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《ドイツの反応》BVB最終戦「どの選手もクロップに対して責任を感じている!」ヴァツケ・インタビュー

いよいよ今日がブンデスリーガ最終節となりました。ドルトムントは8位のブレーメンとヨーロッパリーグをかけて直接対決します。それ以外にも今日はパダーボーン対シュトゥットガルト、ハノーファー対フライブルクと3ポイント差で残留を争うチームの直接対決もあり、目が離せません!(とは言っても試合は一つしか見れませんが・・・。)


さて今日でホーム最終戦となるクロップですが、ドルトムントの会長ヴァツケのインタビューがビルトに掲載されていましたので紹介します。




BVBボス・ハンス・ヨアヒム・ヴァツケ


どの選手もクロップに対して責任を感じている!


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お別れの時間は90分だ・・・。


今日がユルゲン・クロップがドルトムントの監督しての最後のホームでの試合となる。ブレーメンとヨーロッパリーグをかけて戦うことになるのだ。



ビルト:イルカイ・ギュンドガンは2016年までの契約を延長しなかった訳ですが、彼は賭けに敗れたのでしょうか?


ヴァツケ:なんで?


ビルト:なぜならBVBはまだ公式なオファーを受け取っていないからです・・・。


ヴァツケ:まずはイルカイを擁護しなければならないね。我々は彼や代理人である彼の父親と叔父といつもオープンで公平な話し合いをしていたんだ。


ビルト:ギュンドガンが新しいクラブを見つけられないと言う危険はありませんか?


ヴァツケ:それは絶対にないね!興味を持っているクラブは複数あるよ。移籍市場は今ようやく開かれたばかりだ。今、可能性がないと信じることは間違いだ。イルカイはものすごいポテンシャルを持っているからね。もし僕が外国のクラブの責任者だったら、いずれにせよイルカイについて考えてみると思うよ。

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ビルト:BVBがこのホラー・シーズンの後でヨーロッパリーグに出場することができたら、それはあなたにとってどのような価値がありますか?


ヴァツケ:全ての前半戦と、後半戦の最初の2試合を考えれば、ヨーロッパリーグに出場できるとしたら、本当に素晴らしいことだね。理想的には6位で終えることだね。もしそうなったらブンデスリーガ史上最大の追い上げになるからね。その記録には凄い価値があるね。


ビルト:ポカール優勝よりも勝ちがありますか?


ヴァツケ:まずはブンデスリーガ最終戦のブレーメン戦に集中させてよ。その後だったらポカールについて話す準備はできているよ。


ビルト:選手の頭の中はベルリンの事でいっぱいでブレーメンの事は考えていないという心配はありませんか?


ヴァツケ:これっぽっちもないよ。我々は選手たちと徹底的にヨーロッパリーグについて話し合ったんだ。選手とスタジアムにいる7万3千人のファンたちはクロップに素晴らしい別れを用意したいと思っているんだ。これ以上のモチベーションはないね。そしてどの選手もクロップに対して責任を感じているよ。


ビルト:そしてドルトムントがヨーロッパリーグに出場すれば3000万ユーロが手を振って待っているわけですが・・。


ヴァツケ:我々はポカールに優勝することでもヨーロッパに出場することが出来る。でもなぜ2度めのチャンスについて考える必要があるだろうか?一度目があるというのにね。


ビルト:トゥヘル新監督にとっては最初にヨーロッパリーグ予選を戦わなければならないとしたら、不利になるでしょうか?


ヴァツケ:もしそうなったらトーマスは2008年のユルゲンのようだね。当時の彼はヨーロッパリーグの予選で戦わなければならなかったんだ。そして負けてしまったんだよね。しかしその後で多くのことが起こった・・・。


ビルト:クロップ監督の7年間を短く言うとどのようになりますか?


ヴァツケ:これまでに6つのタイトルを獲得した成功の物語だね。それに加えて個人的にはユルゲンという素晴らしい人間と知り合うことができた。ユルゲンと彼の妻ウッラとはこれからも個人的な繋がりは続くだろうね。僕は彼の楽天性から多くのものを学んだし、利益も得たよ。素晴らしい時間だったね。


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ビルト:あなたはケヴィン・デ・ブルイネが今BVBにいないことにどのぐらい腹をたてていますか?


ヴァツケ:当時彼と合意していたと言うことは本当だよ。だけどその周囲の事がうまくあわなかったんだ。チェルシーが彼を放出したくなかったんだよ。なぜならロベルト・レヴァンドフスキーがチェルシーに来なかったことで彼らは怒っていたんだ。でもそれは過ぎ去ったことだよ。


ビルト:今シーズンは19節目に最下位に転落したわけですが、降格にたいする不安など、スポーツ面ではあなたにとって最も難しかったシーズンでしたか?


ヴァツケ:そう言えるだろうね。我々皆んながこの状況に囚われることになったし、その影響を残すことになったね。毎朝鏡を見るだけで分かったよ。でもそれだけに、今我々の手でシーズンを良い終わりに持っていけるというのは、素晴らしいことだね。


ビルト:BVBはこの間の四半期の決算で400万ユーロの損失を明らかにしましたね。再び経済的な状況について心配しなければならないのでしょうか?


ヴァツケ:我々のクラブは4半期毎に決算を公表しなければならない唯一のクラブなんだ。株式上場しているからね。重要なのは:我々は10年前に1億2200万ユーロの借金があってスタジアムが売りに出されていたことだ。そしてそれを買い戻すためにいつのまにか借金が2億ユーロにもなていたんだ。でもBVBはスタジアムの支払いは終わって、今ではそれに左右されることは全く無くなったんだよ。1ユーロもね。もう僕らはどこにも支払う必要がないんだ。利子もね。


ビルト:経済的には問題無いと?


ヴァツケ;BVBの経済状況は他の大抵のクラブよりも安定しているよ。我々の目標は今後常に二桁の戦略的な結果をだすことだよ。(注:おそらく二桁の黒字)


ビルト:あなたはイングランドが巨額の放映金を元にブンデスリーガ市場をも買い占めてしまうのではないかという心配はありませんか(注:ブンデスリーガの選手を)?


ヴァツケ:そうなるだろうね。だから我々にとっては若い選手に力を入れる事がより重要になるんだ。ブンデスリーガの多くの平均以上の選手がイングランドに行ってしまったね。そこではたくさん稼げるからね。でもだからと言ってブンデスリーガのトップ選手がストーク・シティのようなクラブに行くことはないよ・・・・。


ビルト:そうでは無くて?


ヴァツケ:彼らはここに残るんだ。だけど中間層はなんとかしなければね。若い選手に力を入れることで彼らを留めないとね!






以上です。


いったいどのぐらいのドイツ人がプレミアリーグでプレーしているのか考えた事はあまりなかったのですが、ヴァツケの印象によると、結構平均的な選手が給料を求めてプレミアリーグの中堅・下位クラブでプレーしているような感じですね。

ドイツでキャリア・アップが望めなければ、プレミアリーグの下位でも給料が高いほうが良いというのは、分かります。いつもトップの選手ばかりに目が行ってしまいますが、今度このあたりの事情についても調べてみようと思います。



さて、ヴァツケ・インタビューということで、内容はスポーツ面以外の事が多かったですが、借金も全額返済したドルトムント。大きくなる土台はできあがりましたからぜひとも今日の試合で勝ってヨーロッパ行きを決めて欲しいです!そしてクロップとファンの素晴らしいお別れが見たい!



【おまけ今日のドイツ】
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ヴァカーバルト城
来週、G7財務省 中央銀行総裁会議がドレスデンで開催されますが、そのメンバーがこのお城に集まるという情報を今日の新聞記事で知りました。
管理人がよく散歩に行くお城に麻生大臣も訪れるんですね。


ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
FaceBookページ:ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball

[ 2015/05/23 19:37 ] ドルトムント  | TB(-) | CM(4)
No title
いよいよ最終戦ですね。
感傷的になること必至です。

ドレスデンは本当に美しい街ですね。
いつか訪れてみたいです。


[ 2015/05/23 21:06 ] [ 編集 ]
No title
ストークの扱いひでえwあそこはフィジカルエリートしか行けないんだから。ボージャンが入って想像性も増したしスタイルが確立してる面白いチームなんだけどな。
[ 2015/05/23 21:34 ] [ 編集 ]
晴れやかな気分
[ 2015/05/24 00:29 ] [ 編集 ]
No title
>ストークの扱いひでえw

たしかにw
でも、やってるサッカーをディスってるというより、ドイツ人もブンデスに誇りを持ってるだろうから、お金だけでは動かない、格も備わってるクラブにしか行かないってことなんじゃない
[ 2015/05/24 10:58 ] [ 編集 ]
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