【Westfalenblatt】
堂安律!インタビュー!
アルミナはこの夏8人の選手を獲得しているが、堂安律はその中でも最も大きな発見だった。彼はその新鮮で勇敢なスタイルでプレーし、観客の人気者となる素質があるだろう。当紙編集者のディルク・シュールターに対して堂安律が語る!
あなたはアルミナに移籍して以来良い批評を沢山得てますね。自分のプレーにはどの程度満足していますか?
堂安:ここで幸せですよ。これまでのアルミナの全得点の半分に関わる事が出来ました(2ゴール2アシスト)。これをシーズン終わりまで継続したいと思っています。チームはいくつかの試合では終盤力不足でしたし、僕自身もそうでした。シャルケ戦でみせたように最後までクオリティーをキープするのが大事ですね。チーム全体でそれに取り組まないといけませんね。
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シャルケに勝利して冬休みに入りますがどんな感じですか?堂安:すごく幸せですね。試合前はプレッシャーもありましたから賢くいなければなりませんでした。負けたら残留は自分たちの手には無くなってしまいますからね。短い冬休みにおいてこの勝利は本当に大事ですね。フレッシュな状態で新年に臨むためにも。
今年の冬休みは短いですが、それでも家族に会う事はできますか?堂安:コロナでシーズンの始まりが遅かったので、休みは5日だけなんです。コロナでなくても日本に帰る事はなかったと思います。この短い休みで回復して、後半戦への準備が始まるまでにまた万全な状態になるようにしたいですね。
ビーレフェルトを訪れる人もいないという事ですか?堂安:そうですね。友人も家族も来ないです。コロナの影響で日本からドイツに来るのは難しいんですよ。特にドイツには。クリスマスも新年も一人ですよ。
これは悲しいですか?堂安:ガンバ大阪からオランダのフローニンゲンに移籍した19歳の時から一人には慣れています。普段は冬と夏に日本に帰りますし、日本代表の時に家族に会う事は出来ます。でも今回は家族に会ってからはすでに半年が過ぎていますね。でも日本を去るときにこうなるかもしれないとは思っていました。でもヨーロッパでプレーするためならこうした犠牲を払うのも厭わないです。
という事はクリスマスはビデオチャットですか?堂安:それがクリスマスかどうかはあんまり関係ないですね。家族や友人達とは定期的に連絡していますからね。たまに時差がある事を忘れる事もあります。電話しようと思ったら電話してしまうんです。日本時間の4時に電話してしまった事もありますよ。でも彼らはもうそれに慣れましたね。
コロナが普段の生活に与える影響はどうですか?堂安:コロナが僕の生活を大きく変えたという事はないですね。もともとそんなに外出するタイプでもないので。オランダでもビーレフェルトでもそうでした。大きな違いは、コロナのせいで、みんなの生活が程度のこそあれ似たようなものになった事ですね。なんか変な感じですけれど、チームメートも外出できないのが分かっているのは、良いものですよ。一人で家にいなければならないのは自分だけではないですから。なので疎外感は感じません。
あなたは日本では広告塔としても有名ですが、どんな商品の宣伝をしました?堂安:日本のテレビでは4つのコマーシャルが流れていますね。プーマと契約しましたし、それからオリンピックのチームとしてはコカ・コーラのエナジードリンク、それからVisaもそうですね。オリンピックのスポンサーを務めるチケット販売会社もありますね。電車の中でも僕が出演したビデオが流れていますよ。
22歳のサッカー選手としてそれは普通ですか?それとも自分がスターだと思いますか?堂安:これは普通だとは思わないですね。これまでワールドカップにも出ていませんから。でも日本ではオリンピックは大きな話題となっています。サッカー日本代表がオリンピックで初めて金メダルを取るという期待は大きいです。なので広告スポンサーからのプレッシャーもありますね。でもそこから新たなエネルギーが生まれるとも思っています。
試合が開催されると思いますか?堂安:日本は非常に良く準備ができた国だと思っています。1億3000万人の人口がいますが、コロナ感染者はすごく少ないです。それに人々はすごく規則を守っています。僕にできることはビーレフェルトでさらに成長して、(オリンピックの)試合を視野に入れて最高のパフォーマンスをする事です。それがビーレフェルトに移籍した理由でもありますから。トップリーグで実戦経験を積んで成長するというのが。チームとしてはまだそれほどポイントを集められていませんが、ここでの成長を楽しんでします。今は100%サッカーに集中していますね。
あなたはアウェーでは一人部屋のようですがどうしてですか?堂安:答えは簡単です。敏感なので一人じゃないと眠れないんですよ。トップパフォーマンスを発揮するには落ち着きが必要なんです。それに夜に日本に電話している時に誰も邪魔したくないですからね。
サッカー以外の興味はは?堂安:馬に興味がありますね。競馬は日本ではすごく人気があるんです?
乗馬もするんですか?堂安:まだやったことはありませんが、やってみたいですよ。もしかしたらビーレフェルトで。将来は馬を所有して競馬に参加させたいですね。
あなたは今シーズン末までアイントホーフェンからローン移籍していますが、アルミナは買取オプションを有していますね。アルミナに留まる事は想像できますが。
堂安:まだそれについては考えないようにしています。アルミナで一部残留したいと思っていますし、それが大きな目標です。クラブを助けてこの目標を達成したいと思います。でも今僕が来シーズンどこにいるのかを語るのはどちらのサイドにとっても敬意が足りないと感じますね。今はこのシーズンに集中していますし、将来について考える事で気をそらされたくないですね。
以上です。
堂安選手のインタビューがありましたので紹介しました。馬が好きで自分でも飼いたいとの事でしたが、話の流れ的には競走馬のオーナーになりたいみたいですね。競馬に興味があるというのは中々興味深いエピソードでした。
ちなみにドイツでは馬が大人気です。どんな女の子も異性に恋をする前に馬に恋すると言われています。ドイツでは競馬ではなくて馬術が人気です。