【アーヘン新聞】
入れ替え戦!
ラシカ、大迫、フィルクルクがブレーメンを守る!
ヴェルダー・ブレーメン!このクラブはこれまで多くのゴールをあげてきたが、今シーズンはまったくその匂いがしなくなった。しかし入れ替え戦を前に、ようやく向上の兆しが見えてきた。トリオのおかげで!!
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2019年の9月20日、フロリアン・コーフェルト監督はうまくいかないシーズンに対してやることが沢山あった。
ライプツィヒとの試合の一日前にニコラス・フィルクルクが膝十字靭帯を損傷したのだ。そしてブレーメンの目玉補強も長い間スタンド観戦を余儀なくされている。コーフェルトは当時、“考えられる限り最悪の状況”と語っている、。そしてフィルクルクなしのブレーメンはその後急降下する事になる。そのためこのハノーファーから来た27歳がシーズン終盤に復帰した事は非常に重要な意味を持つ。彼はまだ100%ではないが、入れ替え戦での力になることはできる。彼はそのフィジカルと存在感をいかして、これまでブレーメンに足りなかったものをもたらしてくれるのだ。これによってヴェルダーは前線の空中戦でチームメートとの連携がとれるようになったのだ。
入れ替え戦を決めたケルン戦では、その隣でプレーしていたラシカと大迫がゴールしている。この3人が一緒にプレーしたのは今シーズンこれが最初なのだ。そしてこの3人が今週の木曜日と来週の月曜日に行われる入れ替え戦で中心となる。
“我々にこのようなサッカーができることは驚きではない。”とコーフェルトはケルン戦の後で語っている。“これまではまだ一緒にプレーすることができなかっただけだ。”ケルン戦までブレーメンはホームで9得点しか挙げていなかったのだ。コーフェルトはケルン戦で完璧に機能したこの3人という興味深いミックスを手に入れた。力強く空中戦に強いフィルクルク、素早いラシカ、そしてテクニックに優れ柔軟な大迫だ。“今シーズンすべてが時間との戦いだった。だけどようやくみんな集まったよ。”とコーフェルトは語る。
コーフェルトは、ケルン戦でフィルクルクを起用する前に、フィルクルクの友人に電話をして確認したようだ。“彼とプライベートでつながりのある人に電話をして、彼が私に言っている事と彼らに言っている事が同じかどうか質問したんだ。”とコーフェルトは明かしている。
フィルクルクの友人たちは普段から彼が万全な状態だと語っている事を認めたようだが、それによってコーフェルトは彼をスタメンで起用する決断をしている。そしてそれが降格を避ける事となった。
以上です。
いよいよ入れ替え戦がはじまりますが、新たなトリオの活躍を楽しみにしています!