【NTV】
いまだに所属クラブが決まらず!マリオ・ゲッツェの悲劇!
2014年のワールドカップ優勝者はいまだに所属先が決まらない。マリオ・ゲッツェは移籍市場が閉まる昨日までに移籍先が決まる事を望んでいた。しかし何も起こらなかった。今では彼を巡る悲劇はスポーツ面だけではなくなっている。
昨日何か動きがあると予想していたサッカーファンはそれほど多くはなかったが、それでも何かが起こるかもしれないと期待しながらゲッツェのニュースを追っていた。ワールドカップの決勝ゴールを決めて以来、彼を取り巻く運命は特別なものだ。多くのドイツのサッカーファンにとってアルゼンチン戦で見せたゴールは心に残るものとなっている。しかし現在の彼の状況を見ると、彼が2度と活躍することがないのではないかと思わせるものとなっている。
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皆、ゲッツェが私生活ではなくてスポーツ面で再び新聞の見出しを賑わす活躍を見せることを期待している。しかしゲッツェを取り巻く状況は目に見えて悪くなっている。彼は本来であれば、できるだけ早く移籍し、チームトレーニングに合流することを望んでいたが、それも過去のものとなってしまった。これでゲッツェのシーズンが遅れて始まる事が決まっている。すでにドルトムント退団が早い段階から分かっていたにも関わらずである・・・。
仮にゲッツェが自分の目標に見合うクラブを見つけられたとしても、安い香水のように売れ残りの気分をまとう事になるだろう。
マリオ・ゲッツェがいまだに心のバランスを見つけてはいないのではないかという気分を拭い去る事ができない。今から2年前、彼は自信のドキュメンタリー映画の中で、“自分で何か言う前に、メディアや公の意見に対して戦うことになる。”と語っている。そしてこれがいまだに彼にとって問題であるようだ。彼は自分自身の問題を解決するよりも先に、周りがどう思っているか、という問題に対処していることは明らかだ。
彼のこれからのキャリアにおいて、レヴァークーゼン、ヘルタ、そしてバイエルンなどは素晴らしい解決先となっただろう。そして逆に見ればこれらのクラブはゲッツェから利益を得ることができただろう。
ヘルタのラッバディア監督はバイエルンに敗れた後で、マリオ・ゲッツェのような選手を獲得するのに“ヘルタの力は十分だろうか?“という発言をしている。
これはある意味痛恨の一撃だ。これではクラブがマリオ・ゲッツェを精神面でケアする事ができるかどうかという事を示唆している。本当にゲッツェはメンタル面でケアが必要なのだろうか?
これからマリオ・ゲッツェの将来がどうなるにせよ、ドイツのサッカーファンたちは、ワールドカップ優勝者の思い出を忘れることはないだろう。これが意味することは多くのファン達がゲッツェが再び幸せにプレーすることを望んでいるという事である。これによってこの悲劇がようやく終わってくれるように。
以上です。
さすがに精神的なケアどうこうは飛躍しすぎだと思いますが、まあ結局のところゲッツェの獲得に動くクラブはありませんでしたね・・。
まあゲッツェはフリーですからまだ移籍は可能となっていますが、どうなるでしょうかね・・。延長を蹴らなければ、ドルトムントに在籍することは可能だったわけで、まあコロナがあったとしてもこれは本人も予想していなかったのではないでしょうか・・。
※アイントホーフェンに移籍の可能性が出てきました。