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ドイツ紙「夢のパス!!香川はロングボールの危険性を知っていた!!」特集記事《ドイツの反応》

地元紙ルーア・ナッハリヒテンが香川選手の記事を掲載しましたので早速紹介します。






夢のパス!

香川はこのロングボールの危険性を知っていた!


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香川真司はメディアからの質問にたった3つしか答える時間がなく、残念ながらその場を後にしなければならなかった。そこで香川は少しお辞儀をし、“ごめんなさい。”という仕草をしたが、少し罪悪感を感じているかのようにも感じられた。

香川はこの後もVIP席に行かなくてはならず、彼のこの夜の仕事はまだ終わっていなかったのだ。しかしおそらく彼はその場でも喜んでヨナス・ホーフマンに出した夢のパスについて説明したことだろう。倒れながら放ったボールは正確に先制点を上げた選手の走る道のりへと飛んでいった。約50メートルの距離を越えて。


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レヴァークーゼンのゴールキーパーであるベルント・レーノは、香川のロングボールに対して飛び跳ね、この場面での大きな助けとなった(注:ドルトムントにとって)。そしてその事がホーフマンのゴールを可能にしたわけであるが、それがこのアクション(注:ロングボール)の天才性を軽くするわけではない。そしてこのアクションはこの26才が今シーズン序盤で見せたパフォーマンスにおける全体的な印象に良く合うものであった。



良いパス成功率


この夜、彼のパスの83,6%が成功した。これは香川が中盤で創造的な役割を担い、時々危険に挑んでいた事を考えると非常に良い数字だ。彼のホーフマンへのロングボールは決して偶然ではない。“僕たちは良く準備していました。”と彼は語る。“僕らはロングボールで相手を仕留める事ができる事を知っていたんです。”(注:仕留める=プロレスの“フォール”するが直訳。)


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香川にとっては監督の交代は良かったようである。だからといってユルゲン・クロップの重要さが彼のキャリアにおいて少しも小さくなるわけではない。なぜなら香川はその当時誰がサポートし、今日のような選手にしてくれたかを忘れることがないからである。トゥヘルはチームと“非常に信頼に満ちた”仕事をしている、とミキタリアンと同様に繊細な香川は3:0の勝利の後で語った。


“雰囲気は良いですね”


今シーズンの香川真司が良さそうであろうことはもう疑いの余地はない。“僕らはサッカーしていて楽しいですし、雰囲気も良いですね。”と彼は立ち去る前に語った。時にはこんなにも簡単にいくものだ。

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以上です。

ルーア・ナッハリヒテンの特集記事になります。

以前の記事でも補足しましたが、ルーアナッハリヒテンの寸評が的はずれな事からこの新聞に対する批判コメントが増えています。

もう一度補足しますが、ルーアナッハリヒテンは、スポーツ新聞やタブロイド紙ではなく、ごく普通の地元紙の一つです。ズボティッチのチャリティー活動に同行したり、ボルシア・ドルトムントとも密接に関わっています。寸評は複数の記者が交互で担当しているため、同一メディアのものとしては統一感がなく、記者の好みによって毎回見方が変わる、という欠点もあります。しかしこの新聞は基本的には信頼のおける地元紙と捉えて良いと思います。


※ではそもそも新聞の寸評はどういう立ち位置なのでしょうか?

スポーツ面で一番大きく取り上げられる記事はあくまで試合の様子を伝えるレビュー記事になります。寸評はその横の方で取り上げられる、いわばおまけのような役割にすぎません。日本では毎回必ず香川選手の寸評が出る事が分かっているので、素早く、そして時には大きく取り上げられますが、新聞全体から見た重要度はむしろ低いのではないかと思います(読む人は少ないと思います)。ベテラン記事がレビュー記事を担当し、それ以外が寸評を担当するという事も十分にあり得ますね。(この辺は検証が必要ですが。)


ルーアナッハリヒテンのような発行部数13万部のような小さな新聞だと、やはり寸評を複数の記者で交代で書いたりするのはある程度仕方ないと思います。やっぱり一面に力を入れるでしょうし。

それでも、全体的にみれば、今回のような記事もいっぱいありますし、今後は寸評以外の記事もより定期的に取り上げてみようと思います。


【おまけ今日のドイツ】

管理人が購読しているザクセン新聞のスポーツ面。一面はディナモ・ドレスデン(ここも黒と黄色・・・シュヴァルツゲルプって言うのはちょっとやめて欲しいですが・・)3面の下のほうに選手のコメントと採点がまとめられています。ちなみにドイツの新聞は政治、経済などテーマごとに冊子になっていますので、スポーツに興味のない人は一面をチラッと見ただけでページをめくらず冊子ごと脇にどけてしまいます。



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※上はスポーツ欄1面、下はスポーツ欄3面


[ 2015/09/23 06:00 ] 香川BVB 15 | TB(-) | CM(20)
いつも丁寧に翻訳や説明いただきありがとうございます。
記者の批評はいい加減なものが多くてほぼ、気にしてはいませんが
それでもこのレヴァクーゼン戦に対する内容は?と思いました。


http://www.soccerdigestweb.com/news/detail/id=11456

↑このコラムの中の
 「60分間は人知れずパスを散らし、
  時にクリエイティビティも欠けていた。
  ボールをゴールにコロコロと転がして
  あまり願ってもいなかった結末を手に入れたことで、
  疲れ知らずのプレーは報われた」ですが

あのゴールは相手DFにぶつかられながらも
右アウトで蹴っている技ありゴールに見えましたが
スピードがないと褒めることもないんですかねw
それと”人知れずパスを散らしているのに、クリエイティビティに欠ける”? 
ちょっと意味が通じません

日本人なので日本サイトの翻訳記事しか読むことはできませんが
さすがにこの寸評は理解に苦しみますw
[ 2015/09/23 06:15 ] [ 編集 ]
この記事を書いた記者と2.5の寸評をした記者は別なんでしょうかね
[ 2015/09/23 06:24 ] [ 編集 ]
Re: タイトルなし
> この記事を書いた記者と2.5の寸評をした記者は別なんでしょうかね
別の記者です。
またこの記者が寸評を書く事もあります。
[ 2015/09/23 06:38 ] [ 編集 ]
いや記者が変わる事があるといっても
あの寸評はないですね
日本人を見下すレイシストか
もしくは試合を見ないで適当に書いたのかどちらかではないかとしか思えないです
[ 2015/09/23 07:11 ] [ 編集 ]
ルーアナッハリヒテンがどのような勤務体系になっているかは分かりませんが、普通に考えれば日本で言うデスクのような立場の人がいて、その人のゴーサインが出てるはずなんですよね
だから、その記事を書いた記者が同じであろうが別であろうが、あまり関係ないと思います
香川が悪いプレーをした時に批判するのは大いにされたら良いですが、前回はさすがに酷すぎて自分の中で信用がなくなってしまいました
今回の記事も、批判が絶えないから罪滅ぼし的に書いた記事のように見えてしまいます
[ 2015/09/23 07:50 ] [ 編集 ]
ドイツ人て黄色好きだよね。国旗の黄色は「名誉」とか「誇り・プライド」という意味らしい
郵便ポストも黄色なんだよね、ドイツって
[ 2015/09/23 08:36 ] [ 編集 ]
いつも現地の生の情報ありがとうございます
今日のドイツも楽しく読ませてもらってます
[ 2015/09/23 09:32 ] [ 編集 ]
日本のマスコミの人、明らかにここ見てますよね。つい最近、地元紙は低評価、みたいな釣り記事出てましたし。
[ 2015/09/23 10:38 ] [ 編集 ]
記事ありがとうございます!
一般紙での寸評の位置づけがよくわかりました。
本当に隅から隅まで目を通すような人しか見ない感じですね。
クラブに密着してるし、移籍情報でも信頼性があるので、どうして寸評が
こんなに的外れなのか、すごく不思議に思ってましたが納得です。
小さな新聞社だし、締め切りや力の入れ具合の関係で、どうしてもこういう
ケースが発生してしまうのでしょうね。
日本では、どの記事の、それこそ一般紙もスポーツ紙もタブロイド紙も
寸評や評価はどれも同じレベルのもので、それが全て、のように報道されますので、
見る側がどの程度のものか把握してみるのも大切ですね。
[ 2015/09/23 10:46 ] [ 編集 ]
すごい適当ぶりなんですね。なのに日本のマスコミはそれをありがたがって翻訳して記事にしてポエム記事作ってると思ったら爆笑した。
[ 2015/09/23 11:26 ] [ 編集 ]
メディアによるサッカー批評って、もっと大掛かりで慎重に行われてるものだと思ってました。
専門紙でなければそんな程度なんですね。
ビール片手にテレビ観て、録画を見返すこともなくパパッと採点してそうw
[ 2015/09/23 12:34 ] [ 編集 ]
ルーアはTwitterなんかでもドルトムントの練習の様子だったりをよく取り上げてますし、そういう意味ではかなり信頼できると思います。
あの寸評も記者の期待の裏返しと思いたいですね(笑)
[ 2015/09/23 14:42 ] [ 編集 ]
日○スポーツかな。そういやドルの食生活について特集してましたけど、
ここの記事の寄せ集めみたいでしたね。

なんかデジャブ感ある記事見たときは相変わらずだなー、と思いましたけど、適当採点とかビルトの東スポ並みの記事を日本ではドイツ誌はーとかでさも高級誌が語るみたいな扱いになるのがすごい。

香川がイングランドにいたときは、デイリーメール、ミラー、サンとかをイギリス誌はーと言ってた時代もありましたが。しかも日本人にはドイツ語よりハードル低い英語なのにあからさまに誤訳とか、現地で記者づらしてる日本人がとんちんかんな香川像を現地記者に答えて英語記事になったりとかすごかったのを思い出しました。しかも嘘情報をTwitterで英語で発信とかやらかすのがイングランド方面にいるのであの人から逃れられたのもドイツに行ってよかったことの一つでしょうね

英訳でさえめちゃくちゃだった日本のスポーツ誌がまともにドイツ語わかるとも
思えないし、まともな訳者雇えるはずもないので記事が正確すぎるのは胡散臭いので、管理人さんも対処はしたほうがいいかもしれません。イタリア方面を訳して転載されたブログ主さんも媒体名指しでキレてましたし。
[ 2015/09/23 16:33 ] [ 編集 ]
いつも読ませてもらっています
試合後すぐに選手評を出す所は雑になるのもしょうがないですね
Kickerは採点を出すのが遅いみたいですし
個人的に信頼してます
[ 2015/09/23 17:08 ] [ 編集 ]
>普通に考えれば日本で言うデスクのような立場の人がいて、その人のゴーサインが出てるはずなんですよね
>だから、その記事を書いた記者が同じであろうが別であろうが、あまり関係ないと思います

これには同感です。
日本のネットユーザーに多く見られる傾向として、ある新聞社の記事が面白くないと「これを書いた記者が悪いんだ」などと、
その原因・責任を個々の記者に向けるということがあります。
NYタイムズが日本批判をすると「またオオニシか」の大合唱になるのが、その典型です。
これはどういった心理によるものかというと、「あのNYタイムズが日本を批判しているんじゃないよ! 書いてるのはあくまでオオニシなんだよ!」という点を強調したいのです。
つまり、世界的に著名なメディアである、あのNYタイムズが、日本を批判しているという現実から、目を背けたいという心理です。
しかし、書いたのが誰であれ、それは「NYタイムズの記事」であることには変わりはないのです。



[ 2015/09/23 17:16 ] [ 編集 ]
日本でいうなら地方新聞に掲載されている映画評みたいな感じかなと思っています。
文化面の映画欄担当記者が試写で観て星付ける、みたいな。

デスクだって映画に特化して詳しいわけじゃないでしょうし、
映画評が載っていても、興味のない読者は完全スルーするでしょう。

映画専門誌だったり全国紙だったりしたら、著名な映画評論家やライターのクロスレビューありそうですけど、それだって好みが出ます。

ともあれ、新聞社ならば短評よりも内容のある記事やコラムに期待しています。

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>香川は少しお辞儀をし、“ごめんなさい。”という仕草をしたが、少し罪悪感を感じているかのようにも感じられた。
「ゴメン」と謝るとき、日本人はつい胸の前で手を合わせてしまいますが…それってドイツで通じるのかしら?
シャルケTVで、マイク向けられた内田選手がくしゃみをしてしまい、インタビュアーにそうやって謝っていて、
その姿が微笑ましくってつい笑っちちゃいました。

香川選手のことを「ちっこくて、いつも(手を合わせて)お辞儀していて、俊敏な選手で、人生を楽しんでいる」とソクラティスが言ってましたが、
練習などでミスをしたとき、香川選手は手を合わせて謝ってるのかな…。
[ 2015/09/23 17:30 ] [ 編集 ]
ルーアとしてはドルと密接だったとしても、記者の趣味嗜好まではどうしようも無いですね。
バイヤンや薬屋のファンだったとしても仕方ないw
[ 2015/09/23 17:31 ] [ 編集 ]
以前サカダイだったかで試合を見ずに仲間から試合経過聞いて適当な記事書いてる新聞記者がいるって書かれてたのを思い出しました
そういうものかもしれませんね
[ 2015/09/23 19:28 ] [ 編集 ]
>しかし、書いたのが誰であれ、それは「NYタイムズの記事」であることには変わりはないのです。


だから~、ルーアは小さな街の小さな新聞であり、世界に向けて発信してる意識が少ないことを察してあげなよ。


>普通に考えれば日本で言うデスクのような立場の人がいて、その人のゴーサインが出てるはずなんですよね
>だから、その記事を書いた記者が同じであろうが別であろうが、あまり関係ないと思います


「小さな街の小さな新聞」に大都市の常識を当てはめるのは、完全に押し付けでしょうが・・・。
言いたいことはわかりますが、それをルーアに求めちゃいかんでしょう。
悪いのは日本のマスコミが、さもドイツの有力な新聞のように報道して、この評価がドイツの一般的な評価のように何も知らない私達に情報を伝えてくることですよ。

私達は、そのドイツの新聞の詳しい事情を知らないのですから、日本のマスコミにはぜひ記事の冒頭に扱う新聞がどのレベルの新聞かを毎回表記した上で報道して欲しいくらいです。
まぁ、最悪、記事を書いてる日本の記者自体が、ドイツの詳しい事情を知らないというこもあり得るでしょうね。

本当にドイツの詳しい事情を説明してくれる管理人さんには感謝しかありません。
私たちの情報リテラシーにとってとても本当にとても役に立っております。
有難うございます。
[ 2015/09/23 21:06 ] [ 編集 ]
様々な情報が一瞬にして手に入れられる時代だからこそ受け手が賢くなる必要があるよね。
本当に腹立つ記事もあるけどここの記事のように良質の記事もある。それを見つけるのもまたファンの楽しみでもあるし。
[ 2015/09/23 21:35 ] [ 編集 ]
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