【キッカー】
堂安!“良い結果を残したいです。”堂安律のブンデスリーガデビューは順調なものだった。しかしアイントホーフェンからローン移籍したビーレフェルトの日本人は、土曜日のケルン戦を前にまだまだ向上の余地がると感じているようだ。
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本来であれば、堂安は右サイドの選手として獲得された。“そこが僕の一番好きなポジションですからね。”と堂安律はビーレフェルトのプレゼンテーションの場で語っている。そして“でも監督とは10番としてもプレーできると話をしましたよ。そこでプレーするべきなら、それもOKです。問題ないですよ。”と彼は続けている。そして彼は言った事を半分ぐらい実現させた。この22歳は先週の土曜日のフランクフルト戦において(1:1)ウーヴェ・ノイハウス監督の指示の下、二人いる8番の一人としてプレーしたのだ。ビーレフェルトは433の戦術を採用したが、堂安はマルセル・ハルテルの隣の中央のポジションでプレーしたのだ。右サイドではゼビオ・ズクがプレーしている。
そのポジションは時間帯においてはなかなか良いものだった。軽やかさとテクニックを備えた堂安は、なによりもビーレフェルトの好守の切り替えのかなめとなっており、パス成功率は76%、そして対人勝率も60%と良い数字を残している。堂安は“すごく興奮しましたね。僕にとってもハードな試合でした。僕たちは良いプレーをしましたし1ポイント獲得に相応しかったと思います。”と最初の試合を総括している。次はホームでケルンと対戦するが、“次の試合では3ポイントを獲得したいですね。”と語る。この小さく、頑丈な日本人はガンバ大阪からグローニンゲンに移籍したが、その後2019年にアイントホーフェンに移籍している。しかし彼はそこで21試合に出場し3ゴール1アシストとブレイクするには至らなかった。新たに監督に就任したロガー・シュミットは少なくとも一年はローン移籍でプレーさせるという決断を下している。
堂安はこの移籍の決断が簡単ではなかったと語っているが、“ビーレフェルトで良い結果を出したいと思っています。”と語っている。
もう幕は開けた。アルミナにとっても堂安にとっても、まだまだ向上の余地はるが、それでもこのトリッキーなスタイルと個人レベルがビーレフェルトの攻撃に活力を与えており、これからますます楽しみだ!
以上です。
フランクフルトを相手に引き分けと良いスタートを切ったビーレフェルトですが、堂安選手はさっそくスタメンで活躍しましたね。次はケルンという事ですが、ここで勝利して勢いに乗ってもらいたいですね。