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《ブンデス裏話》怪我した選手の収入は?ノイアーの手は4.5億円!?


タイトルにもありますが、ドルトムントのギュンドガン選手はもう一年以上負傷で離脱していますが、収入はどうなっているのでしょうか?クラブが払っているのでしょうか?その辺の疑問に迫りたいと思います。




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選手が怪我した場合誰が給料を払うのか?

選手が怪我した場合は一般のドイツの会社と同じ様に、クラブ側は6週間までは給料を払います。

ドイツでは病欠が年間6週間と法律で定められており、6週間までは休んでも給料がもらえる仕組みになっているのです。病気になったらまず掛かり付けの医者の元に行かなければなりません。そうすると医者がその場で3日とか1週間とか診断書を書いてくれます。それをもらったら会社に電話すれば、それで病欠です。これは法律で定められているので、雇用者が無理矢理会社に出てこい!などと言う事もありません。あとは病気が治ったら診断書を提出するだけ。

そのようなドイツの法律にのっとってブンデスリーガにおいてもクラブは6週間までは給料を払わなくてはいけないのです。

でも、怪我が6週間で治るらない事は多いですよね。そうした場合は誰が払うのかというと、VBGと呼ばれる、いわゆる法律で定められた事故保険会社が給料を払います。これは最長で78週間まで支払いが認められており、最高でも月々6400ユーロと決められています。

6400ユーロというと80万円ぐらいでしょうか。普通に生活する分には十分ですが、サッカー選手の給料からすると遥かに少ないですね。

選手はこうした状況にどう対処してるのか?

こうした状況に対処するために多くのサッカー選手が個人で怪我に対する保険に入っています。こうした保険はたいていの場合において、選手が再びプレーできる様になるまで、お金を払ってくれます。例えばある保険会社では一日あたり1500ユーロまで支払いが認められていますが、それに対する掛け金は毎月2070ユーロです。

怪我になった時のために月々30万円近く保険をかける事になる訳ですね。


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全てのプロ選手がこうなのか?

中には例外もあり、バイエルンのアリエン・ロッベン選手などのスター選手は、怪我をしても6週間を超えて6ヶ月までクラブが払い続けるという契約をしています。

もし、もうプレーできなくなったら?

選手が2度とプレーできなくなるような場合に対して、クラブ側が保険をかけている場合もあり、レアル・マドリッドのロナルド選手の足それぞれには1300万ユーロずつの保険金がかけられているそうです。

これに対してバイエルン・キーパーのマニュエル・ノイアーの両手にバイエルンは約300万ユーロ(4,5億円)の保険金を掛けているようです。

ノイアーだったらもし手を故障してもフィールドプレイヤーとして成功しそうですが、ロナルドと比べると少ないですね。

どの位のプロ選手がもうプレーできなくなった時のための個人保険に加入してるのか?


約60パーセントの選手がこうした事態に備えて個人で保険に加入しており、2部リーグでは平均約100万ユーロ、1部リーグでは300万ユーロぐらいの保険に加入している様です。掛け金は年齢によっても変わってくる様で、例えば25歳の選手が300万ユーロ(約4億5000万円)の保険に加入した場合、年間で3万8000ユーロ(約500万円)の掛け金を支払います。
ただこれも、怪我の程度で支払われる金額が代わり、100パーセントと認められた場合生涯にわたって月々最高で5600ユーロ支払われますが、20パーセントしか認められなかったら、月々1120ユーロしか支払われません。

高級取りなのは一部のトップクラブだけですから、それを考えると結構な掛け金と言えますね。




大きいクラブの選手にとってはそれほど問題ではないかもしれませんが、一部の下位のチームや、2部チームの選手にとっては、かなり重大な問題ですね。




今回はブンデス裏話として、一つ書いてみました。参考にしたのはスポーツ・ビルトの特集記事です。数字はそのままにしてまとめました。

ドイツでは6週間の病欠が認められていますが、長期休暇も法律で6週間と決まっています。仕事は成果主義、効率主義なので、長く働く事が良いという考え方はほぼ存在しないといっても良いと思います。

ただボーナスはクリスマス前と休暇前に1ヶ月分位もらえるだけなので、日本と比べてずっと少ないです。


ツイッター
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[ 2014/09/29 06:09 ] ブンデス裏話 | TB(-) | CM(8)
お疲れ様です!
今回も勉強になりました
フォーラムも期待してます!
[ 2014/09/29 07:01 ] [ 編集 ]
ハイリスクハイリターンですからね。保険等は当然必要になるんですね。こういうことは代理人がやってくれるのかな。
今日も興味深い記事をありがとうございます!
フォーラム楽しみに待ってます。
[ 2014/09/29 07:56 ] [ 編集 ]
No title
初めまして。ドイツからの貴重な本場情報、本当に楽しく、有り難く読ませて頂いております。今回のことも全然知らない話でした。なるほど、そういうことなんですね。だとすると1年くらいプレーできない怪我の場合の生活は、保険があるとはいえ大変ですね。奥様の家計・貯蓄での手腕も大事になるんでしょうね。
ご無理されないよう、今後とも楽しみにさせて頂きますね。
[ 2014/09/29 09:55 ] [ 編集 ]
No title
お疲れ様です。なるほど、とても興味深い記事でした!
ドイツ国内に事故保険会社がどれぐらい存在しているのか分かりませんが、結構儲かりそうですね(笑)だって世界的なプレイヤーが多いから。イングランドのプレミアリーグでもそうなのかな?プレミアはプレミア自体がお金持ちだからまた何か違うのでしょうかね?何となく、他リーグや他のスポーツのことも気になってしまいました(笑)
フォーラムの記事も楽しみにしています!
[ 2014/09/29 16:01 ] [ 編集 ]
いつも面白い記事をありがとうございます。
怪我の場合、裏ではそのようになってるんですね!選手は大変だ…
ただ、ボーナスが1ヶ月分でもドイツは日本より遥かにまともな企業が多いと思います。。 日本はごく少数の富裕層と大多数の奴隷で成り立っていますから。
[ 2014/09/29 19:53 ] [ 編集 ]
No title
毎回楽しく読ませていただいています。
とても面白い記事の紹介をありがとうございました。
サッカー選手って若いのに高級取り。でも出て行くお金も大きいんだろうなと漠然とは思っていましたが、1つの例を知れて興味深かったです。
一般人とは保険の桁も違いますよね。

レフリーの方のお給料体制も気になってます。
ドイツ人のレフリーって皆背が高くて選手よりガタイいい人も多く、プロデッショナル!って感じなんですが、「本職は銀行員」とか「教師」とかってアナウンスがあります。これってレフリーだけでは食べていけないって事でしょうか。副業にするには体力も訓練もいる仕事ですし。まさかドイツリーグでギャラが安い!なんて事はありそうにないですし....謎です。
こんな周辺情報も紹介していただけると嬉しいです。
[ 2014/09/29 20:56 ] [ 編集 ]
No title
興味深く読ませて頂きました。
診断書が必要ってことは仮病は使えないですねw
保険料が高いのは、それだけ保険使ってる人、つまり怪我する人が多いんですね。厳しい世界だ。
ブンデスリーガからも選手の手当について援助があったりするのでしょうか。
[ 2014/09/29 22:51 ] [ 編集 ]
No title
記事、面白かったです!
[ 2014/09/29 23:03 ] [ 編集 ]
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