ブンデスリーガ ドイツの反応 Ich liebe Fussball!!

ブンデスリーガの情報をドイツのメディアを中心に翻訳!

【W杯】「日本代表!頭と踝、そして幸運で勝利!」ドイツ紙試合評③《ドイツの反応》




南ドイツ新聞】


日本、頭と踝、そして幸運で勝利!



ボールがハメス・ロドリゲスの下に飛んで行った。その時彼は、自分が英雄になれる瞬間がまさにやってきた事を分かっており、準備が出来ていた。ボールがやって来るとハメスはエレガント、そして素早く芸術的にシュートを放った。本来であればこの78分に放ったシュートは同点ゴールとなるはずだった。



しかしハメスは英雄にはならなかった。



最後の最後で大迫勇也が飛び出したのだ。彼はハメスのシュートに反応し、ボールの軌道を変えた。この火曜日のサランスクの英雄は大迫勇也に決まった。


日本はサランスクでコロンビアと対戦し2:1で勝利した。これは初戦の中でも大きな驚きの一つとなった。コロンビアは隠れた優勝候補とされていたのだ。そして彼らは日本を相手でも、いかに素早くダイナミックにプレーできるかを示していた。

スポンサーリンク


日本はグループHでは外野としてスタートしていたが、しかしこのチームは、決して軽視するべきではない賢いチームであることを証明してみせた。日本は早い時間に相手選手が退場になった事の利益を拭けたが、非常に賢く、有利にプレーを勧めた。



コロンビアの監督ぺーカーマンはハメスをスタメンで起用しなかった。このバイエルンのスターはコロンビアの創造的な中盤を担っているが、筋肉に問題を抱えていたのだ。ぺーカーマンによれば日本相手だったらハメスなしでも大丈夫だろうとのことだった。


しかし一時間後に監督は意見を変えてハメスを投入した。


試合が色付きのカードを見るまでに176秒しかかからなった。大迫がダヴィンソン・サンチェスを抜き去りシュートを放つも、それはキーパーのオスピナに阻まれた。しかしその弾かれたボールに香川真司が反応しシュートを放つと、カルロス・サンチェスがそこに飛び込んだのだ。そして右腕でボールをブロックした。レッドカード。11メートル(PK)。香川はリラックスして低い弾道のシュートを決めた。
“レッドカードは最悪の結果でその後苦しむことになった。日本は非常に良くプレーし、この状況を利用した。”とぺーカーマン監督は語っている。


日本は一人多い状況を利用し、非常にスマートにスペースを使った。そしてカウンターに対処した。コロンビアはボールを持つ時間は多く、クアドラードとクインテーロの二人が何度もテンポをもたらそうとしていた。


しかし大抵は日本人がその道を阻んでいた。コロンビアの最大のチャンスはキャプテン、ファルカオがクインテーロのループキックにつま先で反応したものだったが、日本のGK川島が問題なく止めている。


その3分後には香川が非常に素早くドリブルし、フリーの乾にパスを出している。しかし彼の放ったシュートはゴールを大きく外れている。


31分にはぺーカーマンは勇気のある決断を下している。彼はよく働いていたクアドラードの代わりに守備的ミッドフィルダーのバリオスを投入したのだ。これは引き続き攻撃陣を信頼している事の表れでもあった。その3分後にファルカオがもう一度つま先でシュートを放とうとしたが、川島を驚かすことはできなかった。



その後議論となりうる場面から同点ゴールが生まれた。ファルカオは1分間の間に3度もPK、もしくはフリーキックをもらおうとしていたが、3度目にしてようやく成功した。ペナルティーエリアのすこし外で日本のキャプテン長谷部とぶつかったのだ。本来であればファルカオのファールだった。


クインテーロがフリーキックを放ったがまたしても狡猾なアイデアだった。彼は壁の下を打ち抜き、川島もセーブするがボールは明らかにラインの後ろだった。


日本人は後半に入ってから、一人多いという状況を守備において利用するだけでなく、簡単なパスで試合を圧倒している。乾(57)、吉田(59)、そして酒井(61)らが良いチャンスを潰している。


“日本は後半良く試合をコントロールしていた。我々は疲れてリズムも失ってしまった。”とぺーカーマンは白状している。


73分のコーナーではコロンビアの集中力の欠如が明らかとなっている。大迫は3人のコロンビア人に囲まれながらも完璧なタイミングでヘディングを放った。3人のコロンビア人は困惑してそれを眺め、日本リードだ。


“我々は最初からアグレッシブで、さらに一人多い状況でプレーできるという有利な状況に合った。”と西野監督は語っている。“だけど我々はチャンスを決めきれなかった。後半は有利な状況をより上手く利用することができた。”と続けている。



本来英雄になるはずだったハメスが目立ったのは、もう一場面だけだった。彼はファールの後でイエローカードをもらっている。







以上です。

久しぶりに高級紙をからの紹介になりますが、なかなか文章がきれいで、やっぱりちょっとほかの新聞とは違うな、という印象を受けました。まあ南ドイツ新聞は左よりの新聞ではあるんですが、スポーツ記事ではそこまで関係ありませんね。







ドイツではペーカーマンって発音なんすね、日本だとペケルマンです。そこらへんの違いも面白いですね
[ 2018/06/21 07:29 ] [ 編集 ]
いい試合でした みんな自分の注目してた選手がMOTMに見えるという興味深い現象が。
決勝点とってハメスシュートもとめた大迫 PK退場誘発したチャンスメーカー香川 を筆頭に
失点時のクリアミス以外は安定した長友 再三シュートチャンスをもぎ取ってた乾
効果的な縦パスバンバン入れた柴崎 途中出場でアシストという結果残した本田
攻撃を終始冷静に抑えた昌子吉田

どいつもこいつも「OK、お前がナンバーワンだ」と言わしめるに足る活躍だったマジで
[ 2018/06/21 08:09 ] [ 編集 ]
美しい文書ですね。そしてドイツでも日本人選手の事が全国紙にこれだけの量が載るのは流石にワールドカップ。何よりしっかり分析されていて、日本の新聞社に見本として読ませたい。
[ 2018/06/21 08:22 ] [ 編集 ]
ファルカオは間違いなく超一流の選手だったけど、この試合ではただただ滑稽なだけだったな。試合の半分は地面に横たわっていたように見える
[ 2018/06/21 08:59 ] [ 編集 ]
彼等がメンタルとスキルを身につけられた一番の恩人(国)はドイツですね。
香川がイングランドに移籍した当初は、やれスポンサー付きやらユニフォーム売りの為やら辛辣で、嫌な国だなと思った事を覚えています。宮市や浅野なども労働許可がどうとかで、試合自体に出られずに代表すら未選出。
ブンデスはしっかり戦力と捉えてくれて、結果を出せばマスメディア含めて評価してくれます。CLや ELの舞台で経験も積めます。旅行番組(笑)を見ても環境も良さげです。家族やプライベートの充実はアスリートには何よりですからね。
[ 2018/06/21 09:02 ] [ 編集 ]
この記者ちゃんと試合見てたんだなってわかるわ
[ 2018/06/21 09:24 ] [ 編集 ]
ペーカーマンと書かれてて一瞬誰の事か分からなくなりました笑
ペケルマンもしくはペッケルマンがスペイン語の発音に近いでしょうか。
ドイツでは英語読みみたいな感じなんですかね?
[ 2018/06/21 10:39 ] [ 編集 ]
幸運って部分が引っかかりますねぇ
1点レッドの話なら故意にせよ過失にせよ枠内コースに手を出して決定機止めたんだから当たり前だし、それだけ香川が詰めるのもシュートタッチも鋭かったってこと
強いてラッキーがあったというのであれば日本はハメスがスタメン入り出来なかったことだが、コロンビアの方だって獲れた1点は幸運によるものだったろ
つまり100パーセント実力なんだよ
[ 2018/06/21 12:01 ] [ 編集 ]
前半のうちに攻撃の軸になっていたクアドラードを下げて守備的MFを入れたのは妙手でしたね
この投入を境に、日本のチャンスメイクの軸になっていた香川選手が消されてしまいました

もちろん、ハメスを投入するまでにコロンビアの選手をガス欠にさせた日本が素晴らしかったですがw
いくら攻撃のタクト役であるハメスといえど、周りの選手がガス欠になっていてはタクトを振っても鳴る楽器がありませんでしたね
[ 2018/06/21 12:58 ] [ 編集 ]
勝ったのは幸運じゃない。勝った原因は、ブンデスでは2部上位クラブでもやってる一対一とゲーゲンで相手とボールの動きを止めた結果。出ていた大半のメンバーが普段やってる通りのサッカーだった。
これに対してコロンビアは何やってるのか何がしたいのかわからなかった。つか、香川が初っぱなにああいうことしたからバラバラになった。大迫のゴールの頃には完全にスタミナ切れで空いたスペースを埋めることすらできなくなっていた。
[ 2018/06/21 14:03 ] [ 編集 ]
昨日の試合でも香川選手の評価が日本では低いのが残念ですね、まぁ日頃からサッカー観ない層の人なんでしょうが、流石にマンマークされてる事すら分かってないのが大多数なのは驚きでした。
[ 2018/06/21 15:03 ] [ 編集 ]
 
コロンビア戦での日本を「運が良かった」と過小評価するのは反対だけど、じゃあ11vs11のまま戦って2-1の結果を得られたか?と言われれば疑問だ。
やはり試合のほとんどで相手が10人という状況がなければ厳しかったと思う。
次のセネガル戦はそういうことにならないだろうし、コロンビア選手よりもフィジカル(身長、当たり、スピード)は強い。
あのスピードで縦へ縦へと繋いでいくサッカーは恐ろしい・・・
[ 2018/06/21 17:39 ] [ 編集 ]
記事内容は普通っぽいけど文章が綺麗で印象的。
翻訳でそう感じるのですから原文から既に大きく違うのでしょうね。

自国以外の試合なのに、内容、文章量が共に良いですね。
やはり、そちらのサッカー情報は量も質も想像を上回ってそうです。
[ 2018/06/21 21:05 ] [ 編集 ]
ここにも消されてたとか言う人がいて少し残念ですね
マンマークで得点に直接的に絡む動きは減りましたがフリーランしつつ柴崎乾のスペース作ってたじゃないですか
日本では更に酷くスペースメイクはおろか数的優位やPK自体を獲得したのが香川ではなく大迫みたいにコメントしてるメディアばかりでしたし
[ 2018/06/21 22:06 ] [ 編集 ]
06/21 17:39さん
だから11vs11から11vs10になったのが実力なんじゃないんですかね?
あのPK獲得が香川ではなくロナウドやメッシはたまたサラーやグリーズマンならどうでしたか?
きっと素直に枠内に入った決定的なシュートを腕でブロックした、させたから一発レッドは当たり前って言われないですか?
あれを幸運だと思うことが香川ひいては日本を過小評価してるって話なんですよ
[ 2018/06/22 08:18 ] [ 編集 ]
流石にドイツの新聞は上手くまとめてあるなって思いました。

NHKで岡田さんが、香川が消えているっと何度も言っていましたが、素人の私でも消えているようには見えず、
日本人の生放送の解説者にもいつもガッカリします。

[ 2018/06/22 09:52 ] [ 編集 ]
自分はコロンビア戦は運が良かったってのは同意です。

でもそういうの全部ひっくるめて自分は最初から勝率20%(6・2・2負け、分け、勝ち比率)と予想してたので運の要素は議論する必要ないと思います、ましてや勝ちを奇跡とまでは呼べないですよ。

最初の難関は先発メンバーの選考だと思ってたのでそれが川島以外当たった時点でこれはもしかするとと感じてました。

むしろ絶対負けるとか絶対勝てるとか言ってる人は代表や流行が好きで、あまりサッカー自体は好きじゃない人だと思ってます

今他の場所がそんな感じの人で満ちてるので、他の場所で(主に日本関係のスレで)はコメント控えてます。ここはあまりにひどい意見はカットしてくれるのでこういう時期は書き込みやすいです。
[ 2018/06/22 17:17 ] [ 編集 ]
"幸運"についての解釈が色々あるようでPK獲得のシーンを何度も見直しました
2:35 自陣ボックスで昌子がクロスをクリア
2:37 香川がクリアボールをダイレクトで前線に送る
2:44 DFとのデュエルに勝った大迫がキーパーと1対1でシュート
2:46 こぼれ球を狙っていた香川がダイレクトでシュートしてレッド+PK獲得

自陣でボールを跳ね返してから最初のシュートに至るまでの時間は9秒
クリアボールを一気にカウンター攻撃へと変えてしまう香川の出し手としての能力(展開・判断の速さと精度の高さ)と、その後もきちんと詰める隙の無さ、そして、大迫の強さが揃うことで成立した素晴らしいカウンターでした

ただ、その退場劇がW杯史上2番目の速さで起こったことについては、正直に言って物凄くツイてる出来事だったかな…と
90分近く11対10だった、試合開始早々に相手のプランが台無しになった、攻撃力のあるクアドラードが下がった、交代カードを実質二枠にした等の恩恵は間違いなく受けましたし

これらを総合すると、大きな幸運もあったがそれは実力が無ければ引き寄せられなかった類のものだった、そして一度掴んだ流れを手放さない戦い方が出来たのもチームの実力によるもの……というのが私の意見です
[ 2018/06/22 20:02 ] [ 編集 ]
キーパーに弾かれることを想定してあの位置まで、走り込んだらしいな。
幸運、幸運って、そもそも香川が大迫に出したパスが起点になっている。
そしてシュートまで持ち込んだ大迫のキープ力、香川のランとシュート精度があの状況を作り出した。
四年前の日本だったら、このシーンを作り出すことすらできなかった。
作り出したとしても、弱々メンタルでPK失敗に終わってただろうな。もしくは引き分けに終わるか。
間違いなくみんな成長している。四年前の香川は本当にひどかった。体ガチガチで強みが消え去っていた。あれからここまでよく巻き返したよ。総合力ではいまの香川が間違いなくナンバーワン。
二連覇のころの香川の方が軽やかだったかもしれないが、フィジカルとメンタルは今と比べると弱かったで。マンUの時のレアル戦と、去年のレアル戦を比較すれば一目瞭然。
いくら素早くても潰されてたら意味ないからな。

たらればの話なんかしてもキリがない。
素直にこの勝利を祝おうや。
[ 2018/06/23 12:44 ] [ 編集 ]
偶然のハンドリングなら幸運。
今回は故意なんだから運ではなく実力でしょ。
[ 2018/06/23 17:37 ] [ 編集 ]
4年前もラストパス数/成功率、予選まで含めるとシュート成功率も2位以内に入るんだけどね
単純にサイドじゃ活きないし、今ほど高い位置保ってたわけじゃないからゴールも狙いずらかっただけ
今の方が進化してるのは同意だが4年前も皆に叩かれまくるほど悪かったわけではないよ
[ 2018/06/24 00:05 ] [ 編集 ]
4年間香川もだけど他のメンバーが成長したと思います。コロンビア戦のスタメンはそう思います。そして柴崎がいる事で香川が前線でのプレーに以前より集中出来るようになった様に思います。香川を見ていてパスを出してくれるボランチ今までなかなかいなかったですから
[ 2018/06/24 06:38 ] [ 編集 ]

W杯本戦の1分け2敗で悪くないって、それはおかしいよ。
優勝すると大口叩いて、準備を怠った結果の惨敗。選手だけじゃなく、コンディション調整を甘く見た協会スタッフも含めて、ワールドカップを舐め切って臨んだんだよ、あの時のメンバー全員がね。
予選の結果なんて関係ない。本番の結果が全て。
今回は難敵コロンビアから勝ち点をもぎ取った。同じ状況でギリシャにも勝てなかった日本がだ。
四年前とは比較にならない、大きな進歩だろ。
[ 2018/06/24 11:41 ] [ 編集 ]
コメントの投稿   ※コメントは承認制となっております。












管理者にだけ表示を許可する
連絡先
ichliebefussball2014@gmail.com
当ブログについて
当ブログは、ドイツの情報を管理人の目線から日本の皆様に紹介することを目的としており、著作権の侵害を目的とするものではありません。 当ブログで使用されている写真と元記事の著作権は全て著作者にあります。 また当ブログは、全て管理人が自分で翻訳しています。写真に関しても、できるだけ自分で撮影したものを使用しておりますので、当ブログの記事、写真等を使用したい場合は、必ず事前にご連絡お願いします。(無断転載はしないでください。) また管理人が雑誌等を撮影した写真を載せる場合は、著作者を尊重して、解像度を落として、あくまで雰囲気だけが伝わるようにしてあります。 当ブログの記事に関して、ご指摘などございましたら、速やかに対処させていただきます。また当ブログは相互RSS、リンクの募集を致しております。どうぞお気軽に下記の連絡先までご連絡ください。