【Fansited】アメリカ
久保建英のセビージャ、レアル・マドリッド、ソシエダ戦のプレーを分析!
レアル・マドリッドからローン移籍した久保建英は今シーズン最悪のパフォーマンスを見せたばかりだ。でもそうなる事はある意味必至の事であった。今となってはどうにかして良い方向に行くことを願うばかりだ。私がこういうのは、私が彼を信じているからだ。彼は非常に若いのだから。彼にはまだまだ沢山の時間があるから大丈夫だろう。まだピークにも達していないのに、パワーのピークを期待するのは相応しくない。でもこれが意味することは、久保は多くの事柄において間違う事もあるという事だ。
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私はもちろん彼が才能あふれる選手であることは分かっている。そして彼がこれからさらに良くなる事も分かっている。しかしそれがいつ起こるかをはっきりと断言することはできない。この才能あふれる青年は、彼が変わるという期待を別にすれば、まだヘタフェに適応しようとしている段階だ。2シーズンも終わらないのに3つ目のクラブなのだからスタートで苦労するのは分かり切った事だ。これは大きな要因だろう。新しい街、新しいプレースタイル、違った役割、異なるチームメート、これだけでもすごく難しい。それに加えてこの若い選手にはプレッシャーがかかっている。もちろん彼にはよりハードワークが必要だ。それは否定しない。私は彼がヘタフェでプレーしているのを見たが、ボールをゲットして、そこから何かをしなければならないという必死さが見えなかった。インテンシティに欠けていることは大きなネガティブポイントだが、どんな選手もこうなる事は避けなければならない。久保はまさに今そうしたことに直面しているが、一度経験してしまえば、それを乗り越えるだろう。
他にはもっとプレーに関与したいという欲求や、継続性を発揮する事も重要となるだろう。もし久保がそれを望んでいないのだとしたら、彼はそれを望むべきだ。今が変わるべき時なのだから。久保は若い。彼は今世界で最も大きなクラブでプレーしているわけではない。今こそ彼がスター、もしくはスーパースターになるための継続性を得るべき時だ。では最近の試合に戻ろう。久保はこの前記事を書いた時から3試合でプレーしている。そのうち1試合は先発出場で、残りは途中出場から比較的長めのプレーだった。久保からしてみれば、これはあまり面白くない状況だろうが、読者は久保のデータをみれば、より分かるだろう。
久保はセビージャ戦では右サイドで先発している。彼は58分間プレーしたが、放ったシュートは1本。キーパスは1本、そしてドリブル成功は3回となっている。さらにタックルが2回にクリアが2回だ。
久保はレアル・マドリッド戦ではベンチスタートとなった。彼はそこで36分間プレーしたが、そのプレーはデータにも、見た目にも表れていなかった。ファイナルサードでのパスは2本と、ドリブルチャレンジが1回、インターセプトが1回とあまり彼は多くを残したとは言えないだろう。サイドでの動きはあまりなく、ヘタフェのポゼッションも少なかったので、あまり助けとはならなかった。
ソシエダ戦でも久保はベンチとなっている。彼は33分間プレーしているが、ドリブルを2回成功させている。彼は狭いスペースを脱出するために体をうまく使っている。しかし結果は伴わなかった。フリーキックを一度蹴ったが、それも最高というわけではなかった。これだけだ。
それでもこれは私が見た中で最もがっかりした事ではない。久保はなんとこれらの試合を合計してボールに42回しか触っていないのだ。彼は最初のウエスカ戦ではこの3試合以上にボールに触っているのだ。彼はパスを23回通そうとし、成功したのは18回だけとなっている。私は少しばかり心配しているが、かなり心配しているというわけでもない。彼はまだ移籍したばかりだからだ。彼はまだ若いし、これからどうにかする事が重要だ。以上です。
久保選手が2試合続けて先発からはずれていますが、あまりボールに触っていないのは確かに気になりますね。まあチーム状況も良くないので難しいですね。次は金曜21時からベティスと対戦します。