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《ドイツの反応》 香川、内田、岡崎!! ドイツ専門誌が日本人特集!!②

お待たせ致しました。

続きを訳したので早速紹介します。

今日はトーマス・クロートやリトバルスキーなどのコメントも載っており、いくつか興味深い話もありました。

前回の記事はこちらです。




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マインツだろうがドルトムントだろうがシャルケだろうが:

半ダースの日本人記者が、この日本人選手たちのために特別にブンデスリーガに派遣されトレーニングにも同行している。

トーマス・クロートは代理人として多くの日本人選手と契約しており、こう説明する。

“時にはチームから特定のポジションで誰かいないか聞かれますし、時にはこちらから勧める事もあります。”

こうした背景には、確かに新しい市場を開拓するという考えがある。しかしながらより重要なのは、選手がそのチームをスポーツ面で前進させるという事だ。

クロート自身がかつてケルンにおいて日本人と共にプレーしていた。奥寺康彦である。

この左サイドバックは、1977年から1981年までFCケルンでプレーし、1980/81年にはヘルタへローン移籍。その後1986年までウェルダー・ブレーメンでプレーした。

現在では横浜FCのボスを勤める奥寺は語る。

“勿論今でも僕は多くのドイツ人の記憶に残っているだろうね。最初の日本人だったから。だけどそれよりもこんなにも多くの日本人がブンデスリーガ行きを果たした事の方が誇らしいよ”

しかしながら日本人が再び現れるまでは少し時間がかかった。高原(35)は2003年にはブンデスリーガで唯一の選手だった。彼は当時を思い出してこう語る。


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“僕は当時まるで小さな異国人の様でした”

高原は当時チャンスキラーと見られていた。(訳注:Chancentod.直訳するとチャンスが死んでいる。ゴールをよく外す選手がこう呼ばれる)今日では彼は日本の3部リーグのFC相模原でプレーしている。

2010年には香川がより大きな成功を収めた。最初はドルトムントを、そしてその後はブンデスリーガを制圧したのだ。

他の選手はあなたの影響でドイツに来たのかという質問に対して香川は笑いながら“そうかも知れませんが、それはどうでも良い事です。こんなに多くの日本人がドイツでプレーしているという事が素晴らしいんです”と語る。

トーマス・クロートはなぜ日本人かそんなに良く受けるか説明する。

“彼らはドイツを通過点とは考えていないんですよ。例えば90年代に多くのブラジル人がしていた様に。ブラジル人達は中期的にイタリアやスペインでプレーしたがっていました。日本人はこうした外国人部隊とは全く反対で、彼らは自分たちの仕事のために生きている、そしてドイツを自分の家の様に感じ、深く関わろうとするのです。”(訳注:外国人選手を部隊に例えている。)

例えば、以前ボーフムに在籍していた小野伸二は最初の頃いつもトレーニングに遅れて来ていたのだが、それは彼の同僚の顔と名前を控え室で覚えようとしていたためだった。

こうした事をファンや責任のある立場の人は、選手がその土地に根ざすということと同じくらい評価するのだ。

岡崎はこう語る。

“僕たち日本人は、“ありがとう”と言ったり、“すみません”と言う事にすごく重きを置く民族なんです。だからといって卑屈というわけではありませんし、それは間違った表現です。相手に対して自分を一段階低く見るというのは日本の文化なんです。”

“それに僕はフィールド場ではいつも礼儀正しくある様に心がけています。ファールしたら直ぐに謝りますよ。”

と、続ける。そしてそれらの受けは良いようだ。

日本人がドイツで少し囲まれるような事があれば、それは日本ではポップスターののような扱いを受けることを意味する。

そうした扱いを最も受けているのが香川内田そして長谷部である(30)。

この日本代表のキャプテンは2009年にヴォルフスブルクでのドイチェマイスターになり(訳注:リーグ優勝者)社会的な貢献においても有名である。

ワールドカップ・チャンピオンのリトバルスキーは、現在ヴォルフスブルクのスカウトのボスであるが、1993年から97年までJリーグでプレーした。

その彼がこう語る。

“私がかつて長谷部誠とリハビリセンターで会ったとき、私は相当なショックを受けましたよ。そこに入るまでに1時間もかかったんですよ。その周囲は完全に鍵がかけられており、中に入るのに特別なパスが必要だったんです”

このレベルには岡崎でさえまだ達していない。しかし岡崎はこう語る。

“内田と長谷部は独身だし見た目も良いですから。僕が内田の顔だったらもっと新聞の見出しになるでしょうね”



以上です。

トーマス・クロートがケルンで奥寺選手の同僚だったというのは知りませんでした。そこが日本に来るきっかけになっているのでしょうか。

ブラジル人のエピソードは興味深かったですね。やっぱりこの様に通過点と見るような姿勢でいると、その国の人々との信頼関係を築くのは難しいですね。

管理人も全く違う分野ではありますが、外国人としてドイツで生活していますので簡単には行かない事は多くありました。それでも日本人で良かったと思う事がよくあります。今までの日本人達の行いで勝ち取った信頼という物はドイツでもやはり大きいです。

サッカーにおいて、今の日本人選手達がこのようにして信頼を築いた事は、必ず未来につながると思いますし、サッカー選手だけでなく、将来ドイツに来る日本人にとってもプラスになると感じています。

ツイッター https://twitter.com/ichliebefussbal
[ 2014/10/07 19:49 ] ブンデス日本人特集 | TB(-) | CM(17)
No title
いつも翻訳ありがとうございます。
丁寧な翻訳で楽しいです。

キッカーで本田選手が特集された記事を取り上げていただけたら嬉しいです。
[ 2014/10/07 20:20 ] [ 編集 ]
なんて清々しい読後感!
頑張る選手達、管理人様!
僕ももう少しだけ胸を張りますね!
[ 2014/10/07 20:30 ] [ 編集 ]
いつも楽しく拝見してます!丁寧な翻訳なのは勿論、今回は管理人様のコメントも素晴らしく素敵だったので思わずコメントしてしまいました。これからも無理のない範囲で頑張っていただけたら嬉しいです!
[ 2014/10/07 21:27 ] [ 編集 ]
No title
クロートだけじゃなく、リトバルスキーもケルン時代に奥寺氏のチームメイトですよ。
で、リトバルスキーが日本に移籍する際にその代理人をクロート氏が勤めてる。
奥寺氏以降、高原まで随分時間がかかったけど、実はつながってるんだな。
(もちろん、高原の代理人はクロート氏)
[ 2014/10/07 21:27 ] [ 編集 ]
岡崎選手が自分を一段低く置く文化なだけで卑屈なわけではないと明言してくれたのが個人的に妙に嬉しかったです。
というのも、大昔カルガリーオリンピックでフィギュアスケートの伊藤みどり選手が転倒して国民向けに謝ったというので世界的に話題になっていたのをNHKが取り上げたとき、東京の街頭インタビューに答えた西ドイツ(!)出身の女性が「日本人は卑屈の国民だと思います!」と言い切ったのが子供心にショックだったのを今でもよく覚えているので。ああ時代も変わったなぁという感慨がありますね。
毎日楽しみに拝読しています。ひどい長文お許しください。
[ 2014/10/07 21:34 ] [ 編集 ]
No title
>僕たち日本人は、“ありがとう”と言ったり、“すみません”と言う事にすごく重きを置く民族なんです。だからといって卑屈というわけではありませんし、それは間違った表現です。

ザキオカさんのこのコメント本当に素晴らしい。
まさに日本人の心を正しく伝えてくれている。

リトバルスキーのコメントはファンがうようよいたことを表現してるのかな?
[ 2014/10/07 21:50 ] [ 編集 ]
No title
内田と長谷部と岡崎の新聞の見出し度はそんなに変わらないと思う
ブンデス2連覇してマンU にいた香川だけ、やはり違う。
[ 2014/10/07 21:55 ] [ 編集 ]
ありがとうございます
岡崎の「僕が内田の顔〜」のくだりのニュアンスがやっと
しっくる来る記事に出会えました!素晴らしい!
日本人選手がドイツで好かれる理由に、いつも機嫌が良いという
点が入っているのも感心しました
[ 2014/10/07 22:04 ] [ 編集 ]
No title
外国に行くというのはそれだけで日本人という看板背負っているわけで、ましてや有名人ともなるとその行動言動がすぐに世界中に拡がるし大変だな
でも日本人選手達は素晴らしいな
[ 2014/10/07 22:17 ] [ 編集 ]
毎度楽しみにしてます。今回も非常に良い記事ありがとございます。
岡ちゃん、良くぞ言ってくれた!大袈裟かもしれませんが、一日本人として、今海外でサッカー生活を送っている日本人選手達は本当に誇りです。
[ 2014/10/07 22:32 ] [ 編集 ]
確か香川をクロートに薦めたのは高原だったような
奥寺から香川まで繋がってるんだな
[ 2014/10/07 23:25 ] [ 編集 ]
クロートさんと奥寺さんのご縁からなのですね。高原選手のときも代理人をされたと前の方のコメントで知り驚きました。

その高原選手は黄金世代のエースストライカーで、ドイツでも点取り屋として報道されたこともあったと記憶しています。
そこは一言言いたくなりました。
[ 2014/10/07 23:56 ] [ 編集 ]
翻訳ありがとうございます
自分も高校生の時にたった1年だけアメリカに留学してた事があります。毎日寂しくて仲の良かった姉の彼氏にメールしまくってたら、姉に「ヤメロ!!」と言われたのを思い出しました。あ、ちなみに自分男です。
”相手に対して自分を一段階低く見る”こういう風に説明すれば良かったんですね。「日本人はすぐ頭を下げる」と言われた時「日本人は礼儀正しいんだよ!」としか返せなかった自分が悔やまれます。もう10年くらい前の話ですがね。
異国での生活って想像以上にハードですよね・・・。管理人さんは楽しんでるようで何より。
[ 2014/10/08 00:19 ] [ 編集 ]
No title
シロートの俺もブンデスには日本選手を推薦する。
[ 2014/10/08 07:01 ] [ 編集 ]
No title
お疲れ様です。毎回楽しくブログ拝見しております!
今回の翻訳も本当に感慨深いものでした。
海外で仕事&生活するというのは日本しかしらない日本人からは想像もつかいほど大変なことだと思います。
ドイツで頑張る管理人様も、ドイツ生活を楽しんでいてくれたらと思います!(笑)
また楽しい記事の紹介を待ってま~すv
[ 2014/10/08 09:08 ] [ 編集 ]
No title
いつも素晴らしい翻訳ありがとうございます。
加えてドイツ在住ならではの管理人さんのコメントも素晴らしく、毎回楽しみに拝読しております。
ご無理のないようお願いいたします。
[ 2014/10/09 15:12 ] [ 編集 ]
No title
ドイツでは無いですが、私も海外在住です。
日本人が勝ち取った評価という部分、とても同感です。
日本人というだけである程度信用してもらえる、でもそれは、私の評価では無いということをいつも意識して、この評判を落とさない様に礼儀正しくいたいと思っています。
いつも有難うございます。
[ 2014/10/11 18:25 ] [ 編集 ]
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