【フランクフルター・ルントシャウ】
長谷部!引退が近づく!アイントラハトは、できれば若く才能のある選手を起用したい。良い理由からだ。
フランクフルトは土曜日にドルトムントと対戦し、後半、なんとかして相手の攻撃から逃れようと努力したものの、そこから逃れることはできなかった。組み立てからの攻撃はほとんど見られなかったが、それはいつものように走り込みやポジショニングに問題があったからではない。これは明らかにドルトムントが後半になってから投入したチームとのクオリティーの差だ。
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アイントラハトも選手を交代する事によって勢いを与えることができたかもしれない。それによって新たな力、より新鮮で素早い動き、新鮮な風をもたらしたかもしれない。しかしアディ・ヒュッター監督の手は縛られたままだった。
彼は最初に潰し屋のシュテファン・イルサンカーを交代したが、その後ドミニク・コール、そしてバス・ドストを投入している。しかし残ったストライカーは勢いがなく、素早さもなかった。
もしかしたらアミン・ユネスを投入していたら、もっと試合に勢いをもたらすことができたかもしれない。しかしこの27歳は試合前のトレーニングで“痛めてしまった”とヒュッター監督は語っている。そのため彼はこの日メンバー入りしなかったのだ。監督は、“彼がいたら、我々に良い影響を与えたかもしれないね。”と語っている。この日のドルトムントは、“非常に危ない守備をしていたので、アミンは理想的な選手だった”とのことだ。この監督は、試合後、クラブが冬に補強するか質問されている。攻撃においても、他のポジションにおいてもまだ改善すべき点がある。しかしヒュッターは基本的にアイメン・バルコクや鎌田大地のような若手の成長を妨げたくないと見ている。“新たな選手を獲得したら、若い選手の成長を進めることが出来なくなるからね。だからそれはやりたくないんだ。”とヒュッターは語る。それに加えてクラブにはコロナの影響で十分な資金がない。
ヒュッター監督は、最初の6試合でリーガ最年長のチームを起用したが、シーズン中にこれを修正するつもりのようだ。ドルトムント戦での平均年齢は27歳だったが、初戦のビーレフェルト戦では29.2歳だったのだ。
この平均年齢を上げているのが、1月に37歳に長谷部誠の存在だ。彼はここ3試合出番がないが、ヒュッターは長谷部が“これまでにトレーニングした選手の中で最高のプロ選手の一人だ。”と評している。しかしそれでも彼には引退の時期が近づいているようだ。“夏には彼のキャリアはかなりの確実で終わりとなるだろうね。”と彼は驚くべきことにオープンに語ったのだ。
“誠がプレーすると、ヒンターエッガーかヌディカがプレーしなくなるからね。”とヒュッターは語っている。
これにはスポーツディレクターのヌディカの扱いにおける哲学も反映されている。選手を獲得し、育てて売る、というものだ。ヒュッターは“もしかしたら近い将来彼を良い金額で売るかもしれないね。彼はそれにふさわしい才能とクオリティーがあるからね。”とヒュッターはオープンに語る。
ヌディカの市場価格は2250万ユーロとなっているのだ。ヌディカを売った場合、その金額のすべてがアイントラハトに入る事になっている。第3のクラブにこれが流れる事がないのだ。これは最近では珍しいことだ。
以上です。
アイントラハトはヨヴィチやレビッチなどを売ってそうとうの金額を得ましたが、21歳のヌディカもそうした候補にしたいみたいですね。市場価格も2250万ユーロまで上がっていますから、やはりプレーさせないのはもったいないです。という事になると長谷部選手がベンチになるのもある意味仕方ない流れですかね・・。