【RBB】
ケーぺニックから東京へ!!
ウニオンの新加入!遠藤渓太はまだドイツでは無名だ。しかしこの22歳の日本代表選手は、少なくとも一つの点においては偉大な香川真司と同じだ。ケーぺニック通りやリヒテンベルク、シャルロッテンベルクに行くと彼らの姿を目にすることができる。赤と白のユニフォームを着たウニオンのファン達だ。でも日本では?
“今から3年前に内田がウニオンに移籍した後で、日本人の間でもウニオン・ベルリンが知られる事になりました。ヘルタ・ベルリンだけでなく。”と日本のジャーナリスト、ツチヤ・ケンタローは語る。彼はすでに5年もベルリンに住んでおり、日本の共同通信のためにヨーロッパ中の日本の選手の同行を伝えている。
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そして彼は今シャルロッテンブルクから同郷の選手についての情報を送っている。細貝萌に続いて、その一年後に原口元気がヘルタに移籍していたが、日本におけるブンデスリーガ、そして選手への興味は非常に大きなものだ。“日本人選手がブンデスリーガに移籍すると多くの日本人ジャーナリストが選手を見るためにスタジアムに駆け付けますね。”とツチヤは語る。彼らが活躍したりゴールした際には、大きな見出しでそれを報道するのだ。
香川の通訳が遠藤を助ける特に日本人の間でも有名な選手が香川真司だ。現在31歳になる彼はドルトムントとマンチェスター・ユナイテッドでプレーし、ブンデスリーガとプレミアリーグで優勝している。香川と比べて遠藤の日本での知名度はそれほどではないが、すでに共通する事が一つある。香川と同じように、ジュンペイ・ヤマモリが遠藤の通訳を務めるのだ。水曜日に行われたヴュツブルクとのテストマッチにおいてこの通訳はウルス・フィッシャー監督の隣に位置取り、この新加入に監督の指示を伝えていた。監督は“彼をチームに溶け込ませようとしているんだ”と語っている。
それに加えてチームメート達も遠藤を助けている。クリストファー・レンツはアパート探しを手伝ったところだ。遠藤はすでにチームメート達と共に日本食レストランにも行っている。ドイツ語のレッスンが始まるのは8月の終わりからだ。
彼の長所はスピードとドリブル一方、昨シーズン横浜マリノスで優勝し、買取オプション付きでローン移籍した遠藤は、フィールド上ではそれほど多くの助けを必要としていない。“彼は何を持っているかをちょっと見せてくれたね。”とフィッシャー監督はテストマッチの後で語っている。スポーツジャーナリストのツチヤ・ケンタローもヴュルツブルク戦のテストマッチを観戦し、彼がチャンスを作る様子を見ていた。“スピードとドリブルが彼の長所ですね。攻撃においても才能があります。とにかく速いですね。“とツチヤは代表経験2試合の彼について語る。
現在では、ブンデスリーガで活躍する選手がそれほど多くなくなっている。日本人選手の数がここ数年で減ってしまったのだ。そのため日本のサッカーメディアの前で遠藤渓太が注目を集める事はより良い事だ。“多くの日本のサッカーファンがウニオン・ベルリンを知っていますよ。“とこの40歳のジャーナリストは語る。そして彼はウニオンがアジアにおいてもっと有名になると信じている。遠藤は日本においてはアディダスと日産の広告塔としてすでにその注目を楽しんでいたところだ。インスタグラムのフォロワーは3万人もいるが、来年のオリンピックでプレーすればその注目度はさらに大きくなるだろう。“彼の目標は来年のオリンピックでプレーする事だと思いますね。”とツチヤは語る。
そのためにブンデスリーガでプレーする事は決してマイナスとはならないだろう。しかしまずはプレー時間を得るために彼も戦わなければならない。“もちろん彼はマリウス・ビュットラーと争わなければならないですね。彼も良い選手ですからそう簡単ではないですよ。だけど彼にとっては良い挑戦ですよ。”とこのジャーナリストは語る。
“ここ一年で自分を証明するために、全力を尽くします。契約できるように。”と遠藤は語っている。彼がそれに成功すれば、日本で赤と白のユニフォームを目にす日も来るに違いない。
以上です。
遠藤選手の特集記事がありましたので紹介しました。ジュンペイさんが遠藤選手の通訳を務めるようですね。
先日、当時の香川選手のチームメートだったズボティチのウニオン退団が発表されたのはちょっと残念でしたが、遠藤選手の活躍に期待しています!