【SPORTARAGON】
ラ・リーガ、スペインサッカー連盟、スポーツ相、どれもサラゴサの要求に反応せず。
“ほんとうに我慢ならんよ。”とレアル・サラゴサのクリスティアンアン・ラペルタ会長は現在クラブが置かれている状況に対してコメントしている。サラゴサは8月4日に正式な文書を提出したが、リーガ、サッカー連盟、CSD(スポーツ相のような政治機関)のどれも反応を示していない。
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ラペルタはルイス・スアレスがプレーオフでプレーできない原因はクラブ側にはない、としてこれが大会開催の根底にある公平性に反しているとして訴えているのだ。そのためプレーオフを行わずにサラゴサを昇格させるように訴えていた。サラゴサはこれまで文書を正式に受け取ったという連絡しか受けていない。
“彼らが、適正だと思われる期限以内に反応を見せないのであれば、法的に対処する用意がある。”とサラゴサ側は語っている。
ラペルタはデポルティーボとフエンラブラダの試合が中止になった時のことを思い出す。当時は“状況に敬意を払って発言を控えていた”だけだったが、プレーオフが不公平になってからは黙っていることはできなくなったようだ。“大きなリーガでまだ終わっていないのは我々だけだよ。”とラペルタは嘆く。それと同時にサラゴサの要求は正当であるとも強調している。
スポーツディレクターのアランテギもプレーオフに対する会長の意見に賛同している。“サラゴサにとっては本当に悲しい状況だ。このように大きなリーガが、13か月を経て重要な選手なしでこうした大会の開催を許可するなんて信じられない。”と語っている。
アランテギはほとんどの2部のチームが9月12日のリーガ開幕に向けて来週月曜日からトレーニングを開催する事に言及している。
“それなのにまだ我々はプレーオフの最初の試合も戦っていないんだからね。我々に他のチームのようにシーズン間の休暇もないよ。”と彼は語った。
以上です。
一応フエンラブラダとデポルティーボ・ラ・コルーニャの試合は今週の土曜日か日曜日に開催されることになっていますが、フエンラブラダは選手が足りないとして、さらなる延期を望んでいるようですね・・・。
以前コルーニャがこの試合で勝利した場合、勝ち点で残留チームと並ぶと言及しましたが、リーガはこのような場合得失点差ではなくて、直接対決の成績が優先されるようですね。そのため直接対決で敗れたコルーニャの降格は決まっているようです。コルーニャにやる気がないのも当然ですね。対応がちちょっと遅くなりましたが、ご指摘ありがとうございました。
それにしてもプレーオフを待っている選手たちは夏休みもとれずに気の毒ですね・・・。