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《ドイツの反応》長谷部と乾はスタメンで出場か 地元紙特集記事

アジアカップで敗退し、早めにチームに合流した日本人選手ですが、フランクフルトの乾選手と長谷部選手がいきなりスタメンで出場するのでは、と幾つかニュースになっています。1月28日にはビルトが、【長谷部と乾、いきなりスタメン】という見出しで報道した他、キッカーやその他の新聞でも二人の日本人選手が取り上げられていました。その中から地元紙フランクフルト・ルントシャウの記事を紹介したいと思います。





戦う準備はできている!


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フランクフルトの長谷部誠と乾貴士はアジアカップでの敗戦後、再び成功をおさめる渇望に満ちており、輝いている。この二人がフライブルク戦でスタメンになる可能性も十分にある。


彼がフランクフルトスタジアムの仕切り席に座っている様子を見ると、少しばかりわんぱく小僧のように見える。ジーンズに、スウェットシャツ、そして何となく決まりが悪そうな感じ。彼はそれどころかユニフォームよりも小さく見える。


その姿を見ると元トレーナ-、アルミン・フェーの核心をついた言葉が思い出される。彼はこの日本人を“弱々しい奴”と名づけたのだ。いったい彼がどれだけ正しかったことか。


そしてカメラが回り出す。彼は本来ドイツ語で何かを言うべきであったが、もちろん彼はそれをしない。乾貴士は長谷部誠に通訳をまかせ、彼は“時差もあり、まだ少し疲れてますね。”と語った。


“とても良い印象”


彼らが再び戻ってきた。この二人の日本人は東京からの12時間のフライトを経て再びアイントラハトの仕事に戻ってきたのだ。彼らは思っていたよりも早く戻ってくることになり、それはこのヘッセンのブンデスリーガのチームにとっては良いことだ。チームはこの二人の帰りを心から待っていたのだ。


この二人は後半戦の第一戦となるフライブルク戦で出場することになるだろう。“僕たちはその準備はできています。”と年上の長谷部が語る。


その(取材の)前に、トレーニング上でトーマス・シャーフ監督は二人の体調について凄く喜んでこう語った。“彼らはとても良い印象を残しているし、とても良い状態だね。彼らがチームに戻ってきて再び楽しんでいるのを見ることが出来るよ。”


そして実際にどのように見えたことか:練習試合では誰よりも乾貴士がフィールド上の至る所で輝いており、行動に対する欲求に満ちていた。彼はそれに加えて存在感がり、攻撃的でダイナミック、ボールを要求し直ぐにチームのトレーニングに溶け込んでいた。乾も長谷部もすぐにAチーム(カルロス・ザンブラーノもいた。)とみられるチームでプレーしていた。乾のパフォーマンスは彼のサイドでの競争相手であるルーカス・ピアゾンと比べてひどく良いものであり、それに対してピアゾンのパフォーマンスは成功しない、血の通っていないものとなった。乾がフライブルクを相手に先発で出たとしても全く不思議ではないだろう。


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練習試合で即座にゴールをあげ、土曜日にも守備的ミッドフィルダーとしてチームを操ると見られている長谷部誠には疑問の余地はないだろう。彼は統率をもたらし、戦術を担い、フランクフルト中盤のスペースをさっさと走らなければならない選手である。シャーフは彼には、フランクフルトにここの所欠けていた全ての面においての安定性を期待している。アイントラハトは準備期間中に行われた4つ練習試合で8失点を上げ、少なくとも守備において向上したという印象を抱くことが出来なかった。


なので長谷部誠にフランクフルトの希望がのしかかる。この31才になったばかりの選手は、予期せぬアジア・カップでの敗退をほぼ克服したようである。“もちろん残念でしたしとても悲しいです。”と彼は語る。準々決勝では優勝候補の日本が勝つ見込みの薄かったUAEにPK戦の末に敗れてしまったのだ。

その試合はとてもおかしな試合だったようだ。“我々は相手シュート3本に対して35本のシュートを放ちました。”と長谷部は語る。しかしながら120分後には1:1のままでPK戦の末に日本が敗れたのだ。長谷部はそれでもキャプテンとして1本めを決めた。フランクフルトの日本人は二人共準々決勝でプレーした。


しかしこのアジア・カップでの失望は二人の選手に再び闘士を引き起こしたようだ。“僕たちはヨーロッパリーグに出場したいです。”と乾は目標を語る。“僕達日本人はいつも最も高い目標を掲げるんです。”と長谷部は補う。そして彼はもちろん下位との差がほとんどないであろう事も十分に承知している。


クリスマス前にこのユニセフ大使である長谷部はインドネシアのスマトラ島を訪問した。スマトラ島での津波後10年を記念してバンダ・アチェで行われた“ファースト・タッチ”という催し物で彼は後援者を務めた。それ以前には彼は自身の本“心を整える-勝利をたぐり寄せるために56の習慣”で得た収入を福島の被災者に寄付している。すでに180万ユーロになったそうである。この本は日本でもベストセラーとなっている。

ちなみにこのわんぱく小僧である乾貴士はこの本をまだ読んでいない。




以上です。

わんぱく小僧は、わるがき、生意気な奴、などとも訳せますが、憎みきれないという印象があります。

乾選手はこのフランクフルトルントシャウで今シーズン一度批判されていますが、その後調子を上げましたね。いまだに全監督のコメントが出てくる所など、まだこのメディアが乾選手に対して懐疑的な印象も受けますが、それでも調子が良さそうということで良かったです。

それに対して長谷部選手はブンデスリーガで優勝を果たした選手ということもあり、最初からある一定の尊敬を集めていましたし、その辺も文章から良く感じられます。



ブンデスリーガ1部は12部まであるリーグ、サッカー選手の頂点です。そこに行こうとして競争しているドイツ人選手が本当に沢山います。実際に頂点にたどり着くのはそんなに簡単ではないでしょうし、そこでさらに結果を出すのはもっと難しいと思います。そうしたブンデスリーガで長い間必要とされている長谷部選手はやはり凄いですね。


【おまけ今日のドイツ】

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先日散歩に行ったらエルベ川に白鳥がいました。なんとも優雅な姿ですね。


先ほど、ブンデスリーガ後半戦 最初のヴォルフスブルク対バイエルンの試合がなんと4-1でヴォルフスブルク勝利で終わりました。とても強いチームでいい試合でした。これにシュルレが加わると更に強敵になりますね。後半戦が益々楽しみになりました。

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[ 2015/01/31 07:30 ] 長谷部誠 | TB(-) | CM(3)
この地元紙は長谷部選手の個人的な活動(スマトラ島訪問など)に触れていたり、前半の試合後の記事を見ても彼に長好意的ですね。
ファンとしては嬉しいです。
アジア杯は本当に残念でしたが、長谷部、乾両選手が活躍して、フランクフルトが少しでも上位に食い込めるよう期待しています。
[ 2015/01/31 10:05 ] [ 編集 ]
応援してるこちら側も日本人選手の活躍に飢えてます!
ブラジルW杯とアジア杯の敗退で盛り上がりや期待が薄れているので頑張って欲しいです。
[ 2015/01/31 13:06 ] [ 編集 ]
No title
長谷部の地元紙からの愛され感半端ないね
乾はゴール決めてみんなにもっと可愛がられるといいね
[ 2015/01/31 16:06 ] [ 編集 ]
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