解説したいと思います。





【ビルト 12月18日の記事】

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昨日のビルトの一面


6回の無免許運転!それに対して54万ユーロの罰金!

マルコ・ロイスは2週間ほど前に不快な手紙を受け取った。


▶送り主:ドルトムント検察庁。

▶内容:無免許運転に対する、おそらくドイツで最も高額な罰金


このドイツ代表選手はそれに対して54万ユーロも支払わなければならない。なぜなら彼は無免許でドルトムントで運転していたからだ。


これまでの出来事:

2014年3月18日にマルコ・ロイスは彼のスポーツカーでトレーニング場からドルトムント・シティーを目掛けて運転していた。おそらくこのアントン・マーティンはパトカーの注目を引いたようだ。

ロイスの前で突然看板が点滅した。“このまま後ろを着いてきてください”

ドルトムントのフリーデン広場の駐車場でこのドルトムントのプロ選手は警察によってチェックを受けた。彼は自分の身分を証明しなければならなかったが、彼は自分の身分証明書(解説参照)以外に証明するものがなかった。何よりも運転免許証が。

役人たちはこのドルトムントの選手のデータベースを調べた。そこでコンピューターは彼が有効な免許証を持っていないという事実を示したのだ。このようにして警察は届け出を出した。


調査によって以下の事が明らかになった。

彼はこれまでの5回もスピード違反でカメラに写真をとられていたのだ。大抵は高速道路上でのものだった。彼は今までお利口に罰則金を払っていたのだ(解説参照)。それによって彼が免許証を持っていないことに誰も疑問を抱かなかったのだ。

ドルトムントの検事ヘンネ・クルーゼはこう語る。

“告訴内容は2011年9月から2014年3月までに行われた6度の無免許運転に対するものです。彼には90日以内の日割り罰金で54万ユーロの罰金が課されました。”

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ロイスにとっては幸運:


彼はぎりぎりで前科を逃れることになった。なぜなら91日以上の日割り罰金になってしまうと前科がある事になってしまうからだ。いずれにせよ彼の名前はドイツ連邦の記録としては残ることになる。


どのようにして罰金が計算されるのか?

検察は彼の給料が税抜き月18万ユーロである事から計算した。それは彼が税込みで約40万ユーロの年収がある事を意味している。

マルコ・ロイスは超高額なこの罰を直ぐに受け入れるつもりだ。彼ビルトに後悔に打ちひしがれてこう語る。

“今となってはよく分かります。僕はこの状況に対してとても幼稚でした。まったく愚かなことです。よく分かりました。こうした事は2度と起こりません。”

なんでこのドイツ代表の選手は25才になるまで運転免許を持っていないのか。

彼は18才で自動車学校に申し込んみ、何時間か教習を受けたが、彼は一度も試験を受けなかったのだ。その代わりに彼は免許なしで運転したのだ。


ロイス


“残念ながら当時の僕はそのような道を選んでしまいました。どうしてそうなったのかは今となっては分かりません。”

ロイスが罰金を払い終えた後で彼は直ぐに自動車学校に申し込むつもりだ。そしてついに運転免許を取得するつもりである。彼の弁護士の発言によると彼は免許(訳注:運転する権利)を剥奪される事はないようだ。彼はここでも幸運だった。

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【ビルト12月19日の記事】

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写真:本日のビルトの一面


ロイスはどのようにして偽装免許を手に入れたか?


ビルトはマルコ・ロイスが無免許運転のため54万ユーロの罰金を支払わなければならないと報道したが、この代表選手はオランダの運転免許を持っていた事が明らかになった。-偽装された!


WDR(西ドイツ放送)の引用によると、“2009年に彼らは見知らぬ人物とコンタクトを取り、オランダで免許を取得したようだ。しかし明らかなようにこれはドイツでの運転が許可されている事にはならない。これは偽装免許だからだ。”

彼は誰から免許をもらったのか?2009年の1月から彼はグラートバッハでプレーしている。(グラートバッハはオランダから20Km)

司法当局はビルトに対してロイスが証明書偽装の疑いで調査中であることを認めた。

彼は3月18日に向こうな免許を提示したのだ。彼は無免許運転で高額の罰金をかされたため捜査手続きが行われた(訳注:すぐに行われたという事だと思われるが文中からは繋がりが不明)。ロイス側はビルトに対して何も語るつもりはなかった。

リーガは新たに運転免許スキャンダルを経験することになるのだろうか?2008年にはニーダーザクセン出身の自動車学校の教官と試験官(解説参照)が約50人のプロ選手の免許取得の“手助け”をしたとしてスキャンダルになった。

ロイスはこれからも車のためになることができるのだろうか?この中盤のスターはBVBのスポンサーの一つでもあるオペルのキャンペーンの一環でもある。

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ドルトムントはどのように対処するのだろうか?

ロイスは真剣な話し合いをトレーナーのユルゲン・クロップと2人だけで行った。クロップ:“彼はいつのことだか、若ものとして彼の人生において間違った道に行ってしまったんだ。彼は分かりやすい奴だよ。まったくもって愚かな話だね。捕まるまでその状況かの逃げ道が見つからなかったというのは。それに対して彼は信じられないぐらい高額の罰金を払うことになったが、それは当然だね。”


ドルトムントが偽装免許に対してはどのように評価しているのだろうか?

BVBのボスヨアヒム・ヴァツケは“このプロセスも当然ながら刑法に則って判断されるよ。これ以上はこのテーマについて語ることは出来ないね。”と語った。

にも関わらずヴァツケは“マルコがやった事は重大なことであった。彼はそれに対して公平できつい罰を受けた。彼との話で彼がもの凄く後悔していることが分かったよ。BVBの責任者はマルコに対してみなまとまっているよ。”





ドイツの運転免許事情について


ドイツで運転免許を取得するためには自動車学校に申し込みます。日本と違ってたいていが個人経営の小さな所ばかりです。最初に学科の授業を受けて筆記試験に合格したらまたは平行して、早速路上教習に入ります(いきなりです)。レッスン代は一時間(45分)で約35ユーロです。そして教官がお前はもう試験に合格できる力がついたと判断してくれれば試験を受けさせてくれます。(うまくならないといつまでたっても受けさせてもらえない。)

試験に必要なレッスン時間は人によってばらばらで、才能のある人なら12時間程度、30時間教習を受ける人もいれば50時間教習を受ける人もいます。ドイツでは免許を持っている人が隣にいれば路上での練習が可能なので、12時間で試験を受けたという人は大抵親と一緒に練習していますね。

試験は助手席に教官、後部座席に当日役所からやって来た試験官が乗ります。試験時間は45分間でどこを走るかはその場その場で後部座席の試験官が指示します。そこで一つでもルールを無視してしまうと落っこちます。

ドイツの実技試験は事前にルートを知らされて少ししか運転しない日本と違ってかなり厳しいです。

最近は規則が改正されたようですが、以前は一人で3回までしか試験がうけれなかったため、確実に合格するようにならない限り試験を受けさせてもらえませんでした。それでも知らない道を走るので、予想外の事態に遭遇して落ちる人はたくさんいます。

実技試験が無事に終わるとその場で試験官から免許をもらえます。ドイツの楽な所は免許の更新がないので一度取得した免許は一生有効な所です。20年も経つと写真からは本人の見分けが付きにくいので、身分証明書としての役割は果たしません。またドイツ人はみんな身分証明証というのを持っているので、免許証がその役割をする必要はありませんが。(日本だと免許もパスポートももっていないと自分で自分を証明するのが難しいですね。)

あと大きな違いは、うまい人は1000ユーロも出せば免許をとれてしまうことでしょうか。うまくならないとその2倍も3倍も支払う事になります。

ドイツで取得した免許はEU内で有効なのですが、それは逆の場合も当てはまります。あまり免許の取得が難しくない国で免許を取ってしまえばドイツで運転するのは簡単だという事になりますね。ちなみに日本人は60ユーロで免許証の書き換えが可能です。管理人は日本で免許を取得しドイツで書き換えましたが、安全のため数回レッスンを受けました。管理人の家族はドイツで免許を取得しましたが、かなり大変そうでしたね。





長くなりましたが以上です。

マルコ・ロイスのスキャンダルでした。これで事故でも起こしてたらこんなものでは済まなかったでしょうね。またドイツで無人カメラに撮影されてしまうと、後日手紙が来て期日内にお金を振り込まなければなりません。マルコ・ロイスの5回のスピード違反はすべてカメラによるものだったようなのでこれまで発覚が遅れたのでしょう。

【おまけ今日のドイツ】

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ドレスデンの聖母教会前広場のクリスマス・マーケット

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[ 2014/12/19 20:05 ] マルコ・ロイス | TB(-) | CM(7)
No title
悪質すぎわろた
[ 2014/12/19 22:31 ] [ 編集 ]
No title
詳しい記事ありがとうございます。
[ 2014/12/19 23:43 ] [ 編集 ]
No title
選手として尊敬していたのだが…
[ 2014/12/20 00:40 ] [ 編集 ]
No title
マルコはブンデスの得点王には成れず、罰金王になってしまったね。恐らく有名になってしまって途中で試験を受けることが出来なくなってしまったんだろうね。
それとアウトバーンでいくらでも跳ばせるのだから他の国でスピードなんて出さなければ良かったのに。
[ 2014/12/20 01:25 ] [ 編集 ]
No title
ドイツの免許事情の説明ありがとうございます。こういうドイツの事情がわかるのがこのブログの他にはない特色だとおもいます。

しかしこの事件もし日本で同じことをやったらS級の不祥事で、下手するとかなり長期間の出場停止とか相当重い社会的制裁が加えられるとおもうのですが、ドイツの人はこの件をどうおもってるんでしょうかね?あんまり気にしてないとすると、ルールを守る国民としてしられる両国の違いがみえてきそう。

まあ罰金額は日本以上に重いから、それで十分って感じなんですかね?
[ 2014/12/20 08:35 ] [ 編集 ]
No title
ラモスの時は罰金だけで大したお咎めなしだったみたいなので、今回も罰金で終りだろうと思ってましたが、代表追放しろなどという声が上がっているという記事が出ていたり結構おおごとになりそうなのかな?
もうすぐクリスマス休暇に入ることが救いになるかも知れないね。

それにしても、今年のBVBはどうしてこうなった?!
ということの連続。それも悪い意味で。残念だ、つくづく。
[ 2014/12/20 09:46 ] [ 編集 ]
いつもありがとうございます。

このような内容でも載せてもらえて嬉しいです。
楽しみに拝見しています。
[ 2014/12/20 10:41 ] [ 編集 ]
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