【ビルト】
鎌田!ヒュッター監督とあまり話をしない理由を明かす!
鎌田大地は現在11スコアポイントとアンドレ・シルバに続いてアイントラハトでは最も危険な選手だ。しかしこの控えめな日本人がシルバのように称えられることは少ない。彼がビルトのインタビューに答えた。鎌田さん、ヒュッター監督がシステムを変えてからうまくいっていますね。ダブル10番のほうが2トップよりも得意ですか?鎌田:僕に沢山説明して、助けてくれたのはバス・ドストでした。でも一人で10番をこなすのは難しかったですね。今は対戦相手が二人(※二人の10番)に対処しなければならないですから。
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あなたはユネスから何を得ていますか?また彼はあなたから何を得ていますか?鎌田:僕たちはうまく調和がとれていると思います。異なったクオリティーがありますからね。二人とも前へプレーしたがっていますが、アミンはドリブラーとしてで、僕はパスの出し手としてですね。それまでは僕が一人でトップ下でボールを捌いていました。今は対戦相手から離れて、フリーのスペースを探すことが出来ます。
ドストとは話をしていたようですが、シルバとはどうですか?言葉の面でもサッカー面でも。鎌田:言葉の面では砕けた英語とドイツ語での会話になりますね。フィールド上では多く話はしません。僕が前方に危険となるスペースを見つけると、すでにアンドレがそこに走っていますね。彼の動きは凄く良いですよ。僕たちは似たような嗅覚を持っていますよ。
ヒュッター監督はあなたと沢山話しますか?彼がたくさん話をする選手もいますが、そうでない選手もいます。僕と話すことはほとんどないですよ。僕はフィールド上では要求に応えようとしていますし、うまくできていると思います。そうでなければ監督も僕に何が悪いか言うでしょうからね。でもそうはなっていません。
あなたはシーズンの目標を15スコアポイントに設定していましたね。すでに11(※ケルン戦で12に)になりました。ちょっと控えめすぎませんか?鎌田:そうではないですよ。10番でプレーしていますから、15ぐらいはないといけないと思います。できればゴールの割合が多いと良かったんですけどね。5ゴール6アシストだったら良かったです。
初のチャンピオンズリーグ出場に欠けているものはなんですか?鎌田:まだそれについて話すのは早すぎますよ。僕たちはポカールもヨーロッパリーグもありませんから、毎週パフォーマンスを発揮するのに集中するのが大切ですね。
あなたの契約延長にはすごく時間がかかりましたね。移籍の可能性もありました。アイントラハトに残って嬉しいですか?鎌田:はい、本当にこの時期を経験する事ができて幸せですよ。これまでこんなに勝った経験をした事はなかったので。僕はどちらかと言えば降格争いをするようなチームが多かったんです。連勝はほんとうに新しい経験ですね。
あなたのプレーは多くのクラブの注目を集めていますが、すでに来シーズンにむけて声がかかっていますか?鎌田:日本では別な星の下に生まれるなんて言う言い方をしますが、他の人の方が僕よりも目立つことの方が多かったです。これからもそうだと思います。僕の代理人ははっきりした事だけを伝えます。ジェノバへの移籍の噂があった時はそうでした。
あなたはできればもっと目立ちたいですか?特に代表で。鎌田:今のままでもオーケーですよ。実際僕は日本ではあんまり有名ではないんです。道を歩いていても気づかれません。でもキャラを変えたくはないですよ。
チームメートのヨヴィッチやトラップはソーシャルメディアでも活発ですが、あなたはそうではないですね。どうしてですか?
鎌田:そうですね。日本でもそれほどメディアには出ませんよ。それに僕は自分でもそれほど写りが良いとは思っていませんので。ケヴィンは全く違いますね。彼は見た目も良いですから。僕を彼のように見たがっている人はいませんよ(笑)。
あなたは控室ではうまくいっていますか?チャンドラーの冗談はわかりますか?鎌田:(笑)最初は本当に不慣れでしたね。彼の冗談は理解できなかったのでストレスでしたよ。でも今は慣れましたから、笑う事ができますよ。でも彼のように一日中笑っていられるのは不思議ですね。
あなたの同郷の長谷目誠は37歳で契約延長目前ですが、あなたも長くプレーしたいですか?鎌田:日本ではそのぐらいの年齢でもプレーできますね。でもトップリーガでこのようなパフォーマンスを発揮するのは本当にすごいです。それはポジションも関係あると思います。僕のポジションはどんどん若い才能が出てきます。競争はもっと激しいですね。だから37歳でプレーできるとは思いませんね。誠は良い意味でクレイジーですよ。
以上です。
鎌田選手のインタビューが掲載されていました。好調フランクフルトが楽しみですね。