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独紙コラム!「鎌田を見ると幸せになれる!!私はカマディスタなのだ!」

【Spiegel】


アイントラハトの選手!鎌田大地

彼を見ると幸せになれる!


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私たちの娘が、テレビの前に座っている私に、いったい何をしているのか質問すると、時々“サッカーを見ているんだよ。”と答える。しかしほとんどは“鎌田を見てるんだ”と言っている。


ブンデスリーガで誰が勝つかとか世界一のチームがどのような戦術を採用するかにはあんまり興味がない。私が知りたいのは、この24歳の日本人がアイントラハトでどう成長するか、と言う事だ。


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素晴らしいサッカー選手を見つけたという思いは、いつも私の気に入る事だった。まるで恋するようなものだ。初めて見た瞬間に、心がクレイジーなまでに動悸するのだ。


私が鎌田大地を見たのは2019年の8月1日の事だった。私はフランクフルトに両親を訪ねていたのだが、息子が希望したのでヨーロッパリーグ予選のアイントラハト対フローラ・タリンの試合を観戦する事になったのだ。まだ夏の空気が肌にまとわりつく中、4万8千人のファンがチームカラーの白を身にまとっていた。非常にリラックスした雰囲気で私はその瞬間を楽しんでおり、試合にはそれほど集中していなかったのを覚えている。


あれはたった一つのボールトラップとパスだった。背番号40番のアイントラハトの選手が、すばらしい技術でボールを受けたのだ。そして私は一瞬にしてそれにひきつけられてしまった。鎌田大地だ。彼はまるでフィジカルがないかのようなプレーをしていたが、彼はボールに対して非常に優れた感覚を有しており、まるでひらめきの中を生きているようだった。


この夏のあまり重要でない試合で、決定的な仕事をした選手は他にもいたが、その時、私はこんな選手はほとんど見たことがないと思った。彼のボールの扱いと言ったら、それがボールを止める動きだろうが、パス、それからドリブルだろうが、まったく簡単そうで、素晴らしかったのだ。彼がまるで宙に浮いているかのようだ。


それから私は常に鎌田がどうしているのかを見てきた。そしてそうした私が他人の目には奇妙にうつっているかもしれないとは考えもしなかった。


私は鎌田のプレーを見るために、南チロルのボンゼンの自宅から、1600㎞も離れたパダーボーンまで行っている。私はシュトゥットガルトのスヴェン・ミスリンタートにインタビューで、どのようにして選手を発見するのか質問したが、その場で私は、自分が鎌田を発見した時の事を語っている。ミスリンタートはその時おかしな表情で私を見返している。


私の友人たちは、他の人がバイエルンやドルトムントのファンになるのと同じように、私が鎌田のファンなのかと質問する。でもファンというのは正しくない。私は彼を見るのが非常に好きだが、非常に冷静で分析的な見方をしている。私はカマディスタなのだ。私は鎌田を研究しているのだ。


鎌田はボールに触って試合を変える事が出来る。彼が今から2週間前のホッフェンハイム戦でみせたフィリップ・コスティッチへの正確な40メートルのダイアゴナルなパスがその良い例だ。アイントラハトが中盤でボールを奪ったかと思ったらもうコスティチがクロスを上げ、ゴールだ。この間にかかった時間はたった1秒で、鎌田からの一本のパスだけだ。


また彼はベルリンではペナルティーエリア内で3人の選手を交わして、無表情でフォワードに正確なパスを送っている。彼はゴールを背にしていたので、私はこれはさすがに無理だろうと思ったものだ。しかし彼はそこから踵でアシストして見せたのだ。


世界にはもっと重要で、もっと効果的な選手もいる。それでも鎌田がボールに触れると特別なものとなる。なぜなら彼は最も難しい物を体得しているからだ。彼のアイデアは生きているのだ。


鎌田研究家としての私は彼がゴール前で躊躇し、守備においては時々不安を見せる事に気が付いた。今シーズンの前半の彼はボールロストなど、だらしなく悪いプレーもしている。しかしアディ・ヒュッター監督は、素晴らしい選手には悪い時もあればよい時もあるが、素晴らしい事には変わりないという事が分かっている。


ヒュッターは2番目に厳しいカマディスタだ。彼は完全に鎌田を信じている。そして今日土曜日の試合では、私だけでなく、多くの観客が鎌田が何をしているのか見ることになる。


アイントラハトはこれまでの9試合で8勝1分けで3位として首位のバイエルンと対戦するのだ。鎌田は今シーズンすでに10アシストをしており、フランクフルトに貢献している。私が2年前に見たタレントはチャンピオンズリーグでプレーする選手になるべく、良い所にいる。


彼のアイデアからゴールになるところを見ても、鎌田研究家の私は、“私は2年前からそれを知っていたんだ。”とは言わない。彼をみると単に幸せになれる、それだけだ。


鎌田の前にそのように感じた選手は、マイク・オットだ。当時1860ミュンヘンでプレーしていたこの18歳に感激した私は、ペップ・グアルディオラの友人に電話して、彼に推薦するようにとまで言ったのだ。しかしオットは今フィリピンでプレーしている。




以上です。

最後の部分はまあ、自虐といったところでしょうが、自分をカマディスタだと主張する記事がでるとは驚きです。この記事がでた直後に鎌田選手は1ゴール1アシストを達成しましたから、この記者もさぞかし喜んだ事でしょうね。


[ 2021/02/22 05:12 ] 鎌田 | TB(-) | CM(-)
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