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《ドイツの反応》香川「失われた魔法」 キッカー特集記事②

キッカー今週号で「失われた魔法」という題で特集されました香川選手の記事の続きになります。


前回の記事はこちらです。



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人々はマンチェスターユナイテッドの永遠の監督に対して異議を唱えることができるかもしれない。香川は2年前にドルトムントを去った時のような状態で戻ってくる事はなかった。彼のプレーからは華々しさが失われてしまった。ゴール、アシスト、そして以前大きな何かを生み出していた小さなアクション。香川は魔法を失ってしまったのだ。しかしこれは、なんとも酷い前半戦において彼のほとんどのチームメートにも言える事である。ワールドカップで優勝したメンバーから、それほど輝かしくない選手にいたるまで、試合ごとに順位が下がるような状況で、大抵の選手は自分自身でいっぱいいっぱいだった。彼らも香川のことを支える事ができなかったのだ。


クロップは【シュテルン】のインタビューでこう語っている。“シンジは最初の4週間は左足だけでシュートを放っていたんだ。なぜなら彼は太ももに問題を抱えていたからね。だけど彼はそれを誰にも言わなかったんだよ。彼はまたマンチェスターのようなスタートになってしまう事を恐れていたんだ。彼はそうした不運の後でベンチ外になってしまったからね。何時のことだったか彼が僕に打ち明けたんだ。一年半のという年月を簡単に人生から消し去ることは出来ないよ。戻ってきたけど、別人として戻ってきたんだ。”大会に耐えうる頑丈さ、そして定期的な出場の機会、それに安定感と自信がなくなっていたのだ。頭の中にあるバリケードはまだ取り除かれていない。


でも香川の能力に対しては疑問の余地は全くない。試合の読み、テンポ、彼がフィールド上で見せる突然の方向転換、そして何よりもゲーゲンプレッシングにおいて中央のスペースを消す事ができる彼の感知力。これこそが彼の最も得意とする領域であり、最大の長所でもある。アンデルレヒト戦で香川が見せたノールックパスはまるで教科書通りであったし、ケルンでの敗戦における彼の責任は最も少ないものであった。ミュンヘンでは足が持つ限り攻撃し、走り続け、バイエルンを苛立たせた。彼が力尽きて交代させられるまではドルトムントが試合をリードしていたのだ。その後優勝チームのバイエルンが試合をひっくり返した。またパダーボーン戦で、クロップが香川を下げた時には2:0とリードしていた。最終的にはこの昇格チームが同点に追いついたわけだが。これらは単なる偶然だろうか?

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ドルトムントではチームの下位転落の原因をワールドカップのために準備が遅くなってしまったためだと考えている。香川も日本と共にブラジルに居た。サムライブルーはコロンビア、ギリシア、コート・ジボワールらと対戦したグループリーグを最下位で敗退している。7月には香川はマンチェスター・ユナイテッドと共にUSAの試合に参加したため、彼はきちんとした準備をしていない。それにプレミアリーグが最もたくましい(訳注:原語はathletisch,アスレチック)リーガであるというのも単なる噂である。いずれにせよ、香川はしっかりと準備をした状態でこのヴェストファーレン地区に帰ってきたわけではなかったのだ。



契約書にサインをした後の香川はとても幸せそうに、チームカメラマン、アレックス・シモーズのカメラの前で輝いていた。彼は“BVBは家族のようです。”と語り、“ここで皆が僕のことを忘れないで居てくれた事と、またチームの一員になれることを誇りに思っています。”と語っている。最終的な話し合いはドルトムントのホテルにおいて、ミヒャエル・ツォルクと代理人のトーマス・クロートの間で行われたが、これはチームの建物の周辺に大勢の人が押し寄せる恐れがあるためであった。現状ではこうした恐れを抱く必要はないだろう。





以上です。

後半はいくらか良かったシーンにも言及されていましたので、割りと公平な記事だという印象を受けました。


早くチームが上向きになって、その中で上手く香川選手も力を発揮させてくれる事を期待しています。まずは今日のアウグスブルク戦と次のフライブルク戦で勝ってチームが降格圏脱出ですね。そうすれば割りと楽に戦えるようになるのではないかと思います。



【おまけ今日のドイツ】

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フライブルクの歩道にあったモザイク画です。
プレッツェル模様が可愛らしいですね。


ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
FaceBookページ:ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball
[ 2015/02/04 18:06 ] ドイツの反応 香川 | TB(-) | CM(16)
感謝
数ある海外の反応のなかでも、嫁共にお気に入りで毎回楽しみにしています。他反応よりもディープなお話も多く、凄く助かってます。

今後も大変でしょうけど、頑張ってください。

ドイツが好きで去年、一昨年とドイツ西南を周遊しながらドル試合やフワンクフルトの試合を現地観戦に行ったりしています。その過程で英語は話せるのですが、ドイツ語がわからなくて、現在勉強していますが、かなり難しくて悪戦苦闘です。

なにか初心者でもやくにたつサイトがあれば、お教え頂けますと幸いです。

ちなみに嫁がドイツ語勉強しだした理由が、クロップが好きでインタビューの話してる内容を理解したいかららしいです笑
[ 2015/02/04 18:54 ] [ 編集 ]
道路までおしゃれですね。

日本のように偏った情報ではなく、まともな分析されているので、こういうのを読むと香川選手の現状が伝わってきますね。
日本では海外選手の一部はスターのような扱いなので、サッカーへの追求よりメディアのウケの方が肝心とされている傾向があるのではないかと思います。
私もいつも楽しく拝見しております。
[ 2015/02/04 19:34 ] [ 編集 ]
No title
>シンジは最初の4週間は左足だけでシュートを放っていたんだ
この部分がいまだに分からない
移籍してからの4週間なのか?クロップは移籍後すぐに香川には時間が必要だといいながら怪我人だらけでPSMにも参加していない中駒不足でも試合に出なければならない情況だった
その時点でクロップが分かっていたなら何かおかしいな
香川本人が今は調子がいいと言ってるので美学を取り除いた縦ポンで順位があがってからの香川に期待したいですね
[ 2015/02/04 19:44 ] [ 編集 ]
No title
プレミアがタフなリーグは否定はできんな。ブンデスは日程がプレミアに比べたらゆるいからボクシングデーとか年始にかけてのスケジュールをどう乗り越えるか、で順位が大幅に変わる。

ウィンターブレークもないから、シーズン最初からコンディション作り上げてると1シーズン持たないし、必要以上に走ると中1日とかのスケジュールをこなせないから、たいていの選手はシーズン初めはコンディション悪い。試合中に手を抜くことも必要になる。

ドイツ人は逆に正直すぎというか、走行距離を持ち出して全力が美徳みたいに思ってるけど、勝ち点は3の為に、、2-0で勝って流すところを5-0の試合にしようとする気質はあるよね。手を抜く試合、走る試合と使い分けられるようになると一番いいんだけど。
[ 2015/02/04 19:57 ] [ 編集 ]
>>2-0 で勝って流すところを5-0の試合にしよ うとする気質はあるよね。手を抜く試 合、走る試合と使い分けられるようにな ると一番いいんだけど。

これ、前半戦のドルで一番気になったところだな
リードしてて試合も終盤、本来セーフティにボールを回すべきところを、何故か前に前に攻めてロストして失点
選手に焦りもあったんだろうが、こ卯いうところは、戦術関係なしに、すぐに修正できる部分だった
もっと狡猾になって欲しいわ
[ 2015/02/04 20:52 ] [ 編集 ]
No title
「香川の失われた魔法」というより実際は「ドルトムントの失われた足」でしょうね。ドルトムントの戦術はゲーゲンプレスという一試合に各選手が40本くらいダッシュを繰り返すものですが、CLの決勝に出た年以来年々ランニングの質が落ちています。その証拠にゲガ任続出でしたし、テクニカルにはラインがかなり下がりました。今年は特にひどく香川がボールもらいに行くケースがしばしば見受けられます。以前は、前で張っていれば自然とボールもらえたんですけどね。ハードな戦術を使い続けてきたツケが出てるような印象です。とはいえ、ケガ人もかなり復帰してきてますしレヴァークーゼン戦を見た限りウインターブレイク中にかなり走りこんだ印象を受けました。あとは戦術の細かい面をどこまで戻せるかではないでしょうか。それができれば前半戦とはまったく違った結果が出るのではないかと思っています。
[ 2015/02/04 21:25 ] [ 編集 ]
後半を読めば割と公平に書いてますよね。香川ひとりの責任にはしていないし。
ただ過去の自分と比べられるのは大変だなあ。

まあでも半年の大怪我をしてもトップ下の席を空けて待ってくれていたクロップはもういない。香川も割り切ってまた1から出直していけばいいよ。再び自分の手でポジションを掴む姿を見たい。
[ 2015/02/04 22:28 ] [ 編集 ]
No title
今も香川真司が出ていない試合を観戦していましたが・・・意欲がなくなり、止めたところです。
かみあっていない印象と、またもやけが人(グロクロさん)。
パスは通らないし、プレイヤー個人の情報も続きますね。

香川真司は、休んで、しっかりと調整して、それでも休みが続かないように試合に出てほしいです。
そして、マンU時代のように活躍してほしい。
活躍した後に、干されるのはマンU時代の専売特許でしたが、ドルトムントでは波に乗ってほしいものです。
ため息少しだけ・・・復活を期待して、応援しています。
[ 2015/02/05 06:00 ] [ 編集 ]
No title
なんというか今のドルトムントの現状を考えると、
「魔法が解けたのはクロップのほうなんじゃないか?」
って思えてくるんだよね。
今日の試合とか見てても中盤を飛ばしたハイボールで無駄に攻め続けてるのを修正もしないし、香川が入ってからまともな決定機が産まれだしたのは香川が純粋に足元で攻めるようにしだしたからだし……。
というかそもそもドルトムントってそんなハイボールで戦うチームじゃなかったのに何をやってるんだろ、って思えてくる。
[ 2015/02/05 06:07 ] [ 編集 ]
No title
ドルトムントは現在のクラブの方針に自信をもっているようなんだよね。つまり、今やっている戦術と、それを目的にしたここ数年の補強が正しいものだと今も確信しているように思う。

私にはそれが失敗しているように見えるのだけど、サポーターの方達はどう考えているのかな。
低迷期も支えてきた熱狂的なサポーター達ですから、降格したとしても支え続けてくれると思いますが、結果が出なくても信じられるクラブ方針でなければ、離れてしまう人達もいると思います。
ドルトムントの首脳陣は、愛するサポーター達が自信と確信をもって応援できるように、クラブの大綱(たいこう)を修正しなくてはならないのではないかな?

モザイク道路、可愛い!
[ 2015/02/05 09:38 ] [ 編集 ]
No title
「魔法が解けたのはクロップのほうなんじゃないか?」
たしかに・・・
もうちょっと引出しがほしいとこですね
[ 2015/02/05 10:32 ] [ 編集 ]
今季、香川自体は悪かったかな?
他の選手のケアに手一杯だった印象
[ 2015/02/05 16:33 ] [ 編集 ]
香川がはいってからまともに決定機産まれだしたと
言ってる人は、前半からの試合観てないんでしょうか。前半の方が決定機多く、シーズン前半と同じで打っても打っても入らずカウンターでやられたパターン。

香川投入で良くなったわけじゃなく、相手10人なったところをフレッシュな二人入れたらどんなチームも優勢に攻撃できるのは当たり前。なのにあれではチームとして酷いものです。香川のパス成功率も50%。

一番良かったのはカンプル。攻守両面でサポート、切り替えの速さが目立ってました。インモービレは、フレンドリーマッチ4試合といい、この2試合といい酷い。クロップはいつまで今のシステムでやり続けるのか。
[ 2015/02/05 17:38 ] [ 編集 ]
インモーが悪いというより、インモーめがけて最終ラインから放りこみという戦術が悪い。
放りこみするならラモスやオバメのほうがマシだと思うわ。
[ 2015/02/05 20:21 ] [ 編集 ]
No title
ロイスも調子でないな、この2戦
カンプル良かったか?
打っても打っても入らないのはその通りだと思うけど
縦ポン作戦で美学を捨てフンメルスの神クリアーで救われたレバークーゼン戦、それを喜んだクロップ
縦ポン作戦でダメならどうするんだろうな?
クロップのコメントみてたら泣きたくなるわ
[ 2015/02/05 22:15 ] [ 編集 ]
No title
カンプル運動量は豊富で守備も献身的だけど、パスが通らない印象。
香川のパス成功率は46(?)くらいだったチーム平均よりも上だし、実際に観ていて足引っ張ってたとは思わなかった。
個人的にはカンプルと香川が同じピッチに立ってるのを観てみたいんだけど、ロイスとカンプル温存するために交代させたんだよね。。
[ 2015/02/07 08:27 ] [ 編集 ]
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