【ビルト】
ブラント!フラストレーションが溜まるシーズンになる可能性!
ユリアン・ブラントは昨シーズン大人気だった。その結果彼は2500万ユーロでレヴァークーゼンからドルトムントに移籍している。しかしそれから一年後、彼は自分の居場所を失ってしまった・・。
ドイツ代表でも出番がない・・。さらにファヴレのシステムの犠牲にもなっており、今シーズンがブラントにとってフラストレーションの溜まるものになる可能性は大きい。
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1:1に終わったスペインとの代表戦において、彼は90分間ベンチとなっていた。彼が代表でクロース、ギュンドガン、ハヴェルツの中盤でプレーする可能性はそれほど高くないだろう。
さらにドルトムントが4231にシステムを変えたことで、ベンチになる可能性が大きくなったのだ。
それは彼の最大の長所が短所でもあるからだ。彼は昨シーズン33試合に出場したが、それでもルシアン・ファヴレの下でレギュラーには定着していない。彼は8番でプレーしたり、6番でプレーしたり、時には10番でもプレーしている。それどころか、ワントップ、右サイド、左サイドでもプレーしている。彼はチームに空いた穴を埋めなければならないのだ。彼が抱える問題は、それぞれのポジションのスペシャリストが彼よりも優れている事だ。
▶彼はセントラルミッドフィルダーとして6ゴールをあげたが、彼の弱点は一対一に弱い事だ。彼は246分に一度しかファールをしないし、イエローカードも198試合で一度しかもらっていない。それに比べてジャンは73分に一度のファール、そしてヴィッツェルは62分に一度のファール、さらにディレイニーは46分に一度ファールをしている。
▶10番のポジションでブラントはノーゴールだ。ロイスは12試合で6ゴールしており、現在はレイナがそこでプレーしている。
▶サイドではサンチョとアザールが定位置を獲得している。ブラントは11試合で3つのゴールに絡んでいる。
▶ワントップはハーラントだ。彼は15試合で13ゴールをあげたが、ブラントは6試合でノーゴールだ。
以上です。
ブラントのようにどこでもプレーできる選手はチームにとっては重要ですが、定位置を獲得するにはポジション争いに勝つしかないので、そこはある程度仕方ないですね・・・。
しかし彼が定位置でプレーしない事でドイツ代表から漏れることになると、それはそれでドルトムントのイメージが悪くなってしまう気もします。ドルトムントに移籍したら代表に出れなかった選手が増えると、今後の補強にも影響がありそうです。