【マルカ】スペインメディア久保がスペイン国籍を獲得するのは不可能!!
10年の滞在かスペイン人と結婚。さらに日本国籍を捨てる必要あり!
久保建英のレアル・マドリッドでの将来は彼の国籍からもはっきりしていない。
この日本の選手は2019/2020シーズンをレアル・マジョルカでプレーしているが、来シーズンレアル・マドリッドのジネディーヌ・ジダン監督のトップチームに残るのであれば、EU圏外枠を使う事になる。
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レアル・マドリッドでは3人のEU圏外の選手をノミネートする事ができるが、久保はその中でも優先順位が高い選手の一人だ。
この枠を使わないようにするために、南アメリカ出身の選手たちは比較的早くスペインのパスポートを取得していた。しかし久保の場合はそう簡単ではないのだ。
日本の法律では2重国籍が認めておらず、この日本人はスペインか日本のどちらかを選択しなければならない。
日本人が2重国籍を認め手られているのは、以下の3つの条件下においてのみだ。
1.法律が制定される1985年以前に2重国籍を取得している事。
2.両親が日本人ではないか、少なくとも片方の親が日本人で別な国で生まれた場合。しかし22歳までに国籍を選択しなければならない。
3.別な国の人と結婚するなどして気付かずに外国籍を得た場合。例えばイラン人と結婚すると自動的にイラン人になってしまう。
久保がスペインの国籍を獲得するには、いずれにせよスペインに続けて10年は住んでいなければならない。しかしこれらの期限は以下の場合は短縮される。
1.5年:難民
2.2年:イベロ・アメリカの国々(主に南アメリカ)、アンドラ、フィリピン、ギニア、ポルトガル
3.1年:スペイン人と結婚した人仮に久保が22歳になるまでにスペインの国籍を得たとしても、久保はそこから2年以内に日本かスペインの国籍を選択しなければならない。
久保はマジョルカで印象深いプレーをしたために多くのクラブがローンでの獲得に興味を持っている。
以上です。
スペインのクラブではEU圏外枠というのはなかなか厄介な問題となっていますね。この枠をできるだけ使わなくてすむように、スペイン国籍を取得する選手が多いですが、久保選手の場合はほぼ“不可能”だとみられているようですね。
マルカ紙が報じた日本の重国籍を認める条件というのは、日本の法律と完全に一致するものではないように思われました。詳しい条件は
法務省のページに掲載されています。
久保選手は、スペイン人と結婚してしまえば1年でスペイン国籍が取得できるようですが、すでに日本代表としてもデビューした久保選手が日本国籍を捨てるとは思えませんが、本人がどう思っているのかちょっと興味ありますね。