【ビルト】
ダルダイ・ヘルタにカムバック!
一度は喜ぶも、敗れてしまう!!
パル・ダルダイ監督は623日ぶりにブンデスリーガに戻ってきた。
しかし彼のカムバックとなった試合において、ヘルタはフランクフルトに1:3で敗れている。試合は66分にヘルタが先制し、非常にエモーショナルなカムバックとなったが、その後シルバ(66分、90+4分)とヒンターエッガー(85分)のゴールでフランクフルトが逆転している。
スポンサーリンク
ダルダイは試合前、希望に満ちて、“私はこの試合で多くを期待しているよ。”と語っていた。このハンガリー人はヘルタのチームをかなりいじり、6つのポジションを変えている。何よりもゴールキーパーの交代は周りを驚かせるものだった。これまでダルダイの下で138試合に出場したヤールシュタインが正ゴールキーパーに復帰したのだ。その代わりシュヴォロフがベンチとなっている。
ダルダイ:“キーパーを代えるにもっとも典型的な時期だと思う。アレックスはこれまであまり運がなかった。ルネは非常に落ち着いているよ。”
ダルダイの下ではラバッディア監督の下一度もプレーしなかったクリュンターとアスカシバルが今シーズンデビューを飾っている。この監督はラバッディアの下で戦力外となっていたルケバキオも戻している。
ダルダイはデビュー戦においてかなりのリスクを負ったわけだが、時間帯によっては彼の作戦がうまくいった時もあった。
ヘルタのディフェンダー(これまで32失点)がフランクフルトを相手に長い間守ったのだ。11分のシルバに対してトルナリガがセーブを見せる。さらにヤルシュタインが鎌田とシルバのシュートに対してワールドクラスのセーブを見せたのだ(28分、43分)。それどころかこれまで積極的でなかったルケバキオまで守備に参加していたのだ。そして後半にゴールが生まれている。ダルダイによってスタメンに選ばれたピアテクが66分に決めて先制したのだ。
ヘルタの監督はスポーツディレクターのアーネ・フリードリヒと大喜びしたが、ここまでだった。
その96秒後にはフランクフルトのシルバがヘディングで同点ゴールを挙げたのだ。シルバは19試合で15ゴールを達成しているが、これはフランクフルトの選手としては初めての事だ。さらに85分にはヒンターエッガーがゴールし、90+4分にはシルバがPKを決めている。ヘルタは来週バイエルンと対戦するので、ダルダイにとっては簡単ではないだろう・・。
【ビルト採点】トラップ 3
トゥタ3
ヒンターエッガー2
ヌディカ 3
バルコク 5
ソウ 3
長谷部 2コスティチ 3
鎌田 3ユネス 3
シルバ 2
以上です。
なんとフランクフルトが土曜日夕方の時点で3位に浮上しています。3位から7位のグラートバッハまでは1ポイント差しかありませんからかなりの混戦となっていますが、CL争いが面白くなってきましたね。
長谷部選手はまたしても6番として出場しチーム最高点の2の高評価となっています。
ヘルタはラバッディア監督に代わりダルダイ監督が復帰しましたね。ダルダイ監督は最初のころは原口選手をかっていたんですが・・・。