【ビルト】
インモビレの復讐ゴールでドルトムント、ローマで敗れる
チャンピオンズリーグ初戦はもう忘れたいぐらいだ。
ドルトムントはチャンピオンズリーグの初戦でラツィオ・ローマと対戦したが1:3で敗れている。グループ内ではもっとも強力な相手だとみられていたが、ドルトムントは負けに相応しかった。試合では元ドルトムントのチーロ・インモビレの復讐ゴールも見られた。
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ドルトムント!ローマで敗れるマルコ・ロイスはスカイに対して、“説明のしようがないね。このようなパフォーマンスを見せてはならないよ。なによりチャンピオンズリーグの初戦ではね。本当に悪かった。今日はすべてが足りなかったよ。”と語っている。
理解に苦しむのが、ドルトムントにほぼ全ての時間帯で闘志が見られなかったことだ。容赦ないプレス、それから素早い攻守の切り替えの代わりに、やる気とアイデアのないパス回しが見られただけだ。
しかしラツィオは違う。ローマはドルトムントを自分たちの武器で下している。アグレッシブなツヴァイカンプフにより相手からボールを奪っているのだ。そして前半だけで2:0としている。
6分:ラヴィアがムニエの緩いパスに対して素早く反応する。そのボールはコレアを経てインモビレに渡り、インモビレが冷静に決めて1:0だ。よりによってインモビレだ。このイタリア人は2014/15シーズンにドルトムントにやって来たが、ブレイクする事はなかった。彼は2016年以来ラツィオにいるが、昨シーズンはセリエAで36ゴールを挙げ、欧州得点王になっている。ドルトムントもそれを肌で感じる事となっている。
さらに復讐ゴールに加えてオウンゴールだ。ルイス・フェリペがヘディングシュートをする。キーパーのヒッツはそれに落ち着いて対処する時間がなく、ボールをゴールに叩き入れてしまったのだ。プロ部門部長のケ―ルは、“前半は本当にひどい内容だった。こんなプレーを見せてはならないよ。”と語っている。
しかし71分にはハーラントがレイナのパスから2:1となるゴールを決めている。しかし5分後にはまたしてもラツィオのゴールだ。
またしてもラツィオがカウンターを見せる。アルベルトからインモビレ(アシスト)、そこからアクパ・アクプロが決めて3:1だ。ルシアン・ファヴレ監督は、“我々はそこにはいなかった。ディフェンス、走り・・・すべてが欠けていた。もっと良いプレーをしなければならないよ。がっかりしている。”と語っている。
ドルトムントは初戦でポイントを落としたが、悪い予感が伴う。2017/18シーズンは初戦のトッテナムに1:3で敗れているが、6試合で2ポイントしか獲得できずにグループリーグで敗退したのだ。
これを繰り返さないためにも、ドルトムントはもっと向上しなければならない。
以上です。
インモビレは相変わらず好調のようですね。
それにしてもドルトムントは、“こんなプレーをしてはならない”と何回も繰り返していますが、全然治りませんね。
下位相手のポイントの取りこぼしもなくなりませんし、ファブレは同じ間違いを繰り返しているのが気になります。