【Sportaragon】
香川!主役から脇役へ・・
香川真司は8月9日にサラゴサと契約し、スタジアム中でイリュージョンを巻き起こした。このボルシア・ドルトムントから移籍した香川は、スペイン1部からのオファーをも断わり、ペップ・ビールの抜けた穴を埋めるためにアラゴンの州都へとやってきたのだ。
スタジアム、ラ・ロマレダで行われた彼のプレゼンテーションでは7000人以上のファンが駆けつけた。香川が高いクラスの選手であり、多くのメディアの興味を引いた事が原因だ。
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この23番は、日本からドイツ、イングランド、トルコを経てサラゴサへとやってきた。この日本人は、フェルナンデス監督とサラゴサの野心的なプロジェクトを実現させるべく、キープレーヤーとしてやってきたのだ。それに加えて香川真司は、スペインでのプレーを望んでいた。そして喜んでサラゴサに加入したのだ。
最も香川の獲得を望んでいたのはフェルナンデス監督だった。サラゴサにおいて香川を獲得したことはものすごく興奮する事であったが、この香川のマジックとダイナミックサはも徐々に失せており、かつて日本代表、ブンデスリーガ、プレミアリーグでプレーしていた姿ではなくなっている。
この日本人サッカー選手は22試合中18試合でスタメンでプレーしているが、フェルナンデス監督の信頼を物にすることができなかった。彼はそのうち15試合も途中交代させられているのだ。一方、香川真司はスペイン国王杯において、フィールド上で高いレベルを示している。レアル・マドリッドとの試合ではこの日本人はベストプレーヤーであり、まさにみんなが知っている香川だった。
“香川がサッカーを忘れることはないよ。彼にはほかの人には見えないパスコースが見えるんだ。”と彼は国王杯の後の記者会見で語っている。香川はサラゴサに来てからリーガで1290分、そして国王杯で270分プレーしている。合計で25試合だ。香川のリーガでのスタートにはファンから大きな期待が寄せられた。まだスペインに来てから慣れていないにも関わらず。香川はリーガ最初の数試合では、フェルナンデス監督の中心的な選手であったが、徐々に脇役へと移行している。彼がフィールド上で見せたレベルとフィジカルがその原因だ。
香川はデビュー戦となったテネリファ戦でそのクオリティーの高さを証明している。その試合で彼は80分プレーしているが、交代時にはスタンディングオベーションが起こっている。
そしてその次のポンフェラーダー戦ではシーズン初ゴールをあげているのだ。その試合での結果は引き分けだった。
香川の2ゴール目は3:1で勝利したエストレマドゥーラ戦だった。他にはルイス・スアレスとドワメナが得点している。それに加えて兵庫出身のサッカー選手はリーガのスタンデル戦と国王杯のマジョルカ戦で2アシストしている。
以上です。
サラゴサは首位と3ポイント差まで来ましたから、香川選手にもなんとか頑張って一部昇格を果たしてもらいたいところですね。
やっぱりワールドカップに未練があるのか、それとも違う要因があるのか。
本人のみぞ知る、ということですが。
なんにせよ応援しています。