【Sport1】
長谷部と契約を延長するべき理由!
長谷部!契約を一年延長か?
長谷部誠は本当に凄い現象だ。この日本人はすでにブンデスリーガ最年長となっているが、それでも成長している。しかも急にフランクフルトで延長する可能性も出てきた。アイントラハトのアディ・ヒュッター監督は、長谷部について質問されると、定期的に彼を絶賛している。
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“誠がプレーしている姿を見てみると、彼が年老いたハゼ(長谷部)ではなくて若きハーゼ(ウサギ)であるかのように感じるね。彼はサッカーにおいて独自のレベルに達しているよ。彼のサッカー面のクオリティーだけでなく、人間性におけるクオリティーも我々に良い影響を与えている。誠はトップ選手だ。”とヒュッター監督はマインツ戦の後でも語っている。2:0で勝利したマインツ戦において、長谷部はまたしても守備的中盤で彼の能力を発揮している。パスにおいてもうすぐ37歳になる彼は素晴らしい成果をあげているが、その成功率は86%だ。
対人勝率も63%を記録しており、彼より優れた選手はあまりいない。彼はその年齢にも関わらず、守備的中盤としてもフランクフルトにおいて非常に価値があるのだ。
しかし長谷部は通常はいささか時代遅れとなったポジションデプレーしている。3バックの中央であるリベロとしてフランクフルトの攻撃を後方から操っているのだ。今は無観客試合なので、彼の言っている事がより分る。彼は戦術的なアドバイスをし、チームメートを助けているのだ。
ブンデスリーガには彼のように落ち着いたレベルに達したディフェンダーはほとんどいない。長谷部は蒸気ハンマーと呼ばれたマティアス・ザマーやローター・マテウスのように動くことはない。どちらかといえば、間違った音を訂正するオーケストラの指揮者のようだ。アイントラハトにはこの夏、ブンデスリーガ最年長の長谷部を放出する事ができるだろうか?
これまで彼が出場した試合で、フランクフルトは33ポイント中20ポイントを獲得している。
長谷部の契約はこの夏までとなっているが、フレディ・ボビッチはCheck24において、“本当は今シーズンが彼にとって最後と言っていたんだ。でも彼のプレーする姿は本当にすごいね。1月、もしくは2月に彼と話をするよ。どうなるか楽しみだ。”と語っている。アイントラハトのチーム平均年齢はリーガでも最も高くなっており、そのため世代交代も考えなければならなかった。しかし経験なしではうまくいかない。ドストはすでにブルッヘに移籍し、キャプテンのアブラハムもシャルケ戦の後でクラブを去る。昨年夏にはゲルソン・フェルナンデス、ヨナタン・デ・グスマン、マルコ・ルスと、30歳以上の選手が3人も去っている。
ボビッチは“経験豊かな選手と若い選手のミックスが我々に良い影響を与えてきた。”と語るが、長谷部自身はビルトに対して、“もしかしたら一年延長するかもしれないし、辞めるかもしれませんよ。”と語っている。
現在コロナにおいて移籍市場が難しいものとなっているが、何よりリベロとして非常に価値があるこの絶好調の選手を見る限り、少なくとももう一年の契約延長となりそうだ。
以上です。
ドイツ紙が長谷部選手と契約延長をすべき理由を記事にしていましたので紹介しました。