【Fichajes】
久保建英にとって理想的な移籍先はどこだろうか?
この日本人は今後も成長するために重要な存在となれるチームを必要としている。
久保建英は、この移籍市場において注目の的となっている。レアル・マドリッドには彼を放出する気は全くないが、来シーズンも一部リーガにローン移籍させる事を望んでいる。ここで成長させて、トップチームの一員にするためだ。
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では久保建英にとって最も理想的なオプションとは何だろうか?これまでに頻繁に噂がに上がったチーム名は、セビージャ、グラナダ、ビシャレアル、ベティス、そしてアムステルダムのアヤックスだ。
久保にとっても最も大事なのは何だろうか?
▶継続的にプレーできる事最も先に考えなければならないのは、マジョルカのように常にプレーし、経験を積むことができるチームだろう。この点からはセビージャとアヤックスは理想的ではない。このチームにはすでに久保のポジションにも選手がいる。セビージャにはルカス・オカンポス、スソ、そしてムニールがサイドにいるので久保のチャンスは少なくなるだろう。一方オランダではツィエクが放出されたものの、まだそのポジションにはドゥシャン・タディッチやキンシー・プロメスらがいる。これに加えてドニー・ファン・デ・ベークの存在も問題となるだろう。
▶ヨーロッパの試合に出場できること。次に大事なことは国際試合に出場するチームである事だ。そうなれば別な国のチームと戦う事になり別なレベルで力が測られる事になる。レアル・ベティスはペッレグリーニが監督に就任したことで、久保の成長は期待できるが、この点で言えばベティスはまったく当てはまらない。
▶プレースタイル次に重要なのは良いシステムの中でプレーできることだろう。システムの犠牲になる事なしに、輝けるようなチームを選ぶことが大事だ。この点ではビシャレアルとグラナダは理想的だと言えるだろう。この二つのチームの監督はアイデアは異なっているが、彼らは常にサイドラインから選手を鼓舞している。
ウナイ・エメリ監督はサイドの選手が試合に関与する事を好んでいるが、彼らは常にプレーメーカーとの連携をとる。その先にあげたポジションは久保に良く合っているだろう。
一方ディエゴ・マルティネス監督はより実践主義であるが、昨シーズンはダルウィン・マチス(※補足:左サイドが最も多いが、右サイドとワントップでもプレー可能な選手)を活かすようなシステムを採用していた。これは久保にとってはポジティブな材料だ。
総合的に見れば、このチームの目的は異なっているが、グラナダもビシャレアルもこの日本人にとっては成長する上で理想的な移籍先となるだろう。ただクオリティーがより高いのはビシャ・レアルだ。彼らはリーガでトップ争いをする事、そしてヨーロッパリーグで戦う事を目標としている。
以上です。
スペインのスポーツメディアが久保選手の移籍先を分析していましたが、ビシャレアルとグラナダを推しているようですね。この間名前が挙がってきたオサスナや大分前に上がっていたソシエダはすでに候補から除外されているようですね。今週中にも移籍先が決まるとされていますが、どこになるのか楽しみです。