【Hessenschau】アイントラハト・コラム!ジェスチャー?合っているじゃないか!!
アイントラハトはホッフェンハイムを相手に快勝している。鎌田大地が今シーズンで最も美しいパスを決めたおかげだ。
そうなる可能性はほとんどなかったし、これからもそうなる事はないだろう。でも私はできればメスート・エジルがアイントラハトでプレーする姿を見たかった。おそらくウーヴェ・バイン以降、エジルのように美しいパスを出す感覚を持った選手はいないだろう。エジルのプレーはすべてが簡単そうでエレガントに見える。タキシードを着てフィールドに送り出さなければならないぐらいだ。
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エジルの場合はそうだった。しかしこれをエレガントと見る人がいる一方で、ジャスチャー(プレーする姿)にやる気が感じられないと見る人もいたのだ。それはなで肩なせいもあるだろう。彼が見せるスプリントは、犬を連れて公園を散歩しているようにも見えるぐらいだ。しかも彼はドイツ国歌を歌わない。それで本当に試合に勝てると思っているのだろうか・・・?エジルは実際多くの試合で勝っている。そして鎌田大地を見ているとエジルを良く思い出す。なで肩、中庸なテンポでフィールドを動く。そして彼が国歌を歌う姿も見たことがない。
幸いなことに最近のフランクフルトにはあまり文句の付け所がない。それでも私は鎌田のプレーするジェスチャーへのコメントを見る事となった。これは本当にひどいジェスチャーだ。こんなんで勝てっこない・・などなど。
しかし鎌田も勝つことができた。しかも沢山。ではいったいジェスチャーの意味とは何なのだろうか。一対一にボクサーのように挑めという事だろうか?アーノルド・シュヴァルツネッガーのような体でフィールドに行けば良いのだろうか?しかしソファーでだらけているような体型の私にして見れば、別に鎌田が中盤で椅子に腰かけていても気にならない。彼が日曜日に見せたようなパスを出してくれるのならば。
このパスはいったい何なのだろう?一対一からノールックで50メートルの対角線のパスだ。コスティチの足への正確なパス。そこは完全にフリーなスペースとなっており、それはジャガイモを植えたり、家を建てたりする事ができる程だった。鎌田はまさに天才的な一手でもってホッフェンハイムのチームを試合から追い出したのだ。こんなに美しいパスが本当にあるだろうか?答えはイエスだ。このパスはアシストではなかったが、プレアシストとなっている。鎌田の今シーズンのアシストは驚くべき事に9となっているが、これはトーマス・ミュラーとヨシュア・キミッヒに続いてリーガでも3位だ。
キミッヒはその力強いジェスチャーで国歌を叫ぶタイプであるが、それが素晴らしいサッカー選手の条件なのだろうか?
もしかしたらそうかもしれないが、そうではないかもしれない。いずれにせよメスート・エジルはフェネルバフチェでガラタサライと対戦し敗れてしまった。彼のジェスチャーが原因だろうか?
以上です。
鎌田選手のパスを絶賛し、エジルと比較するする記事がありました。本当に素晴らしいパスでしたね。
ジェスチャーと訳しましたが、ここではプレーする姿勢という意味です。鎌田選手はやる気なさそうに見える事で批判されていますが、そういう部分ではエジルにも似ていますね。
一時先発を外れましたが今シーズンは20試合でベンチ入りし、先発が16回、途中出場が3回、出番なしが1回となっています。ヨヴィッチの復帰がどんな影響を与えるか気になっていましたが、このプレーを続けていけば大丈夫でしょう。