ブンデスリーガ ドイツの反応 Ich liebe Fussball!!

ブンデスリーガの情報をドイツのメディアを中心に翻訳!

《ドイツの反応》ドイツ紙が香川移籍と報道? その真相は?

香川選手の移籍に関する記事がドイツで出ていたら取り上げて欲しい、とリクエストがありました。どうやら日本ではすでに話題になっているようですね。


この記事は今週水曜日に発売した「スポーツビルト」に掲載された物です。


まずはその記事をご覧ください。






ドルトムントに大変革?

ギュンドガンに続きこれらのスターがさらに去ってしまうもしれない。


201505021721455cb.jpg


ボルシア・ドルトムントは大変革の真っ只中。まず最初にユルゲン・クロップ監督が今シーズン限りで辞任すると発表した。そしてドイツ代表のイルカイ・ギュンドガンが契約を延長しなかった事も明らかになった。この24歳は遅くとも2016年にはクラブから去る事になる。しかしBVBが移籍金を得るためにこの夏での移籍が有力だと見られている。これによって、ドルトムントの成功を約束する二人がクラブを去る事が確かになった。そしてこれ以外の選手もこれに続くことになるかもしれない。



スポーツ・ビルトがこれ以外にどのBVBのヒーロが去ってしまう可能性があるかについて言及する。



イルカイ・ギュンドガンと共にここ数ヶ月常にキャプテン、マッツ・フンメルスの将来について騒がれてきた。マンチェスター・ユナイテッドがこのディフェンダーを欲しがっているようだ。スポーツ・ビルトの情報によると、フンメルスはこれについてまだ考えている途中であるようだ。この選手がドルトムントに残るチャンスは今の所50%

もしフンメルスが残るのであれば、ネヴェン・スボティッチがBVBを去ることになるかもしれない。イングランド・プレミア・リーガの多くのチームが彼に興味を持っているとされている。ズボティチのドルトムントでの契約は2016年までとなっている。

同様にワールドカップ優勝者のケヴィン・グロースクロイツがクラブに残る可能性もぐらついている。この26歳の左サイドバックはおそらく今シーズンは2度とプレーしないだろう。彼はひざに問題を抱えており4週間は離脱されている。もしドルトムントが、グロースクロイツに関して魅力的なオファーを貰ったら、このドルトムンダー(注:ドルトムント人)の移籍も可能だろう。今までに何度もプレミアリーグのクラブとの噂があがっている。彼の契約も2016年までだ。

20150502172146574.jpg


BVBの将来がないとされているのが、ストライカーのチーロ・インモービレと中盤のミロシュ・ヨイッチである。この二人はこの夏にチームを去るそうだ。インモビレに関してはこれまでにイタリアから複数のオファーが届いているらしい。

20150502172149bec.jpg


またアドリアン・ラモスに関しても、適正価格でのオファーがあれば、移籍をして他のチームで新たに挑戦するができるだろう(訳注:原文は幸運を探すことが出来る。)。このセンターストライカーは昨年1000万ユーロでヘルタから移籍してきた。彼はスタメンを確保できていない。ブンデスリーガでは18試合に出場しているがこのコロンビア人はたった2ゴールをあげたのみである。トゥヘルの希望するストライカーはスポーツ・ビルトの情報によるとベルギー人でFCブリュッゲでプレーするオッビ・ウラレー(19)であるようだ。

20150502172209f6d.jpg




スポンサーリンク


トゥヘルの下ではズヴェン・ベンダーとルーカス・ピスチェクに関しても議論の余地がない、というわけではなくなった。この二人はクロップのシステムでは中心的な役割を果たしていた。彼らの状態が良ければ彼らは大抵レギュラーだったのだ。この二人はクロップとBVBでの最後のタイトルを手にしている。マインツのヨハネス・ガイスやレバークーゼンのゴンザロ・カストロ、そして今夏でレアル・マドリードからフリーで移籍可能なサミ・ケディラが、この二人の“クロップのお気に入り”の代わりとなるかもしれない。

201505021910520be.jpg


監督が代わったことはヘンリク・ミキタリンにとって有利なことになるかもしれない(訳注:直訳すると:ミキタリアンは、監督交代による勝者の一人となるかもしれない)。このアルメニア人はこれまでにBVBで彼のポテンシャルの全てを発揮できていないが、トゥヘルは彼のプレースタイルを好んでいるとされており、この26才の中盤の選手にはまだ成長する可能性があると見ているようだ。これに対して彼のパートナであり、中央では競争相手となる日本人の香川真司は、現在監視下にあるとされている(訳注:トゥヘルが彼をはっきりと見極めようとしている。)。この夏にクラブを去ることが完全になくなったわけではない。


20150502191051e32.jpg

BVBでは多くのことが起っている。まもなく新しい選手もやってくるだろう。なので多くの選手が実力を証明しようとしている。だけど、誰がこの夏に出ていくかはどうでも良い。シーズンの最後にユルゲン・クロップの別れのためにポカールを手にすることが出来れば、このダメなシーズンもポジティブなものへと変わるだろう。



以上が記事全文になります。


まず、この記事を掲載したのは、【スポーツ・ビルト】というスポーツ雑誌です。毎週水曜日に発売されます。

 これに対してサッカーに関して様々な話題を提供している【ビルト】というのは新聞です。この二つは親会社(アクセル・シュプリンガー)は同じですが基本的に全く別の媒体なのですが、日本では混同されていることが多いようですね。ちなみにドイツの3大全国紙の一つである【ヴェルト】もこのアクセル・シュプリンガーの傘下にあります。


 さて、この手の記事は移籍の記事ではなくて、あくまで編集者の推測の記事です。この手の記事はビルトでも「ドルトムントを去るべき4人と、震えなければならない5人!」などと言う題名で何度か見られましたし、このブログでも取り上げています(こちらをどうぞ)。


 とりあえず可能性がゼロではないドルトムントのスター選手の名前を出来る限り上げて面白くしようとした感じではないかと思います。

 
ただ移籍の噂と言うのは、実際に興味のあるクラブが現れてから“移籍話”として認定されるわけで、現時点で香川選手の移籍の可能性があると報道しているドイツメディアはありません。


また移籍に関してはTransfermarktというサイトがありますが、このサイトでも香川選手の移籍の噂は何もないようです。

http://www.transfermarkt.de/kevin-grosskreutz/profil/spieler/44521

上のリンクのように各選手のプロフィールを見ることができますが、右サイドに移籍の噂(Aktuelle Grüchte)として、噂のあるクラブと移籍の可能性が記されています。上のリンクはグロースクロイツですが、噂として、アーセナルへの移籍が7%、インテルへの移籍が7%と表示されていますね。

 
個人的には、香川選手の名前が出てるからといって、わざわざ取り上げるにしては内容が薄すぎるかなあと思ったのが正直なところです。(基本的に日本人の活躍は、採点を除いては特集記事が出た時点で取り上げることが多いので。)ベンダーやピスチェクの名前まであがっていますからね。こんな選考だったら誰の名前が載ってもおかしくないかなあと思いました。


日本のメディアでは香川選手の部分だけが切り取られて報道されたようですね。記事全体の論調が反映されないとやっぱり様々な誤解と憶測を生みますよね・・・。

それにしてもこのパターン多いですよね・・・。



ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
FaceBookページ:ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball

[ 2015/05/02 19:12 ] ドイツの反応 香川 | TB(-) | CM(20)
No title
まあ普通に考えれば来季でまだ残り契約3年あるのにいきなり放出は無いですね。今夏日本ツアーも控えてるのにw

香川は地元のスターであるロイスに負けず劣らず、いや彼以上かもしれない超人気選手ですから、余程今季試合で使われてないようであれば戦力外になってもおかしくありませんが、最近の試合見れば普通に調子は戻ってますからね。余程トゥヘルの好みに合わなければまだしも、放出はまず無いでしょうね。

彼に似たタイプの選手も他にいないですし、アクセントを付ける存在としてベンチ入りは必ずすると思います。
[ 2015/05/02 19:57 ] [ 編集 ]
早速、取り上げていただきありがとうございました。
日本では香川の記事のみでしたので信憑性はなくてもクロップの退団もあり、少なからず心配していました。
一言にビルトと言っても色々あるんですね!
とにかく、安心しました。
ありがとうございます!
ドルトムントの大ファンで香川も勿論応援しているし、何よりドルトムントには絶対に必要な選手と思ってるだけに良かったです!
今日は6ポイントゲーム、絶対に勝って本場のサポーターの喜んでいる記事を期待します!
[ 2015/05/02 20:50 ] [ 編集 ]
No title
一番初めに疑問に思うのがなぜスポーツ雑誌の記者が次期監督の好みを知っているのかってことですね
ただ単にこの記事を書いた人の選手の好みなんではないかと思います
オッビ・ウラレーって選手の名前も初めて聞きました
[ 2015/05/02 20:58 ] [ 編集 ]
管理人さん丁寧に訳してくれてありがたいわ
時期的にこの手の記事を書いて面白おかしくして煽りますよねー
まあ実際監督交代すれば色々変わるのは当たり前だししかたないね
ただ、カガーさんがどこへ行こうと応援するのみですよ(たぶん行かないと思うけど)
[ 2015/05/02 20:59 ] [ 編集 ]
No title
ちゃんと訳されてるのを見ると印象が全然違いますね
面白いです
[ 2015/05/02 21:15 ] [ 編集 ]
No title
こういう風に情報操作されるんですね。
目から鱗でした。
[ 2015/05/02 21:26 ] [ 編集 ]
No title
移籍シーズンは蓋を開けてみないとわからないですからね。サッカーは何が起こるかわからないと言われてますが、移籍シーズンはまさにそれです。

BVBに関しては、その前にまずはポカールです!
[ 2015/05/03 01:54 ] [ 編集 ]
No title
本当印象が違う
管理人さん毎度ありがとうございます

ムヒのトップ下に戻したら成績戻るんだろうか
[ 2015/05/03 03:35 ] [ 編集 ]
No title
どっちにしろ香川の移籍残留は監督次第になるだろうな
[ 2015/05/03 03:39 ] [ 編集 ]
NHKの放送もあるし
金になる香川をワザワザ辞めさせんやろ
来季は大丈夫
香川はゆっくり調子上げてるし
監督が変わろうが次のシーズンの出来次第だと思うけどね。
今放出するのはドルトサポも許さんだろうし
[ 2015/05/03 04:29 ] [ 編集 ]
香川にオファーとかの噂もないから今のところは残留でしょう。ただ移籍期限ギリギリまで何が起こるか分からないですからね。管理人さん何か情報が出て来たらよろしくお願いします。
[ 2015/05/03 12:05 ] [ 編集 ]
No title
どの国でもある程度似ていますが、他国のニュースは掻い摘んだ部分しか触れない傾向が強いですよね。
そしてその掻い摘んだ部分だけを見て、まるでそれが全てのように情報の受け取り手は感じてしまう・・・ 
なんかこの仕組みは怖いですね。
マスメディアにはできるだけ真相に近づくように情報をどの国でも伝えるようにしてほしい・・・
[ 2015/05/03 12:06 ] [ 編集 ]
No title
今年の出来じゃ戦力として欲しい所はないだろう
下位ならともかく年俸が見合ってないくらい高い
[ 2015/05/03 14:12 ] [ 編集 ]
だから我々はなるべく元ソースを読もうとしてるのですよ
英語はかろうじて自分で何とか出来ますが、ドイツ語を翻訳してくれるここは、とてもありがたいです
[ 2015/05/03 14:20 ] [ 編集 ]
No title
毎度のことながら日本の大衆の情報に対する無条件な信仰心は異常で、
捏造・剽窃・既成事実化による既存メディア・ネットニュースの洗脳効果は凄まじい。
だからこそ、このブログのように個人が出来る限りの真実を発しているメディアの価値は計り知れない。
[ 2015/05/03 15:14 ] [ 編集 ]
No title
グロスクロイツがアーセナルとかインテルとか
さすがドルトムントブランドですね
どう考えても他のクラブでプレイしているグロスクロイツが想像できませんが
香川は4年契約ありますから移籍はないでしょう
[ 2015/05/03 16:29 ] [ 編集 ]
管理人はジャーナリストでも目指してるのか?(目指してよ)というくらい良い記事。
[ 2015/05/03 17:05 ] [ 編集 ]
No title
直ぐにはないね。ただ監督かわって使われなくなったりポジ変わる可能性はあるね。
[ 2015/05/03 21:25 ] [ 編集 ]
No title
日本の報道では現地でそこそこ「香川移籍」が論じられているかのような伝達の仕方でしたが、
本文をあまねく読めばそれがあくまで一雑誌の一編集者の推察だということがわかります。
ここの管理人さんが発信してくれなければ日本報道を鵜呑みにするしかありませんでした。
本当に助かります。

管理人さん、貴重な情報をいつもありがとうございます。
[ 2015/05/03 21:30 ] [ 編集 ]
No title
香川もムヒも両方必要だと思いますね。
香川は早いパス回しで攻撃にスピードとアイデアを与えることができる。ムヒはドリブルで、押され気味の試合の流れを変えることができる。最近のムヒの頑張り(というか焦りっぷり)を見ると、ドル残留を望んでいるのかな?と思う。最近、ムヒはドリブルとパスのバランスが良くなってきているから、来季が楽しみです。
[ 2015/05/04 12:30 ] [ 編集 ]
コメントの投稿   ※コメントは承認制となっております。












管理者にだけ表示を許可する
連絡先
ichliebefussball2014@gmail.com
当ブログについて
当ブログは、ドイツの情報を管理人の目線から日本の皆様に紹介することを目的としており、著作権の侵害を目的とするものではありません。 当ブログで使用されている写真と元記事の著作権は全て著作者にあります。 また当ブログは、全て管理人が自分で翻訳しています。写真に関しても、できるだけ自分で撮影したものを使用しておりますので、当ブログの記事、写真等を使用したい場合は、必ず事前にご連絡お願いします。(無断転載はしないでください。) また管理人が雑誌等を撮影した写真を載せる場合は、著作者を尊重して、解像度を落として、あくまで雰囲気だけが伝わるようにしてあります。 当ブログの記事に関して、ご指摘などございましたら、速やかに対処させていただきます。また当ブログは相互RSS、リンクの募集を致しております。どうぞお気軽に下記の連絡先までご連絡ください。