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《ドイツの反応》ドルトムント 右翼ファンクラブのライセンス剥奪!!【西ドイツアルゲマイネ】

サッカーでは右翼による騒動がこれまでも問題となっていましたが、ドルトムントでも動きがありました。本日の西ドイツアルゲマイネ新聞から紹介します。







BVBがナチ・デモに参加したファンクラブ“ボルズィヒ・ボルッセン”のライセンスを剥奪!!


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ドルトムント:ドルトムントが“ボルズィヒ・ボルッセン”のファンクラブのライセンスを剥奪した。理由は、このファンクラブの会員がナチ・デモに参加したからである。



ボルシア・ドルトムントの周りでは、ここ何年もネオナチが走り回っていた。そして8度の優勝を誇るドルトムントのファンの中に進入することを企てていたのだ。

ドルトムントは半社会的な活動に関して抵抗していた。そしてようやくボルシアはファンクラブ・“ボルズィヒ・ボルッセン”のファンクラブとしての公式のライセンスを剥奪したのだ。その理由は、ファンクラブのメンバーが2015年の3月25日に右翼のデモに参加したためである。その日は街でも有名な右翼で、刺されて死亡したロックミュージシャン、トーマス“シュムッデル”シュルツの10回目の命日だったのだ。


ライセンス剥奪はすぐに事実上の解散へとつながった。


公式ファンクラブのライセンスの剥奪は、事実上の解散へとつながった。なぜならクラブに認可されているファンクラブには数多くの特権があるからだ。だから公式ファンクラブの会員としての名前とロゴを持たないと募集することもできない。それに加えてファンクラブはチケットを入手しやすくなっている。


“ボルズィヒ・ボルッセン”の対応者はクラブから解散をうながす手紙を受け取った事を認めた。そしてそれはソーシャル・メディアでも広がっている。“我々のファンクラブの3人が実際にデモに参加していました。でもそれは個人であって、ファンクラブとしてではありません。”と彼は語る。“これは本当に愚かなことですし、それに対しては謝罪をしました。”彼はクラブの対応がとても厳しいものだったと思っているようである。“デスペラード(注:フーリガンの名前)がやっていることはサッカーのファンとは全く関係ありませんが、それに対しても今回のように徹底的な措置が取られていません。”デスペラードは右翼で暴力的なグロープとして知られており、過去ではいつもネガティブな存在となっていた。ドルトムントは選手の金曜日にファンクラブの会員に対して手紙を送ったことを認めている。



“ボルズィヒ・ボルッセン”の会員はこのBVBの決断を棚上げすることはできなかった。よりによって右翼のインターネット掲示板上で、このBVBの決断に対する不満が広まってしまったのだ。それはこのニュースが公式に発表されるよりも早かったのだ。


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ファンクラブの規則:暴力、人種差別、差別的言動に反対する明確な声明


ファンクラブの設立にあたって、BVBは次の点を要求している。“暴力、人種差別、差別的行為に対する明確な声明”を出すことである。BVBは規約の中で、チームが“スポーツとして、国々と文化、地域と社会層を結ぶ役割を担い、それは子どもや若者、成人、または性別、肌の色、故郷、信仰、社会的な立場などにとらわれない”としている。別な規約ではこの事にそぐわないメンバーのライセンスを剥奪することができるとなっている。ボルシアは最近ではネオナチ運動のリーダー的な人物に対して同様の措置を取っている。


2013年に、ボルシアはスタジアムの規則を厳しいものにし、右翼のプロパガンダを追い払おうとしている。アウェーでの試合で“ジーク・ハイル!!”(注:ヒットラーに対する挨拶)と叫んだ人に対しては、スタジアム入場禁止の措置をとった。ドルトムントは差別に対する運動が評価されて2014年に“ユリウス・ヒルシュ”賞をドイツサッカー協会から受け取っている。





以上になります。


もう試合もありませんので、ちょっと別な角度からの記事を取り上げてみました。ドルトムントのファンは世界でも有名ですが、常に右翼の活動には悩まされてきました。

管理人の住んでいるドレスデンはネオナチの集会も頻繁に行われており、最近ではペギーダの台頭など何かと穏便ではありませんが、東ドイツ№1だったサッカーチーム、ディナモ・ドレスデンは右翼が多いことで有名です。これさえなければ結構興味深いチームではあるのですが、そんな理由から管理人は距離を置くようにしています。

サッカーと言えばフーリガンなどの暴力や右翼というイメージがまだまだつきまとっていますが、早くそういうのがなくなれば良いなと思います。

管理人はアメリカには行ったことがありませんが、野球やアメフトなんかでもファンの暴動ってあるんでしょうか?ヨーロッパのサッカーに比べると、もっとエンターテイメント性が高く安全なイメージがありますね。


話は変わりますが、Borussiaと言うのは元プロイセンのあったこの地域の名前です。Borusse(ボルッセ)というのはそこに住んでいる人の事を表します。ボルシア人という意味ですね。女性の場合はBorussin(ボルッスィン)と表記します。ドルトムントのTシャツなんかでも女性用はBorussinと表記されていますね。複数形だとBorussen(ボルッセン)なります。


【おまけ今日のドイツ】

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手作りピクルス
自分の好みのピクルスがなかなか見つからなかったので手作りしました。
数種類のハーブとハーブ味の酢に新鮮な野菜
想像しただけでも美味しそうです。ちょっとつまみ食いをしたらカリフラワーは良い感じでした。他の野菜も時間が経てば美味しく漬かると思います。


ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
FaceBookページ:ブンデスリーガ ドイツの反応 ichliebefussball



[ 2015/06/11 07:00 ] ドルトムント  | TB(-) | CM(16)
ドルトムントを熱烈に応援していますが、このような背景があるとは知らなかったです。
このブログは日本ではまず知り得ない事を取り上げてくれて本当に管理人さんには感謝してます。
野球とかアメフトもライバル関係はありますしレッドソックス、ヤンキースなんかは有名ですけど、サッカーのソレとは違うと思いますし、大きな事件は聞かないですね!
それにしても、ドルトムントサポーターは熱狂的で温かいイメージが強いので、こういう話は残念です。
一部の人間が大好きなクラブを貶めるのは頭来ますね!
でも、これからも日本からドルトムントを応援します!
ポカールの初戦の相手決まりましたね!
3部のチームのようですが、知らないチームなので、その辺の記事なんかもあったら読んでみたいです!


[ 2015/06/11 07:45 ] [ 編集 ]
どこの国でも差別がゼロになることはないかもしれませんが、不可能ではないはず。子供たちへの教育が一番大切ですね。
とくにスポーツからは完全に締め出してほしい!
管理人さんはいろんなものを手作りなさって素晴らしいですね。主婦(?)の鏡!
[ 2015/06/11 07:56 ] [ 編集 ]
No title
日本代表のにわかファンの中にネトウヨとか呼ばれている人たちが紛れ込んでいるようです。ネットでそれらしい書き込みを何件も見たことがあります。ゲームやプレーの内容より妙にナショナリズムに重きを置いた書き込みかたします。
[ 2015/06/11 09:15 ] [ 編集 ]
香川のドルトムントでの試合が終わりなんか、寂しく思います。日本での試合が今晩あるので楽しみにしていました。
ピクルス美味しそうですね。
サッカーだけでなく、ドイツそのもののな暮らしを楽しんでいらっしゃるのが、ほかのブログとちょっと違いますね。
[ 2015/06/11 09:23 ] [ 編集 ]
No title
日本って反ヘイトとかほざいてるファンクラブが
暴行事件おこしてたり、韓国でマッチポンプ気味に旭日旗でふって責任の所在めぐって内ゲバしたりしてるけど
あまりお咎めないよね
[ 2015/06/11 10:02 ] [ 編集 ]
No title
フーリガンって反体制とか革命家きどりの左翼にあたりそうだけどそっちでは左右っていわないのか
左は綺麗とw
[ 2015/06/11 10:03 ] [ 編集 ]
No title
>管理人はアメリカには行ったことがありませんが、野球やアメフトなんかでもファンの暴動ってあるんでしょうか?

あるよ
フットボール関係なんてカナダとアメリカでやると暴動気味にもなる
アメリカなんかは負けた腹いせに店から強奪とかよくおきてるじゃん
[ 2015/06/11 10:05 ] [ 編集 ]
No title
ディナモドレスデンに極右が多いってのはなんとなく歴史の皮肉を感じる様な状況ですね
[ 2015/06/11 11:42 ] [ 編集 ]
No title
管理人さんドイツに住んでるの?
[ 2015/06/11 14:52 ] [ 編集 ]
No title
勘違いしてる人がいるけど日本の右翼左翼=海外の右翼左翼じゃないんだよ
国によって右翼左翼の定義って変わるから
例えば日本において極左=共産主義だけど国によっては極右=共産主義ってなったりね



[ 2015/06/11 16:16 ] [ 編集 ]
No title
>フーリガンって反体制とか革命家きどりの左翼にあたりそうだけどそっちでは左右っていわないのか
両方いるよ、でもハゲ系は多いかな

ドイツは過激なウルトラス排除の先駆けだね
90年代頭位までは酷くて一般人の観戦が凄い減ってたので強制排除に乗り出して成功
ドイツの成功みてプレミアなんかでもやりだして上手く行った
[ 2015/06/11 16:55 ] [ 編集 ]
No title
ネオナチであって右翼ではないのでは?
[ 2015/06/11 17:24 ] [ 編集 ]
No title
功罪あれど、こうやって政治的にも文化的にも絡むところに、欧州等でのサッカー文化の根強さを感じる。
そしてその国々ほどサッカーが日本に根付くことはないだろうなとも感じる。

牛蒡のピクルスを先日TVで見て美味しそうでした。
[ 2015/06/11 17:35 ] [ 編集 ]
No title
日本語で右翼と書くと解釈が難しいんですよね。現代日本だと、右翼も左翼も本質的には同じ反体制派だったりなんかして面倒だったり。さらにネトウヨという左翼の人間が気に入らないコメントにレッテルを貼る為の用語まである。
対してドイツの右翼は民族主義的なものでしょう。近年欧州で民族主義に熱が入っているのは移民問題が根底にありそうですが、それがサッカーに普及してしまうのは仕方ないことでしょうね。
でも、ドイツではイタリアやスペインのように見苦しいチャントが大きな問題になったりはしていないように思うので、そんなに心配することはないと思います。
ブンデスリーガはとても良いリーグです。
それはこれからも変らないでしょう。
[ 2015/06/11 20:45 ] [ 編集 ]
No title
管理人さんの気持ち分かるよ。
プロスポーツをエンターテイメント以上のものにするべきじゃないよね。
たかがサッカーされどサッカー、であるべきだと思う。

悲しいかな日本でも、他のスポーツと比べてサッカーの記事には排他的な意見が目立つ印象がある。
実際のところ世界的にそういう傾向はあるんだと思う。

だからこそドルトムントの「より良い社会を作ろう」という意志はとても好感が持てるね。

手作りピクルス良いね、ピクルス大好きです。
ザワークラウトも好きなんだけど、自分で作れるのかな?
[ 2015/06/11 20:59 ] [ 編集 ]
No title
郷土愛みたいなものがプロスポーツを面白くさせてる部分は少なくないけど・・・
スポーツと政治はあまり混同してほしくないものですね
[ 2015/06/12 00:32 ] [ 編集 ]
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