【フスバールオイローパ】ドイツ
久保建英が単なる控え。ウナイ・エメリ、起用法を弁明
レアル・マドリッドはどうして久保建英がビジャレアルで試合終盤でしかプレーしないのか理解できない。ウナイ・エメリ監督がそれに対して弁明している。久保建英はこれまでリーガ5試合すべてに出場してはいるが、プレー時間の合計はたったの54分だ。これは18歳の久保にとっても、レアル・マドリッドにとっても少ない数字だ。
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“久保は素晴らしい若者だよ。彼は成長を望んでおり、その目標に向かって進んでいる。彼は自分が挑戦しなければならない状況にいる事は良く分かっているね。その挑戦とは最高のレベルに達する最初の日本人になるという事だ。それを望む人は多く、みな一日も早い彼の成長を望んでいる。”とウナイ・エメリ監督はASにおいて語っている。
しかし成長をプッシュするようなやり方は、久保の成長を促すどころか、むしろその反対になるようだ。エメリはまずは久保が慣れなければならない事を強調している。“メディアの反応は理解できる。彼はフィールド外ではスターだからね。だけれど、まずはフィールド上でスターにならなければならないよ。”とエメリは語る。
エメリは久保のポジションに関しては、非常に多様だと見ているようだ。このマドリッドからの選手は3つのポジションでプレーできるのだ。彼は現在中央での能力を向上させる事に努めている最中だが、左サイドはさらに向上の余地があるとの見方だ。
“我々の義務は、最適な方法で彼の面倒を見ることだ。彼がこの目標に達する事ができるようにね。”とエメリは語る。一方で“私はこれまで選手の誰にも試合時間を約束したことはないし、その選手がいるから優勝できると約束したこともないよ。私はそれはしないね。”とも語っている。
以上です。
ASのインタビュー内容は以前にも紹介しましたが、その発言がドイツでも話題になっていましたので紹介しました。