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《ドイツの反応》日韓ワールド・カップは?ドイツ紙が過去のW杯の不正に言及!!自国開催にも不正の疑い!

FIFAスキャンダルはもちろんドイツでも話題になっています。特に自国開催となった2006年のワールドカップの抽選にあたっても不正があったのではないかと見られています。ドイツの全国紙ヴェルトの記事を2回に分けて紹介したいと思います。






売られたワールドカップ大会

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ロシアとカタールには疑いがかけられている。南アフリカとフランスは投げ売りされた。ここ最近のワールドカップのほとんどでいんちきが行われていた。それは“夏のメルヒェン”においてもだ。(注:夏のメルヒェンは2006年ドイツのワールドカップの事。)


1998年 フランス


チャック・ブレイザーが2年前にアメリカの法定で言った事は、1992年まで遡る。その当時はジョアン・アヴェランジェがFIFAの会長だった。当時のFIFAが1998年のワールド・カップについて決定したのだ。ブレイザーは賄賂を受け取ったことを告白している。彼は他の賄賂にも関わっているとみられるが、他の名前に関しては公にされていない。“私は少なくとも二つの犯罪取引に関わったし、責任がある。”という発言が記録に残っている。彼はモロッコから金銭を受け取っていた。しかし抽選で勝利したのはフランスで、自国開催で優勝した。


2002年 日本と韓国


非常にめずらしい決定だった。この2国に政治的な関係は非常に悪かったのだ。しかしワールド・カップの抽選に関しては、特に疑わしい事は知られていない。


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2006年 ドイツ


長い間、ドイツでのワールド・カップの開催はフランツ・ベッケンバウワーのゴルフの腕のお陰だと語られてきた。しかしFIFAを知っている人はこの事を決して信じていなかった。マルティン・ゾンネンボルン(注:ドイツのジャーナリスト、政治家、彼のタイタニックという雑誌がドイツワールド・カップ開催のために賄賂の手紙を送ったと冗談で報道し話題になっていた。)のファックスが決定要因となったわけでもない。

2000年7月の抽選の前までは南アフリカが有利だった。しかし最後の最後でアジアからの票が動いたのだ。本来は彼らも南アフリカに票を入れるとしていたにもかかわらず。ドイツは12:11で勝利した。同票だったらブラッターは南アフリカに決めていただろう。なぜチャールズ・デンプシーが投票の直前に投票場を後にしたのか、彼はその秘密を墓まで持っていってしまった。(注:南アフリカに票を入れるとされていたデンプシーが直前に棄権。彼は2008年に亡くなっている。)



その直前にはドイツの株式会社(注:経団連のようなもの)が、FIFAの役員が住んでいる地域で政治的にも経済的にも活動するようになった。

ダイムラーはヒュンダイに対して数百万ユーロを投資したが、ヒュンダイ創設者の息子はFIFAの役員だった。

フォルクスヴァーゲンとバイヤー株式会社はタイと韓国に対して巨額の投資を約束した。シュレーダー政権はワールド・カップ抽選の一週間前に、サウジアラビアに戦車の輸出を決めている。ドイツは“短期的に武器の輸出禁止を破棄した。”とFIFAのギート・トニョーニは後に語っている。


すでに亡くなっているメディア会社の社長レオ・キルヒはバイエルン・ミュンヘンの価値の低いフレンドリーマッチの試合の放映権を巨大な金額で買ったが、ベッケンバウワーは当時バイエルンの会長だった。このキルヒの会社の一つがその後タイのFIFA役員モラヴィ・マクディに対して巨大な金額を送金している。そしてマクディはドイツに票を投じだ。2011年にベルリンで行われた女子ワールド・カップの記者会見で、それについて質問が及ぶと、ブラッターは自らその記者会見を中止とした。



法的に見ればドイツがやって来たことはおそらく正当なものだろう。しかしスポーツの性格を考えるならばこうしたやりとりが正当とは言えまい。この全てのことは既に10年来明らかになっているが、ドイツのメディアは夏のメルヒェンに目を向けたがる。汚職は他者の問題という事になっているのだ。例えばトリニダドやバヌアツ共和国といった所で。(注:トリニダード・トバゴでFIFAの元会長が逮捕されている。)


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以上です。


時間があったら南アフリカ~カタールの部分も取り上げる予定です。日韓ワールドカップについてはあまり多くは語られていませんでしたが、ドイツの不正に関しては割りとしっかりと切り込んでいたほうだと思います。ちなみにこの新聞、ヴェルトは保守系の新聞です(南ドイツ新聞はリベラル、フランクフルター・アルゲマイネが中立とされています。)

日韓ワールド・カップの抽選に関してはドイツでは、今の所疑わしい事はないとの認識ですが、では審判の買収に関してはどうか、この事実を明らかにして欲しいと思っているサッカーファンは日本にも世界にも(特にイタリア・スペイン)に多いのではないかと思いますが、そのテーマに関するスレッドを見つけましたので、このFIFAの騒動に関連付けてドイツ人の反応を取り上げたいと思います。


ドイツでは次のロシアをどうするか、抽選をし直すべきとの声があがっていますが、不正は不正として過去にさかのぼって明らかにしてほしいてお思います。


ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
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[ 2015/06/07 19:03 ] メディアの反応まとめ | TB(-) | CM(4)
No title
中東の非民主的な国がデモ隊威嚇用に小型で高性能なドイツ製戦車戦車を欲しがり、
そういった国にまで戦車を輸出しいることがドイツ国内で批判されているそうで
(ドイツは議会にかけないで政府独断で武器輸出が行える)。
皮肉ではなくて、武器輸出を承知のカードにしてまでW杯を承知したいほどドイツ人はサッカーが好きなんだなと思いました。
[ 2015/06/07 20:28 ] [ 編集 ]
No title
日韓に関しては、日本単独開催で確定していたところを突然共催に変更されたところでしょうね。日本のメディアが韓国の闇に触れることは絶対にないので、海外メディアが取材報道してくれることを願うのみです。
[ 2015/06/07 22:50 ] [ 編集 ]
鄭夢準が韓国の番組で、金で共催に持ち込んだみたいな話ししてるのとベスト4になれたのも自分に力があるからだ!!みたいな話ししてるYouTube見たけど… ほんと、ちゃんと調査してほしい。
悪びれもせず話してたよ。
[ 2015/06/08 02:37 ] [ 編集 ]
日韓WC招致に疑惑なしという、ドイツの記事には驚きです。

でも、自国の不正が許せない気持ちは、よく分かります。

ドイツ人の好きな部分です。

自国に都合の悪い事は、何も聞こえていないふりをする国民性は、嫌いです。

楽しくはない記事を、紹介してくださって、ありがとうございました。
[ 2015/06/09 04:21 ] [ 編集 ]
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