【ビルト】
だからトゥヘルはパリでこんなに愛されているドルトムントのファンとしては、この写真をみたら目を疑うだろう。トーマス・トゥヘルはマンチェスター・ユナイテッドに2:0で勝利した後で選手達を抱擁し、称えたのだ。そしてその様子は決して無理やりではなかった。
いったいこの監督には何が起こったのだろうか?ドルトムント時代の彼はどちらかと言えばクールで近寄りがたい存在だった。しかし彼はPSGに行って大スター達と共に仕事をすることで花開いたのだろうか?
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トゥヘルはPSGに就任すると、すぐにみんなを食事に招待したようだ。70人も。彼はみんなの前で自己紹介をし、みんなの話を聞いていたらしい。
彼にとって大きな助けとなっているのが、フランス語が話せることである。彼は記者会見でも通訳なしですべての質問に答えようとしている。そしてたいていはそれでうまくいっている。
トゥヘルは丸くなった。ドルトムントでの彼は食事管理など、あまり冗談が通じるとはみられていなかった。パリでももちろん食事管理は行っているが、時には控室でのピザには目をつぶっているようだ。
彼は8月にスーパーカップで勝利した際、選手と記者達の前で歌っている。これはドルトムント時代では考えられなかったことだ・。
幹部からのサポート
トゥヘルはPSGにおいて、オーナーが直接採用した始めての監督だ。このカタール人はチームに巨額のお金を投資している。
選手も彼を尊敬トゥヘルはティアゴ・シルヴァやダニー・アルベスのようなチームのリーダーとたくさん話をするようだ。そして彼はネイマールの誕生日パーティーにも姿を現している。彼はトレーニングで髪形をからかったりもしている。しかし彼はもちろん徹底している。ムバッペが遅刻した時は彼をベンチスタートにしているのだ。
レキップのジャーナリスト、ダヴィッド・フィウーはビルトに対して、“距離感と人間面での長所がうまくミックスされているね。それによってPSGは本当にチームに成長しているよ。それはマンチェスター戦でも見て取れたね。”
その試合ではネイマールやカヴァーニが負傷離脱しているという事がまったく気にならなかった。
ドイツ代表のユリアン・ドラクスラーは試合後トーマス・トゥヘルといちゃいちゃしていたが、その後、“僕らのチームはネイマールとカヴァーニという二人のワールドクラスの選手がいるチームだ。だけど彼らがいなくてもチームだよ。彼らがいたほうが当然良いけれど、僕たちは今日勝利したんだ。”と語っている。そしてムバッペは最も大きな夢を見ている。“フランスサッカーがヨーロッパでできるだけ上まで行かないとね。”と彼は語った。
以上です。
トゥヘルがネイマールとカヴァーニ抜きでユナイテッドに勝ったことで、ドイツでも絶賛されていましたね。正直ドルトムントの頃と比べるとやりやすそうですよね。PSGがどこまで勝ち上がるか楽しみですね。
ブンデス首位のクラブがスパーズに惨敗という恥を世界に晒してしまっただけに、あー戻ってきて欲しい…