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ドイツのサッカー採点基準について

キッカーの採点について質問がありましたのでお答えします。

まずドイツの成績は学校や大学などで1~6で評価されるように統一されています。
以下、簡単にまとめますと。



1  とても良い     特別

2  良い  (優良)  全ての要求を満たす

3  満足のいくでき (良)  全ての条件をクリア

4  十分である (可) 足りない所もあるが全体的にみれば条件を満たしている。

5  欠けている    基礎知識はあり改善の余地はある。

6  全然足りない   基礎知識がなく改善するのも難しい。  




となっています。あくまで簡単にまとめたものです。

ドイツサッカー採点の6段階はこの採点方法からきています。


まず、最高点の1は本当に特別です。管理人もドイツに住んで10年近くになりますが、1.0というのは、ドイツ人の間で、“この子凄くできる子”という認識で共通しています。また学校では1から4が合格で、5,6は共に落第点となります。

ちなみにドイツには大学入試というのはありませんが、その代わりにアピトゥアとよばれる高校卒業試験があります。そのアピトゥアの全科目平均1.5で医学部や法学部に入れるといわれており、これはとても高いハードルです。


ですので、キッカーでも1.0は特別で、3得点くらいに絡むか、チームが大量得点で勝った時につきます。

逆に6.0もそんなにつきません。よっぽど試合で何もできなかったか、大量得点で敗れたかの試合につきます。

ブンデスリーガの選手の平均点はだいたい3.3~3.4ぐらいではないかと思います。

ちなみにシーズンを通した平均点が2点台の選手は10ぐらいだと思います(キーパーを除く)。


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【及第点について】


日本では3の採点がつくと及第点と表現されることが多いので考えてみました。


ドイツでは学校の成績が6段階で評価されていることは上にも書きましたが、正確に分けるならば1から4が合格、5,6が落第になります。5をもらってしまうと単位がもらえません。4はさすがにギリギリセーフな感じがありますが、合格は合格です。

及第点というのは本来合格に必要な点数、または合格ギリギリラインを表すので、及第点という言葉を使うのであれば4が妥当ではないかと考えます。

(※追記:実際学校では1,3、1,5などとより細かく分けられているので4だと本当にぎりぎりな感じがします。)

なんとなく3を及第点と報道する風潮がありますが、平均点以上を及第点と呼ぶのは厳し過ぎるかなと思います。ブンデスリーガでもキッカーのチームの選手の平均点が3を切っているのはバイエルンだけで、それも2・97です。3を及第点にしてしまうとバイエルン以外はみんな落第になってしまいます。


また、最下位のブレーメンの選手のキッカーの平均が3.96となります。4になると実際に2部リーガに降格する可能性がいよいよ現実的になる感じです。また全選手の平均点が3・31になっています。


平均以下ならプロとして合格点、及第点とは言えないな、という感情的な部分において3でも及第点と言う表現は理解できますが、以上のような理由からドイツの及第点はサッカーにおいても4が妥当ではないかと思います。(3を及第点と言ってしまうと日本人選手がやたらと活躍していないような印象になってしまいますね。)


なのでこのブログでは今後は実験的にタイトルで高評価と表記する場合は2~2.5、及第点と表記する場合は4としてみようと思います。3から3.5の場合は平均点といったところでしょうか。今後も工夫の余地がありますが、その辺を明確にしていくことで採点の比較もより楽しめるようになるのではないかと思った次第です。


追記:レヴィーアスポーツではさらに+や-といった表現をつかっていますが、2+なら1,7、2-なら2,3ぐらいだと考えてよいと思います。


【ドイツ地元紙の採点について】 


このブログでは地元紙からドルトムントの選手の寸評と採点を多く扱っていますが、地元紙の採点は厳しい時が多いです。
その理由の一つに、地元紙はキッカーやビルトの採点と違って相手チームの採点をしていない事が挙げられます。

なので勝っても内容が悪ければ4や5が付きます。キッカーやビルトなどは、負けたチームにさらに低い点を付けなければなりませんので、勝ったチームと負けたチームのバランスがある程度とれています。




[ 2014/10/06 18:21 ] 採点基準 | TB(-) | CM(7)
No title
評価の2/3が良い部類の評価なんですね。
このあたりも日本と違ってますね。面白い。
[ 2014/10/06 18:00 ] [ 編集 ]
No title
学校の基準と同じなんですね!
いつか誰かにこのネタを話します!
[ 2014/10/06 18:30 ] [ 編集 ]
No title
ドイツの大学を卒業しましたが、6は私の大学では見たことないですね。学校によるんでしょうね。
1~4の基準はおおむね同じです。1.0, 1.3, 1.7, 2.0, 2.3...と細分化はされていましたが。

学校と違ってサッカーの採点はわりとどうでも良いと思っています。
最も大事なのは監督とチームメートからの評価と信頼で、次いでスタジアムで選手を後押しするサポーターからの信頼(これが非常に高いとボールを持つだけでホームスタジアムはとんでもない空気になりますし、低いとミスのたびにため息がスタジアムに広がり、あまりに悪いと野次られる選手もいる)、最後に良かったら一応損はしないかな、というのが新聞の評価、と思っています。
[ 2014/10/06 18:41 ] [ 編集 ]
No title
5でも10でもない、6という数字がとても中途半端に感じますが、
何か歴史的経緯があるんでしょうか?

キッカーは実質2~5の間でも、0.5単位なので、
2, 2.5, 3, 3.5, 4, 4.5, 5の7段階の採点ができますが、
ビルトは1単位なので、1~6まで範囲広げないと採点が
大雑把になりすぎるんじゃないですかね。
それでも6段階ですから、キッカーよりも粗いですが。
[ 2014/10/07 04:37 ] [ 編集 ]
No title
6は完全数であり 約数が1と2と3
1+2+3=6 1×2×3=6
ていう、なんちゅうか論理的に潔癖な人が
5や10より優れてると決定したんだろうなと思う

実際2でも3でも割れるのは便利だし
丸いケーキを6分するのも(5分よりは)簡単だし
先入観を取り払えば6や12は“使える数字”なんだろう、たぶん。
[ 2014/10/07 13:47 ] [ 編集 ]
No title
なるほど凄い参考になりました。
ビルトはまああれですけどw
キッカーは今まで3で普通だと思ってたので、ビルトとの比較で厳しすぎるんじゃないのかと勘違いしてました。
[ 2014/10/07 14:58 ] [ 編集 ]
No title
レヴィーア・スポーツの + , - の関係はどうなのだろう?

1 が最高なので 「 - > 符号なし > + 」と思うけど、
「 符号なし > - > + 」とも考えられる ・・・ 気になります。
[ 2015/06/10 01:15 ] [ 編集 ]
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