【AS】スペイン紙
サラゴサ!サラゴサの怒りと提案!サラゴサ!プレーオフの中止と一部昇格を提案!
サラゴサに近いところの情報によると、サラゴサはプレーオフの中止と一部昇格を訴えているようだ。彼らはそれが正当なものであるとしているようである。
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7月の下旬、リーガ第42節ではフエンラブラダとコルーニャが対戦する予定だったが、フエンラブラダの選手がコロナに感染したことでこの試合が延期されている。そのため、これがリーガを苦しめている。
サラゴサ、エルチェ、ジローナ、そしてアルメリアと、プレーオフに関係するチームがこの影響を受けているところだ。ASの情報によると、中でもサラゴサの怒りは大きいとのことである。サラゴサはカディスに敗れた事で直接昇格のチャンスを失っており、プレーオフに参加する事となっていた。しかしここでサラゴサが怒りを露わにしている。プレーオフの延期によって、なんとクラブのベストプレーヤーであったルイス・スアレスがローン先のワトフォードに帰らなければならなくなったのだ。サラゴサはこの期間を延長するように努めたが、ワトフォードはこれを断っている。そしてこれはサラゴサにとっては不利だと見ている。そのためクラブ関係者の情報によると、サラゴサは最もフェアだと考えられる提案をしているようだ。プレーオフの中止、そしてサラゴサの一部昇格だ。プレーオフのすべての試合を0:0で終えた事にして、プレーオフ参加4チーム中、リーガ42戦のポイントで最も順位が高かった(※サラゴサはリーガ3位)サラゴサが一部に昇格するべきとのことなのだ。
サラゴサはこの提案はフェアで正当なものであると見ており、最後までこれを貫くつもりのようだ。
サラゴサは何よりも短期決戦となるプレーオフを恐れている。ルイス・スアレスがいなくなってしまったことは明らかな不利であるからだ。
最近リーガは2部リーガ参加クラブを24に増やすという提案をしたが、すべてのクラブが賛成しているわけではない(※そんな事を決めている場合ではないとの批判あり)。それに加えてリーガは、このカオスの下となったフエンラブラダとコルーニャの試合を実施するつもりだ。フエンラブラダは昇格につながるこの試合に前向きであるが、コルーニャは降格が確定的となっており、後ろ向きだ。仮にフエンラブラダがこの試合に勝利するとサラゴサの相手がこのフエンラブラダという事になる。サラゴサとしてはプレーオフが行われない事を願っているところだが、彼らはそれを主張するために、必要な手段をとるとみられている。
以上です。
ちょっと情報が混乱していましたので、いろいろ整理してみましたが、先週の段階ではフエンラブラダが最終節の実施は無理だと判断して0:3で敗れた事にする事を提案していました。そのためエルチェが6位ということになり、サラゴサとエルチェがプレーオフで対戦するとみられていました。しかし金曜日になって、リーガがこのフエンラブラダの提案を拒否した事で、この話は白紙になってしまったようですね。
エルチェはこの決断に怒りを露わにしています。フエンラブラダはホテルからの隔離から開けたたため、プレーオフの開催には前向きとのことですが、実際のところいつ試合ができる状況になるのかはまだはっきりしていないようです(28人が感染)。十分に試合ができる状況ではありませんが、フエンラブラダは降格が確定的なコルーニャが試合をドタキャンすると見て、プレーオフに前向きのようです。
そうこうしている間にサラゴサはルイス・スアレスを返さなければいけなくなってしまったようで、それを理由にプレーオフの中止を訴えるという動きにでるという情報が出てきたところです。